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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
仕事と産業研究/Studies in Work and Industry
授業コード
/Class Code
BA00871001
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSh011
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火3(後期)/TUE3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
日髙 謙一/HIDAKA KENICHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
日髙 謙一/HIDAKA KENICHI 現代社会学科/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
本講義では、企業及び公共部門の中堅マネジャーをゲストスピーカーとして招き、各企業や組織及び属する産業の実態を学ぶと同時に、スピーカーの仕事やキャリアの実際を尋ねながら、(1)業界の構造と各企業や組織の業務内容、(2)組織の中における技能やキャリア形成のしくみを深く学習することを目的とする。

なお、本科目は学部両学科ディプロマ・ポリシーのうち、DP1「知識・技能」及び、DP2「思考力・判断力・表現力等の能力」、DP3「主体性を持って多様な人びとと共同して学ぶ態度」すべてと関係し、それを育成すると同時に、企業等からスピーカーを招いてその知見を学ぶ実践的教育から構成される授業科目である。
到 達 目 標
/Class Objectives
日本の産業及び職業の構造とその特徴について説明することができる。
企業の中の仕事やキャリアの在り方について、様々な業界、企業団体を比較しながらそれぞれの特徴を指摘することができる。
授業のキーワード
/Keywords
授業の進め方
/Method of Instruction
適宜資料を配布、あるいは投影しながら、質疑応答も取り入れた講義形式で行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
予習・復習、事前・事後レポート作成、最終レポート作成などを含めて、15週合計で60時間の授業外学修を目安とする。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各回授業内のミニレポートを課す。
履修生へのフィードバックは以下の(1)、(2)のいずれかの方法で行う。
(1)毎回講義中に質問を受け付け、それに対する回答を原則その講義中にて行う。
(2)毎回出欠とともに質問等を受け付け、それに対する回答を次回以降の講義にて行う。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
ミニレポート(80%)、および講義内での質疑への参加度(20%)で評価する。
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 キャリアとは何か考える アルバイトとして働く、正社員で働く、フリーランスとして働く、様々な働く形があるなかで、働く目的、働く環境が自分のキャリア形成にどのように影響するのか考え、次回以降の講義のオリエンテーションとする。
2 第2回 会社・組織の中の仕事とその分類 会社の組織の在り方と従業員の構成を概観したうえで、営業・販売、人事・労務、経理・財務等に代表される企業内の仕事の代表的機能分類を学習し、それがさらに多様な個別の仕事に展開されることを把握する。
3 第3回 製造業の実際及びその仕事とキャリア(1) 製造業に属する企業の中堅マネジャーによる業界・企業紹介とともに、本人の就活、入社から現在に至るまでの仕事経験を語ってもらうことにより、メーカーの性質とそこにおける仕事とキャリアの特徴について学習する。
4 第4回 製造業の実際及びその仕事とキャリア(2) 製造業に属する企業ではあるが、前回とは別の業界の製造業である。業界が違えば職務内容や求められるスキルにどのような違いがあるのか学習する。
5 第5回 旅行業の実際及びその仕事とキャリア 旅行業に属する企業の中堅マネジャーによる業界・企業紹介とともに、本人の就活、入社から現在に至るまでの仕事経験を語ってもらうことにより、メーカーの性質とそこにおける仕事とキャリアの特徴について学習する。
6 第6回 新聞業界の実際及びその仕事とキャリア 新聞業界に属する企業の中堅マネジャーによる業界・企業紹介とともに、本人の就活、入社から現在に至るまでの仕事経験を語ってもらうことにより、メーカーの性質とそこにおける仕事とキャリアの特徴について学習する。 
7 第7回 公務部門の実際及びその仕事とキャリア 県庁、市役所等で公務員として働く中堅マネジャーによる公務部門の紹介とともに、本人の就活、入庁から現在に至るまでの仕事経験を語ってもらうことにより、公務部門の性質とそこにおける仕事とキャリアの特徴について学習する。 
8 第8回 中間的まとめとこれまでの振り返り  これまでの業界の実際とそこに属する人々の働き方、キャリアに関する特徴をまとめ、ディスカッションを行う。
9 第9回 ホテル業の実際及びその仕事とキャリア  旅行業に属する企業の中堅マネジャーによる業界・企業紹介とともに、本人の就活、入社から現在に至るまでの仕事経験を語ってもらうことにより、メーカーの性質とそこにおける仕事とキャリアの特徴について学習する。
10 第10回 卸売業界の実際及びその仕事とキャリア 商社等卸売業に属する企業の中堅マネジャーによる業界・企業紹介とともに、本人の就活、入社から現在に至るまでの仕事経験を語ってもらうことにより、卸売業の性質とそこにおける仕事とキャリアの特徴について学習する。 
11 第11回 人材・出版・広告業界の実際及びその仕事とキャリア 人材・出版・広告業に属する企業の中堅マネジャーによる業界・企業紹介とともに、本人の就活、入社から現在に至るまでの仕事経験を語ってもらうことにより、卸売業の性質とそこにおける仕事とキャリアの特徴について学習する。
12 第12回 小売業界の実際及びその仕事とキャリア スーパー、百貨店、専門店等小売業に属する企業の中堅マネジャーによる業界・企業紹介とともに、本人の就活、入社から現在に至るまでの仕事経験を語ってもらうことにより、小売業の性質とそこにおける仕事とキャリアの特徴について学習する。 
13 第13回 キャリア支援及び就活について 外部のキャリア支援担当者を招き、キャリア支援の現状についての報告及び就活をめぐる課題についてアドバイスを得ながら、担当者とディスカッションを行う。
14 第14回 起業者のキャリア 起業者の経験とキャリアについての体験談をもとに企業についてディスカッションを行う。
15 第15回 キャリアとは何か キャリアをとらえる理論を学習する。各ゲストスピーカーの講義を振り返り、彼らのキャリア体験が理論ではどう説明できるか考える。

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