基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	社会防災調査法基礎／Basics of Societal Disaster Prevention Survey　Method
授業コード ／Class Code	BA01391001
ナンバリングコード ／Numbering Code	SDMe003
開講キャンパス ／Campus	ﾎﾟｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ
開講所属 ／Course	現代社会学部／Contemporary Social Studies
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	火3(前期)／TUE3(SPR.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	伊藤　亜都子／ITOU ATSUKO
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
伊藤　亜都子／ITOU ATSUKO	社会防災学科／Social Studies of Disaster Management

授業の方法 ／Class Format	対面
授業の目的 ／Class Purpose	この科目は、社会防災学科ディプロマポリシー１（知識・技能）、２（思考力・判断力・表現力等の能力）に関連する。 基本的な社会調査の基礎的な知識を身につけるとともに、防災の視点から地域に目を向けられるようにする。また、社会調査の倫理や責任についても理解できるようにする。実践的教育から構成される授業科目である。
到　達　目　標 ／Class Objectives	調査法の基礎的な用語と方法を理解し、調査報告書を読むことができ、今後の研究で調査を行う場合の基礎力を身につける。
授業のキーワード ／Keywords	社会調査、ヒアリング、アンケート調査、フィールドワーク、防災
授業の進め方 ／Method of Instruction	対面授業にて、講義やグループワークをとりまぜながら進める。調査法について学び、複数回の課題を提出する。 連絡先itoa@css.kobegakuin.ac.jp
履修するにあたって ／Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	複数回のグループワークと発表を行うが、発表準備が間に合わないときは授業時間外の取り組みが必要である。　 各自、授業の予習復習(各1時間程度）を行う。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	講義終了後にミニレポートを実施する。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	毎授業内の小レポートと授業態度（45％）、授業内のグループ報告（15％）、授業内の小テスト（25％）、学期末課題レポート（15％）。
テキスト ／Required Texts	特になし。
参考図書 ／Reference Books

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	ガイダンス	講義全体の流れ、課題について。社会調査の意義と目的。
2	第2回	社会調査の概要。	社会調査の種類。調査に取り組み姿勢について。
3	第3回	量的調査（１）	量的調査とは。サンプリングについて。アンケート調査の読み方。
4	第４回	量的調査（２）	防災意識に関するアンケートを読む。
5	第5回	質的調査（１）	質的調査とは何か。質的データの収集、分析。質的調査と量的調査の関係。
6	第6回	質的調査（２）	フィールドワーク、参与観察,ヒアリングについて。
7	第7回	質的調査（３）	ヒアリング調査を行い、内容をまとめる。
8	第8回	調査の企画設計（１）	何を明らかにするために、どのような調査方法を用いて何を調べるかについて検討する。
9	第9回	調査の企画設計（２）	調査での質問内容、アンケート表などを作成する。
10	第10回	調査の責任と倫理について	調査対象者へのマナー、責任、信頼関係について考える。調査依頼文を作成してみる。
11	第11回	調査票調査の実施	調査票を配布してアンケート調査を実施し、回収、集計する。
12	第12回	調査票調査をまとめる	調査票調査の結果をまとめ、調査報告を行う。
13	第13回	地域を調べる（１）	ポートアイランド内を歩き、防災マップを作成する。
14	第14回	地域を調べる（２）	作成した防災マップを発表し、防災マップづくりの効果、注意点などについてまとめる。
15	第15回	ふりかえり	これまでの講義内容について講義形式で全体的にまとめ、ふりかえりの課題を提出する。