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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
災害医療論/Command Systems and Team Management for Disaster Relief
授業コード
/Class Code
BA01602001
ナンバリングコード
/Numbering Code
SDMe004
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水1(前期)/WED1(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中田 敬司/NAKATA KEIZI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中田 敬司/NAKATA KEIZI 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management
授業の方法
/Class Format
基本的には講義・演習(対面)を実施します。状況によってオンライン、資料配布(オンラインの IDおよびパスワードはmanabaに掲載)の場合もあります。
連絡先 keiji-n@css.kobegakuin.ac.jp
特別警報(すべての特別警報)または暴風発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目取扱いについて→通常授業時の取扱いと同様に、休講とします。いつでも避難ができるよう準備してください。状況によっては休講にせずオンラインで授業する場合もあります。zoomID他、manabaでも案内します。 
授業の目的
/Class Purpose
   この科目は社会防災学科ディプロマポリシー2(思考力・判断力・表現力等の能力)に関連する。自然災害・人為的災害・複合災害等についての理解を深め大規模災害時の効果的医療活動のあり方について海外での災害医療援助活動を視野に入れながら考えることができるようになるため以下のことを目標に授業を実施する。あわせて組織論・リーダーシップ・チームワーク・マネジメント・ロジスティクス等もふくめ 講義のみならずシミュレーション設定やグループディスカッション・発表・解説といったスタイルで進める。教官は経験に基づき実際の災害医療現場について指導する。国際災害医療援助を含め災害医療体制づくりに必要な基礎的知識と医療活動に必要な判断力・行動力・協調性・積極性等をグループワークを活用した授業を実施する。
 なおこの授業の担当者は15年以上災害医療分野に関わった実務経験のある教員である。また、実践的教育から構成される科目である。よって実際の現場事例の提示が可能でよりわかりやすい授業としたい。 
 
到 達 目 標
/Class Objectives
1 災害とは何か、その定義や基本的考え方、及び3つの種類について理解できる。
2 災害の種類やタイプについて具体的にどのようなものがあるか理解できる。
3 大規模災害時における効果的医療支援の在り方について考えることができる。
4 トリアージについて、そのカテゴリー及び一次・二次トリアージ方法について理解できる。
5 組織論について、組織の定義・成立の3要素・TMI理論・組織目標達成要件を理解し、活用ができる。
6 ロジスティクス(輸送・調達・通信・記録・情報収集・伝達等)の重要性について理解できる。
7 国際災害支援の特殊性について<亜急性期からの活動の特徴を理解でき、その対応を考えることができる。
8 NGOや政府医療チーム・DMATメンバーとして災害現場に赴いて頑張りたいと意識できる。 
授業のキーワード
/Keywords
国際災害、災害医療、トリアージ、ロジスティクス、PTSD 
授業の進め方
/Method of Instruction
講義とともに少人数のグループワークも取り入れます。 
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業への積極的参加姿勢を望むとともに実習ではリーダーシップ、メンバーシップを発揮して欲しい。 
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
3回の授業に一回程度で小テストを実施し理解度を確認するとともに,各回の授業終了の際、予習箇所について明示する。事前および事後学習にそれぞれ1時間 

提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポートの提出およびレポート内容について授業の中でフィードバックする。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
課題レポート70%、プレゼンテーション30% 
テキスト
/Required Texts
随時紹介
参考図書
/Reference Books
災害医学 改訂2版 南山堂 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス  講義目的と講義の進め方・評価基準 
2 第2回 災害とは  災害の定義・災害医療総論・リーダー決めとグループづくり 
3 第3回 災害医療総論  災害サイクルについて 
4 第4回 災害時の生活環境と医療活動・ニーズ  災害発生時の生活環境・避難所の問題と対応・医療ニーズの変化 
5 第5回 トリアージの基礎知識  トリアージの基礎知識とトリアージ実習 
6 第6回 災害時の精神保健 災害時特有の精神疾患について・事例とその対応(国際災害時の対応)
7 第7回 国際災害医療活動における安全管理  安全管理の重要性と危機管理対策・シミュレーション(実習) 
8 第8回 災害医療のロジスティクス概論   国際災害医療活動のロジスティクス・シミュレーション(実習) 
9 第9回 国際災害医療活動の実際  国際災害活動の事例報告と検討
10 第10回 国内災害における援助活動 国内災害の状況とその対応について 
11 第11回 DMATの活動 DMATの意義と活動及び研修について 
12 第12回 緊急援助チームの組織論① チームビルディング
13 第13回 緊急援助チームの組織論② リーダーシップ論 
14 第14回 ケーススタディ  総合シミュレーション 
15 第15回 学んだ内容の整理と確認 学んだ内容の整理と確認  

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