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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
海外実習Ⅰ 【①】/Overseas Fieldwork I
授業コード
/Class Code
BA01361001
ナンバリングコード
/Numbering Code
SDMf007
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期集中/AUTUMN INTENSIVE
曜日・時限
/Day, Period
他/OTHERS
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
江田 英里香/EDA ERIKA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
江田 英里香/EDA ERIKA 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management
木村 佐枝子/KIMURA SAEKO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
事前・事後研修は対面で行います。
事前の調べ学習やグループワークを通して、フィールドワークでの学びを高めます。
また、海外実習においては、インタビューやアンケートを行います。
授業の目的
/Class Purpose
開発途上国であるカンボジアは、近年著しい経済発展を遂げている。そのカンボジアの社会、経済、文化、教育について現地の状況から学びを深める。

国際協力の視点から、カンボジアで支援を行っているODAおよびNGOの国際協力の現状について学び、内発的発展の視点から、カンボジア独自の経済発展の在り方や、ソーシャルビジネスなどについて学ぶ。

事前研修では、カンボジアの基礎知識を身につけるため、書籍・データ等からカンボジアについて事前に調べ学習を行い、カンボジアの研修においては、カンボジアの魅力を自ら掘り出し、PRできる素材を探す。帰国後の事後研修においては、調査結果にもとづく研究発表を行い報告書を作成する。研修では、写真や映像ではわからない現地の状況を肌で感じ、体験し、各個人が今後国際社会の中でどのような役割を果たすことができるか理解を深める。 

本科目は社会防災学科ディプロマポリシー3(主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度)に関連する。なお、本科目は実務経験のある教員であること、実践的教育から構成される授業科目である。
到 達 目 標
/Class Objectives
1、開発途上国の現状と国際協力に関する体験知を身につけることができる。(知識)
2、海外での調査や報告書の作成を通じて、企画力、実行力、考察力、プレエンターション能力を身につけることができる。(態度・習慣、技能) 
授業のキーワード
/Keywords
国際協力、NGO、カンボジア、開発途上国
授業の進め方
/Method of Instruction
講義とワークショップ、体験学習、プレゼンテーション 
履修するにあたって
/Instruction to Students
実習先:カンボジア 
日程:2023年8月~9月上旬 7泊8日程度
費用:20万円前後+旅行保険+ビザ申請料
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前・事後学習各1時間程度 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
事後レポート
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
事前研修(PPT発表、現地での活動準備等)30%
授業の受講態度及び実習先での活動・取組姿勢、積極的貢献40%、
事後研修(PPT発表、報告書)30% 
テキスト
/Required Texts
特になし
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 授業の内容と進め方の説明、自己紹介など 
2 第2回 事前研修(カンボジアについて) カンボジアの文化、歴史について理解する
3 第3回 事前研修(カンボジアの教育について) カンボジアの現状と歴史背景に基づいた教育の現状と課題について理解する 
4 第4回 事前研修(カンボジアの社会について) カンボジアの政治と経済、文化、社会情勢について理解を深める 
5 第5回 事前研修(カンボジアの歴史について) カンボジアの貧困問題が教育に及ぼす影響について理解する。特に、ポルポト政権時代からの教育復興と現状について理解を深める。
6 第6回 実習先での研究テーマの検討① 現地の大学生や住民などに調査をするテーマを設定し、調査方法を決める。
7 第7回 実習先での研究テーマの検討② アンケート、インタビューなどによる調査の質問項目を決定し、調査用紙等を作成する(英語もしくはクメール語への翻訳) 
8 第8回 ODAに関する研修① 日本のODAを通じて行われた支援先を見学し、経緯や現状と課題を学ぶ。
9 第9回 ODAに関する研修② 日本のODAを通じて行われた支援先に行き、現地の人たちから話を伺い、理解を深める。 
10 第10回 ODAに関する研修③ 日本のODAを通じて行われた支援先に行き、現地の人たちがどのように考えているかを理解する。  
11 第11回 NGOに関する研修① カンボジアの首都プノンペンで活動を行うNGO(日本の団体)を訪問し、活動内容を学ぶ。
12 第12回 NGOに関する研修② カンボジアの首都プノンペンで活動を行うNGO(日本の団体)を訪問し、現場が抱える課題への理解を深める。
13 第13回 NGOでの実践研修ープノンペン① カンボジアの首都プノンペンで活動を行うNGO(海外の団体)を訪問し、自分たちができる活動を実践する。 
14 第14回 NGOでの実践研修ープノンペン② カンボジアの首都プノンペンで活動を行うNGO(海外の団体)を訪問し、自分たちができる活動を実践する。 
15 第15回 NGOでの実践研修ーシェムリアプ① シェムリャップで活動を行うNGO(日本の団体)を訪問し、活動内容を学ぶ。
16 第16回 NGOでの実践研修ーシェムリアプ② シェムリャップで活動を行うNGO(日本の団体)を訪問し、現場が抱える課題への理解を深める。
17 第17回 カンボジア王立プノンペン大学での研修① 王立プノンペン大学で行われている教育を理解し、カンボジア全体の教育状況を学ぶ。
18 第18回 カンボジア王立プノンペン大学での研修② 王立プノンペン大学の大学生たちと交流をし、カンボジア文化―日本文化を紹介しあい、文化の違いやそれぞれの国の良さを再確認する。
19 第19回 内戦に関する研修ープノンペン① プノンペンで行われた内戦が今も及ぼす現状について理解する。 
20 第20回 内戦に関する研修ープノンペン② 内戦で被害を受けた人から話を聞き、望ましい支援のあり方を考える。 
21 第21回 現地調査① 調査先へ訪問し調査を行う。 
22 第22回 現地調査② 調査先へ訪問し、話を伺いながら、現場を視察する。
23 第23回 現地調査③ 調査した内容を振り返り、調査対象からきちんと話が聞けたかどうか、理解に間違いがないか、わからないところなどをまとめる。 
24 第24回 追加調査 調査の足りなかった点を追加調査するとともに、調査しながら浮上した新たな課題について現地でしかわからないことを調査しておく。 
25 第25回 カンボジア文化遺産に関する研修① カンボジアにはアンコールワット遺跡群などの世界遺産があるが、いつの時代にどのような建築物ができていたのか、歴史背景と社会状況が遺跡に与えた影響について学ぶ。 
26 第26回 カンボジア文化遺産に関する研修② カンボジアにはアンコールワット遺跡群などの世界遺産があり、観光が国の経済へ果たす役割は大きい。遺跡の保全や観光の現状と課題を理解する。 
27 第27回 研究発表①  現地で行った研究調査をまとめ、パワーポイントを作成する。 
28 第28回 研究発表②  作成したパワーポイントを通じて、各グループで学んだこと、明らかとなったことを発表し、相互に意見交換をすることで、支援のあり方やカンボジアの歴史背景が今に与える影響について理解を深める。 
29 第29回 研究発表③  作成したパワーポイントを通じて、各グループで学んだこと、明らかとなったことを発表し、相互に意見交換をすることで、支援のあり方やカンボジアの歴史背景が今に与える影響について理解を深める。 
30 第30回 海外実習の振り返り 研修を通じて学んだ内容、例えば「教育」「文化」「経済」「観光」「食」などのテーマに絞り、日本と比較しながら異文化理解を深める。 

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