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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
社会貢献実習Ⅱ 【②】/Practices of Social Service Ⅱ
授業コード
/Class Code
BA01341002
ナンバリングコード
/Numbering Code
SDMf009
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
月1(後期),月2(後期)/MON1(AUT.),MON2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
柴田 真裕/SHIBATA MASAHIRO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
柴田 真裕/SHIBATA MASAHIRO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
2コマ連続の講義。前半は講義を中心に、知識習得に重きを置く。後半はワークショップ、発表などを行い、共同作業の方法、考えをまとめる方法を学び、発表の練習を積む。
避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。


連絡方法

seijisuwa@css.kobegakuin.ac.jp
seijisuwa@yahoo.co.jp
授業の目的
/Class Purpose
「社会貢献」が盛んに、そして当たり前になる流れにある。ただ,社会貢献には「これ」という定型はない。わたしたちが各々、自らの、あるいは所属する組織などにおいて、その信条に基づいて、社会に対して責任を持ち、貢献する行為を行なう。
社会貢献の内容及び手段は、わたしたちの身近な事柄から、既成概念を打ち破るような事柄まで多岐に渡る。わたしたちが、普段から広い視野を持ち、調べること、聞くこと、伝えること、考えること、判断することにより、社会貢献として自らが何を対象として、誰に対して行なうのか、それがどうなるのかというところまでを考える。本講座では、社会に存在する事象を知ることと、行動することを通じて「社会に貢献する」ことを学ぶ。
この科目は社会防災学科ディプロマポリシー3(主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度)に関連する。 
担当者は高等学校での英語教員の経験が長く、また防災教育の実践にも長くかかわってきた。その実務経験を活かし、実践的な英語活用能力の育成と防災の知識の涵養も目指す。
到 達 目 標
/Class Objectives
普段耳にする身近なテーマから耳馴染みのないテーマまで、ときに自らの力、ときにチームの力で取り組むことにより、いつか、どこかで、だれかのための何かをするため、より豊かな人間性を育むことを目的とする。社会のなかで生活する自己の役割や立場を理解することができる・実践を通じて、社会のさまざまな課題とその対処を把握し、社会貢献の意義を理解することができる。 
授業のキーワード
/Keywords
災害支援 芸術 国際 障害
授業の進め方
/Method of Instruction
芸術、災害、国際の三つのテーマを設定する。外部から専門家を招いたの講義を取り入れ、その内容をもとにして少人数グループでの討論、意思決定、表現を行う。
ワークショップの成果があがるように、思考整理方法、文章作成方法、発表方法などを具体的に学ぶ。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前、事後学習を各1時間程度
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎時、小レポート(400字程度)を課す。
講義全体に関するレポート(2000字程度)を課す。
授業の中で回答例を示す。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
出席・毎時の小レポート 3割
最終のグループ発表 3割
講義全体に関するレポート 4割
テキスト
/Required Texts
講義時に資料を配布する。ポートフォリオとして保存すること。
参考図書
/Reference Books
なし
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション
表現活動
授業の進め方および計画説明、他己紹介、模擬ディスカッション 
2 第2回 絵を通した被災地支援① 一枚の絵を文章化する作業を通して、読みやすい文章、説得力のある文章の書き方を学ぶ。合わせて、書いた内容を全員の前で発表し、表現力の向上を目指す。
3 第3回 絵を通した被災地支援② 被災者、特に子どもたちを絵画で支援する「アトリエ太陽の子」の主宰者・中嶋洋子氏の講演から、被災地支援の在り方を学ぶ。実際に絵を描き、絵画の持つ力を実感する。
4 第4回 絵を通した被災地支援③ 絵画・芸術活動を通して社会に貢献する方法をグループで検討し、発表するレベルにまとめる。 
5 第5回 芸術による社会貢献 発表 グループで検討した「芸術を通した社会貢献」を発表し、相互評価する。
6 第6回 障害児・者への支援① 障害の種類、災害時の障害児・者の実態、支援の在り方などを学びグループ討論を通して課題の整理と解決策の提案を行う。
7 第7回 障害児・者への支援② 特別支援学校の教員を講師に招き、障害児・者をめぐる今日的な課題について学ぶ。
8 第8回 重度訪問介護 「特定非営利活動法人かめのすけ」代表の三宅直樹先生の講演
9 第9回 障害児・者への支援の在り方 発表 障害児・者をはじめとする災害時要援護者について学び、災害時に彼らが安心できるユニバーサルな支援の在り方についてグループで考え、発表、相互評価する。
10 第10回 開発途上国への支援① ネパールでの地震被災地支援、防災教育を学び、被災地支援の在り方をグループで考え発表する。
11 第11回 開発途上国への支援② 青年海外協力隊員として海外で活動した若者を講師に招き、活動の実際を学ぶ。
12 第12回 開発途上国への支援③ 海外の被災地で行われている支援の一つを取り上げ、その長短を批判的に議論し、改善点、支援の方向性を考えて提言する。
13 第13回 学生が行う社会貢献① 絵・芸術、障害児・者、開発途上国支援の三つのグループに分かれ、自分たちが行いたい支援・貢献を具体的に考え、提言レベルにまとめる。
14 第14回 学生が行う社会貢献② 第13回の続き。発表に向けてプレゼンテーション資料を作成する。
15 第15回 発表と相互評価 提言を発表し、相互評価する。

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