シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
地域防災コミュニティ論Ⅰ/Community Studies for Disaster Prevention Ⅰ
授業コード
/Class Code
BA01181001
ナンバリングコード
/Numbering Code
SDMe019/SDMk005
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木1(後期)/THU1(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
伊藤 亜都子/ITOU ATSUKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伊藤 亜都子/ITOU ATSUKO 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management
授業の方法
/Class Format
対面授業
授業の目的
/Class Purpose
この科目は社会防災学科ディプロマポリシー1(知識・技能)、2(思考力・判断力・表現力等の能力)に関連する。
地域社会に関する基礎的な知識を学び、地域の力を知ること、地域に関心を持つこと、自分の地域に愛着を持つこと、自ら地域で問題解決のために実践できることについて考えます。多くの事例をとりあげながら、特に地域防災とコミュニティの関係について理解を深めます。
 なお、この科目の担当者は、阪神・淡路大震災の震災資料の収集整理を行う震災資料専門員として、被災者個人および仮設住宅、災害ボランティア団体などを数多く訪問してきた実務経験のある教員である。従って、当時の様子について、実際に見聞きしてきたものを当時の資料を活用しながら、解説する、実践的教育から構成される授業科目である。
連絡先itoa@css.kobegakuin.ac.jp
到 達 目 標
/Class Objectives
地域社会に関心を持ち、地域活性化と地域防災の重要性について認識し、積極的に実践するための知識を身につける。
授業のキーワード
/Keywords
地域コミュニティ、まちづくり、地域力,地域防災、震災復興
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式、グループワークをとりまぜながら進める。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業の予習と復習(各1時間程度)。関心を持ったことについて自主的に深く調べる。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
講義の理解状況、講義で学んだことに対する自分の考えについて授業中に数回、小レポートを実施する。
レポートについては、授業内に解説する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業内小レポートおよび授業取組態度(60%)、グループワーク発表(10%)、授業内小テスト(30%)
テキスト
/Required Texts
特に指定しない。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション シラバス説明と今後の授業の進め方。コミュニティって何?
2 第2回 コミュニティとは① R.Mマッキーバ―の『コミュニティ』の一部を紹介しながら、コミュニティとアソシエーションについて考える。
3 第3回 コミュティとは② 映画『Always 三丁目の夕日』を参考に、コミュニティの原風景について考えます。
4 第4回 大震災と地域社会① 阪神・淡路大震災後の避難所、仮設住宅、災害復興公営住宅におけるコミュニティの概要を学ぶ。
5 第5回 大震災と地域社会② 阪神・淡路大震災の記録映画から、仮設住宅と地域コミュニティについて学びます。
6 第6回 大震災と地域社会③ 記録映画の続き。避難所、仮設住宅、災害復興公営住宅と人々の生活のかかわりを考えます。
7 第7回 大震災と地域社会④ 阪神・淡路大震災後の災害復興公営住宅の現状と、高齢化社会における地域社会の役割について考えます。
8 第8回 大震災とまちづくり① 阪神・淡路大震災の後の復興まちづくりの概要を学び、長田区の事例について学習します。
9 第9回 大震災とまちづくり② 震災復興まちづくりにおける公園づくりの事例について紹介します。どの地域にもある身近な「公園」が地域で果たす役割について考えます。
10 第10回 大震災とまちづくり③ 阪神・淡路大震災のまちづくりについて、いくつかの事例を紹介しながらまとめます。
11 第11回 東日本大震災と地域社会① 東日本大震災で津波被害にあった地域を事例として、復興の経緯と現状を学びます。
12 第12回 東日本大震災と地域社会② 東日本大震災で津波被害にあった地域を事例として、地域産業、高齢化、コミュニティ、地域文化などと関連づけて現状について考えます。
13 第13回 地域コミュニティにおける商店街 地域コミュニティの拠点としての商店街の機能について学ぶ。平常時と、災害時の役割について考える。
14 第14回 地域活性化と観光 地域を活性化するためのひとつの手段としての観光について学び、それぞれの地域資源の活かし方について自分のこととして考える。
15 第15回 日本の地域防災コミュニティ 授業全体をふりかえり、「まちづくり」について総合的にまとめ,各自の理解を深めます。

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