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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
地域と文化入門/Introduction to Community and Local Culture
授業コード
/Class Code
BA00901001
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSi001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金2(前期)/FRI2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡崎 宏樹/OKAZAKI HIROKI 現代社会学科/Contemporary Social Studies
菊川 裕幸/KIKUKAWA HIROYUKI 現代社会学科/Contemporary Social Studies
鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
山本 努/YAMAMOTO TSUTOMU 現代社会学科/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
4名の教員によるオムニバス講義(対面 D101教室)
授業の目的
/Class Purpose
この授業では、地域と文化に関連する多様な主題について、4名の教員がオムニバス形式で入門的な講義をおこなう。コミュニティ、農村文化、都市文化、音楽文化、食文化、方言、メディアの共通語、言葉の階級性、地域課題、地域の持続可能性などの主題が取り上げられる予定である。
この授業は現代社会学部のディプロマポリシー1と2に深く関連する。 
到 達 目 標
/Class Objectives
この授業の到達目標は、 受講者が文化を多角的に考察する方法を修得し、「地域と文化」の関連性を的確に説明できるようになることにある。
授業のキーワード
/Keywords
コミュニティ、農村文化、都市文化、音楽文化、食文化、方言、メディアの共通語、言葉の階級性、地域課題、持続可能性
授業の進め方
/Method of Instruction
毎回、特定の主題を選び、全体像を概説するとともに、個別的な内容を深く掘り下げる。 
履修するにあたって
/Instruction to Students
毎回レポートを書いてもらいます。きちんとノートを取り、配布資料を丹念に読んで予習復習するように心がけてください。manabaに資料が掲載される場合もあります。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
予習・復習各2時間程度。地域や文化に関するニュースに関心を向け、授業で紹介された文献や文化コンテンツを参照し、学びをさらに深めてほしい。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各担当者から提示されたテーマや課題に関するレポートの総合点により、成績評価をします。レポートの評価については、フィードバックを行います。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポート・課題100%。毎回の講義に関しレポート・課題に取り組む。担当者がそれぞれで採点して、その平均点で成績評価を行う。
テキスト
/Required Texts
使用しない。
参考図書
/Reference Books
授業の中で適宜紹介する。文化の社会学に関しては、井上俊・長谷正人編著『文化社会学入門——テーマとツール』 ミネルヴァ書房(2010年刊行)を参照。 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション/文化とアイデンティティ はじめに、このオムニバス授業の進め方について説明する。次に、文化とアイデンティティの問題を考察する。授業では、18歳成人の制度に注目し、通過儀礼という視点から成人式を考察し、青年期のアイデンティティ形成の課題、アイデンティティの文化表現を検討する。担当:岡崎宏樹 メールアドレス:okazaki@css.kobegakuin.ac.jp
2 第2回 地域連携プロジェクト
現代社会学科で取り組んできた地域連携プロジェクトの事例を検討し、私たちが地域から何を学ぶことができるのかを考える。担当:岡崎宏樹
3 第3回 地域と食文化 和食の無形文化遺産登録や和食の世界発信をめぐる諸課題を検討することを通じて、食と地域の観光・文化政策のあり方を考える。担当:岡崎宏樹 
4 第4回 メディアの社会学(1) 災害とメディアの関係を考えます。具体的には、今年(2024年)元日に起きた「令和6年能登半島地震」をめぐり、それ以前の災害報道とどう違うのか、担当講師の出演したインターネット番組等を素材としながら、今後の課題を考えます。担当:鈴木洋仁
5 第5回 メディアの社会学(2) アイドルとメディアの関係を考察します。アイドルとの距離は、ソーシャルメディアによって近くなったのでしょうか?その関係を考えます。担当:鈴木洋仁
6 第6回 メディアの社会学(3) テレビをはじめとするマスメディアは、どのように変化してきたのでしょうか? 紅白歌合戦を題材にして、メディアの位置付けを考えます。担当:鈴木洋仁
7 第7回 メディアの社会学(4) 私たちにとってメディアとは、どんな存在なのでしょうか?「新しい」といわれたメディアの歴史をふりかえりながら考えます。担当:鈴木洋仁
8 第8回 文化という言葉について 文化という言葉と、その周辺の重要関連用語をお話しします。ミニ社会学入門にもなっています。テキストをmanabaに置いておきます。各人プリントして授業に出てください。担当:山本努
 
9 第9回 文化という言葉について(続) 文化という言葉と、その周辺の重要関連用語をお話しします。ミニ社会学入門にもなっています。テキストをmanabaに置いておきます。各人プリントして授業に出てください。担当:山本努
10 第10回 都市の文化、農村の文化 「都市の空気((city air)は人間を自由にする(ドイツのことわざ)」そうですが、都市と農村の文化の違いを考えます。ミニ地域(都市)社会学入門にもなっています。テキストをmanabaに置いておきます。各人プリントして授業に出てください。担当:山本努
11 第11回 都市の文化、農村の文化(続) 「農村は儲けるところではなく、暮らすところ(熊本の矢部村の農民の言葉)」だそうですが、都市と農村の文化の違いを考えます。ミニ地域(農村)社会学入門にもなっています。テキストをmanabaに置いておきます。各人プリントして授業に出てください。担当:山本努
12 第12回 兵庫県の地域課題の抽出 兵庫県内の地域(特に農村的環境)について、その地域の特徴や課題について紹介する。その中で、兵庫県の地域課題と全国規模の課題の相違点について考察する。担当:菊川裕幸
13 第13回 地域課題解決のための課題解決型学習(PBL)の方法 第12回で学んだ地域課題について、その解決のためのアプローチや地域に入って活動するために必要なスキルなど、事例を交えて紹介する。担当:菊川裕幸
14 第14回 持続可能な地域づくり 兵庫県内の各地域において、様々な産業や食文化、伝統文化、芸術などにフォーカスしたまちづくりの事例を紹介し、その持続可能性について考察する。担当:菊川裕幸
15 第15回 SDGsやローカルSDGsの取り組み SDGsで掲げられている目標を学び、ローカルSDGsとして兵庫県内で行われている取り組みについて紹介する。担当:菊川裕幸

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