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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
防災教材作成論/Studies in teaching materials of Disaster Prevention
授業コード
/Class Code
BA01502001
ナンバリングコード
/Numbering Code
SDMe024
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火2(前期)/TUE2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
舩木 伸江/FUNAKI NOBUE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
舩木 伸江/FUNAKI NOBUE 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management
授業の方法
/Class Format
講義 演習
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、社会防災学科のディプロマポリシー1(知識・技能)、2(思考力・判断力・表現力等の能力)に関連する。

防災教育副読本、DVD、防災かるた、紙芝居、絵本、カードゲーム、すごろくなど、防災を教えるための様々な教材がある。これらはどのような目的で作成されたのか、またどのようなことを伝えるのに適しているのか、本講義ではまずさまざまな防災教育の教材を調査し、教材の仕組みを理解する。そして、自分たちで伝えたい内容を伝える方法(防災教育教材)を作成するプロセスからさらに教材についての理解を深めていく。

なお、この授業の担当者は、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターの資料室で実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から防災について理解を深めていく。
到 達 目 標
/Class Objectives
様々な防災教育の特性を理解し、オリジナルの防災教育教材を作成する力をつける。

1.防災教育の特性を理解する(知識)
2.既存の防災教育教材について学び、それぞれの利点を知る(知識)
3.既存の教材に足りない部分を補うオリジナルの教材を作成し、相互に実践しあう(技能)
授業のキーワード
/Keywords
授業の進め方
/Method of Instruction
授業は講義、ワークショップ形式で進めていく。 
履修するにあたって
/Instruction to Students
防災教育学Ⅰ、防災教育学Ⅱを受講していることが望ましい
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前に講義のテーマとなる内容について図書や雑誌、メディアなどを通じて情報収集して授業に臨んでください。授業後は、授業の内容を整理して、理解が不十分であると感じた事項は、教員に質問するなどしてください。なお、予習には1時間の学修を要する。  
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各自が作成したレポート等
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
100%レポート課題による
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 授業ガイダンス 本講座の概要と進め方 
2 第2回 様々な防災教育の教材(副読本) 防災教育の主な教材について理解し、特に教育委員会が作成する防災教育副読本ついて学ぶ。
3 第3回 様々な防災教育教材(ゲーム) すごろく、かるたなどの教材の特性やどのような内容を伝えることに適している教材化を理解する。
4 第4回 様々な防災教育教材(クイズ)  防災の授業では導入にクイズが取り入れたりする。しかし、シチュエーション次第で対応行動が異なる(答えが異なる)防災ではクイズを作成するのは難しい。クイズ問題の作成方法やポイントの置き方を理解する。
5 第5回 様々な防災教育教材(クロスロード) 災害時のジレンマをもとにしたクロスロードの質問は、表現を少し変えるだけでジレンマにならないこともある。既存の問題をもとに、どうしてジレンマとして各自が考えるのか問題の仕組みを理解する。
6 第6回 防災教育の手法  学んだ教材の内容と方法論を整理し、テーマに適した教育法への理解を深める。
7 第7回 教材作成を通じて学ぶ① 教材を作るプロセスや実践を通じて防災教育の方法論の理解を深める。実際に、グループでオリジナルの方法論を用いた防災教育教材を考える。 
8 第8回 教材作成を通じて学ぶ② 教材を作るプロセスや実践を通じて防災教育の方法論の理解を深める。実際に、グループでオリジナルの方法論を用いた防災教育教材を考える。  
9 第9回 地域で活用される教材 地域で行われている防災のイベントでどのような形で教材が取り入れられているかを学び、作成教材のアイディアに活かす。
10 第10回 学校で活用される教材 学校教育の中で防災教育教材がどのように授業に取り入れられているかを学び、作成教材のアイディアに活かす。
11 第11回 指導 ① 作成した教材を、互いに発表しあうと共に、指導教員だけでなく地域や学校現場で防災教育に携わる人などから、現場で活用しやすい方法についてアドバイスを受ける。 
12 第12回 指導② 作成した教材を、互いに発表しあうと共に、指導教員だけでなく地域や学校現場で防災教育に携わる人などから、現場で活用しやすい方法についてアドバイスを受ける。
13 第13回 改訂  アドバイスを受けた点を改善し、教材の構成を検討しなおす。 
14 第14回 改訂 アドバイスを受けた点を改善し、教材の構成を検討しなおす。
15 第15回 作成した教材の実践 作成した教材を相互に紹介しあい体験をし、最終版をレポートとしてまとめ完成品する。

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