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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
国内実習 【②】/Domestic Fieldwork
授業コード
/Class Code
BA01911002
ナンバリングコード
/Numbering Code
SDMf015
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期集中/AUTUMN INTENSIVE
曜日・時限
/Day, Period
他/OTHERS
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
諏訪 清二/SUWA SEIZI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
諏訪 清二/SUWA SEIZI 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
学内では講義とワークショップ、実習、発表などを組み合わせた授業を行う。
3泊4日の高知県での視察、実習を含む。

連絡方法
seijisuwa@yahoo.co.jp
授業の目的
/Class Purpose
・ 本科目は社会防災学科ディプロマポリシー3(主体性を持って多用な人々と共同して学ぶ態度)に関連している。
・ 防災において先進的な地方自治体や教育委員会、学校は様々な防災管理、防災教育を実施している。そういった、国内でも最先端の防災管理・防災教育にとりくむ現場を実際に見て学ぶ。
・ 小学校などで防災教育の授業を実施する機会を得て、学生が防災教育の実践を通してより良い防災教育の在り方を考え、教材開発などにとりくむ。
担当教員は、兵庫県立舞子高等学校環境防災科で長く防災教育を実践してきた。現在も、高知県など多くの地域、学校等で防災教育を広めるとりくみを進めている。本実習は、そのネットワークを使って行うものである。
到 達 目 標
/Class Objectives
・ 学生一人一人の防災意識が向上する。
・ 主体的にとりくむ姿勢が獲得・形成される。
授業のキーワード
/Keywords
・ 災害と防災に主体的に向き合う
・ 具体的な行動を起こす
授業の進め方
/Method of Instruction
・ 事前研修では、防災管理と防災教育の基礎についての講義、防災管理の課題を考えるワークショップ、実際に防災教育を実施するための教材・教授法の準備を進める。
・ 現地研修では、近い将来、発生が予測されている南海トラフ巨大地震と津波、山間部での土砂災害などの対策を積極的にすすめている高知県西部の市町で防災管理の現場を実際に視察し、自ら課題を設定して解決を図る。また、防災教育の実施者としての機会を得て、防災教育の準備、実践、総括を経て、防災教育の指導法、教材の開発などにとりくむ。
・ 事後学習では、現地での活動を総括し相互評価するとともに、具体的な成果物を作成して発表する
履修するにあたって
/Instruction to Students
2泊3日での学外実習を実施する。なお、履修者は15名を定員とする。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
文献、インターネット等で実習先について事前学習すること。
防災教育の方法について、事例を探しておくこと。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
実習全体についての総括レポートの提出を求めます。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
総括レポート40%、キャンパスでの講義、実習への参加度30%、現地実習への参加度30%
テキスト
/Required Texts
指定しない。
参考図書
/Reference Books
「防災教育の不思議な力」岩波書店
「防災教育のテッパン」 株式会社明石スクールユニフォームカンパニー
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 ガイダンスと防災管理・防災教育の基礎 国内実習全体のスケジュール、学習内容の説明を理解する。
「防災管理・防災教育」の基礎的な知識を学ぶ。
2 2 日本の災害と防災 日本の災害の歴史、防災対策などを学び、将来の災害にどう備えるべきかをワークショップを通して考える。
3 3 これからの防災管理と防災教育 ワークショップで考えた防災管理・防災教育を発表し、相互評価する。
4 4 高知県の防災対策 高知県西部の市町で行われている防災対策についての講義を通して「防災管理」を学ぶ。
ワークショップを通して、課題とその解決策を考える。
5 5 防災対策の提案 ワークショップで考えた高知県の防災管理・防災対策を発表し、相互評価する。
6 6 高知県の防災教育 高知県西部の市町で行われている防災教育の実践を学ぶ。
7 7 防災教育教材の開発と授業設計 ① 現地研修で行う防災教育の授業案を作成する。
8 8 防災教育教材の開発と授業設計 ② 現地研修で行う防災教育の教材を準備する。
9 9 防災教育実践練習 現地研修で行う防災教育授業の模擬授業を通して内容、方法をブラッシュアップする。
10 10 現地研修
四万十町の津波防災対策視察
四万十町の津波襲来地域で、避難タワーや避難経路、避難場所などを視察し、街を挙げての津波防災対策を学ぶ。
11 11 現地研修
 四万十町の小学校での防災教育実習
四万十町の小学校で各学年への防災教育を実施する。教職員と意見交換を行う。
12 12 現地研修
黒潮町にある中学校での防災教育の視察
県立高校での防災管理・防災教育のワークショップ
黒潮町の中学校で防災教育のとりくみを聞き、避難経路を実際に歩いて、防災対策を学ぶ。
県立高校で防災を学ぶ高校生と意見交換、ワークショップを行う。
13 13 現地研修
 四万十市の小学校での防災教育実習
四万十町の小学校で各学年への防災教育を実施する。教職員と意見交換を行う。
14 14 事後研修 ① 実習を通して設定した課題とその解決策、学んだことなどを発表し、相互評価する。
15 15 事後研修 ② 総括を行う。

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