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授業情報/Class Information

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基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
自己防衛実習/Practices of Self-defense
授業コード
/Class Code
BA01271001
ナンバリングコード
/Numbering Code
SDMf002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月1(前期)/MON1(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
林 勝幸/HAYASHI KATSUYUKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
林 勝幸/HAYASHI KATSUYUKI 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
(1)実習 (2)実技
対面(実技)形式

授業の目的
/Class Purpose
社会貢献活動をする際、特に海外での活動は危険を伴う。
そしてそれがいつ何時、自分が被害者になるかわからないのが現状である。
この世の中に暴力(物理的に無法な力、言論を含めて)がある限り、
それらから自己の生活を守る手段、方法を習得することは、
降りかかる火の粉を未然に防止する意味でも大変重要な事である。
生活に直結した様々な出来事に対処するための自己防衛技術(護身術)、
心がけを身につける。

目標としては、
(1) 伝統的な礼法、作法の習得 
(2) 基本動作と基本技術の習得
(3) 自己防衛技術(護身術)の習得

この科目は社会防災学科ディプロマポリシー1(知識・技能)に関連する。

本科目の担当者は
警察での勤務及び護身術・逮捕術・剣道指導の実務経験のある教員である。
到 達 目 標
/Class Objectives
(1)基本動作の練度を高めることによって、自然に体が反応できるようにする。
(2)不注意による無法な暴力に遭遇しないように自己防衛意識を身につける。
授業のキーワード
/Keywords
基本技術のポイントの理解と反復練習
授業の進め方
/Method of Instruction
(1)前回の復習及び注意点を確認し、練度を高める。
(2)積み上げ方式で授業を進行する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
(1)運動のできる服装とする。 
(2)体格、体力に関係なく履修できる。 
(3)リズム体操感覚でよい。 
(4)自然な自己防衛の技術が身につく。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
テレビ、新聞等の暴力事案の報道内容などを参考にし、
自分なりの対応を考える習慣を身につける。(事前・事後学習各1時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
講義中、既習技を試範させて習得状況をみる。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
実技の習得度・日々の出席・取り組みの姿勢等で評価する。
テキスト
/Required Texts
適宜プリント等の参考資料を配布する。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 護身術の意義と目的
授業を進める上での注意点等を説明する。
◦ 自己紹介
◦ 護身術の意義、目的
◦ 護身術の必要性
◦ 護身術の法的根拠
(緊急避難正当防衛)
 社会的評価を説明する。 
◦ 実施上の留意事項
 (服装、準備運動) 
◦ 術技の総論(術技の名称等)     の説明
2 2 単独及び相対動作による「体さばき」「受け身」
相手の攻撃から身を守る基本的、効果的な技を説明して実施する。
◦ 実施上の用語の解説(受、取)
◦ 礼法、作法の重要性 
◦ 体のさばき(前さばき、後ろさばき)
◦ 受け身(前方、後方、前回り)
◦ 単独及び相対動作による「体さばき」、「受け身」の説明、実施
3 3 単独及び相対動作による「当て身」
相手の攻撃から身を守る基本的、効果的な技を説明して実施する。
◦ 前回までの復習 
◦ 術技の理合(足さばき)
◦ 当て身の名称と方法
◦ 単独及び相対動作による「当て身」の   説明、実施
4 4 単独及び相対動作による「体さばき」
「受け身」「当て身」
体の運用、受け身、当て身の応用、実践的な技を説明、実施する。
◦ 前回までの復習
◦ 受け身(前方、後方)
◦ 当て身(前突き、肘当て、手刀、膝当て、前けり)
◦ 単独及び相対動作による当て身技の説明、実施
◦ 体のさばきから当て身技への連絡変化
5 5 単独及び相対動作による「離脱技」Ⅰ
相手から身を守るための離脱技を基本から応用までを説明、実施する。
◦ 前回までの復習
◦ 護身に役立つ「物」の活用法
◦ 相対動作による離脱技の説明、実施
◦ ひったくり防止対応策の説明、実施
6 6 単独及び相対動作による「離脱技」Ⅱ
相手から身を守るための離脱技を基本から応用までを説明、実施する。
◦ 前回までの復習
◦ 相対動作による離脱技の説明、実施
◦ 痴漢被害防止対応策の説明、実施
7 7 単独及び相対動作による「関節技を利用した投げ技」
相手の力を利用して投げる技の、基本的事項を説明し、実施する。
◦ 前回までの復習
◦ 関節技の説明、実施
◦ 投げ技の説明、実施
◦ 危機管理対応策
8 8 単独及び相対動作による「投げ技」の説明、実施。 ◦ 前回までの復習
◦ 投げ技の説明、実施 得意技を作る
9 9 相対動作による応用技Ⅰ ◦ 前回までの復習 
◦ 応用の投げ技の説明、実施
◦ 連絡技、離脱技から投げ技への連絡変化等
10 10 相対動作による応用技Ⅱ ◦ 前回までの復習 
◦ 応用の投げ技の説明、実施
◦ 連絡技、離脱技から投げ技への連絡変化等
11 11 相対動作による応用技Ⅲ ◦ 前回までの復習
◦ 応用の投げ技の説明、実施
◦ 連絡技、離脱技から投げ技への連絡変化等
12 12 相対動作による、制圧技の説明、実施Ⅰ ◦ 前回までの復習 
◦ 体さばき、離脱技及び投げ技より連絡した制圧技の説明、実施
13 13 相対動作による、制圧技の説明、実施Ⅱ ◦ 前回までの復習 
◦ 体さばき、離脱技及び投げ技より連絡した制圧技の説明、実施
14 14 総復習 既習技 (基本技)の総復習Ⅰ ◦ 前回までの復習
◦ 受け身 
◦ 当て身技 
◦ 離脱技
◦ 関節技
◦ 制圧技
15 15 総復習 既習技 (応用技)の総復習Ⅱ ◦ 前回までの復習 
◦ 受け身、当て身技、離脱技、関節技を利用した投げ技等を利用した、制圧までの一連の術技の実施

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