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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
現代社会実習Ⅱ 【B】/Advanced Research Practice Experience Ⅱ
授業コード
/Class Code
BA00651005
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSf005
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
他(後期)/OTHERS(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
菊川 裕幸/KIKUKAWA HIROYUKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
菊川 裕幸/KIKUKAWA HIROYUKI 現代社会学科/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
実習(集中実習)
授業の目的
/Class Purpose
現代社会学部DP(1)現代社会の多面的、総合的な理解、(2)諸課題の発見・把握およびその解決策の探求と実践に準拠し、持続可能な地域デザイン、地方創成のあり方について知る。実務経験のある外部講師を招聘し、グループワークを通して実践的な地域課題の抽出方法やその解決策を提案できるようにする。担当教員は10年間にわたり、教育職および教育行政職に携わり、地域活性化に向けた取り組みを行ってきた実務経験のある教員である。実務経験を活かし、具体的な地域デザインや地方創成の方法について紹介する。また本授業は、地域づくりの経験のある実務家を招聘した実践的教育から構成される授業科目である。
到 達 目 標
/Class Objectives
持続可能な地域デザインの方法や地方創成について、事例を基に学ぶことができる(知識)。様々な立場での取り組みを知ることで、多様な視点を持った地域づくりに参画できるようになる(態度)。グループ内でのロールプレイングに加え、地域で活躍する実務家を招聘し意見交換を行うことで、自ら課題を見つけ、その解決への提案ができる力を醸成する(技能)。
授業のキーワード
/Keywords
地域デザイン、地域課題、持続可能性、地方創成、協働
授業の進め方
/Method of Instruction
丹波市、丹波篠山市といった兵庫県丹波エリアをフィールドとし、地域での取り組み事例を学びつつ、地域で活動するために必要な知識や技術を習得する。グループワークを基本とする。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前、事後学習として、約1時間程度の先行事例調査、ショートレポートの作成等を求めます。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
ショートレポート、グループワークでの発表資料等
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
ショートレポートに対する評価30%、発表資料等の提出物20%、プレゼンテーション能力、質疑応答などのコミュニケーション能力20%、最終試験30%を基準とし、総合的に評価する。
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
筧 裕介『持続可能な地域のつくり方』英治出版2021年
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス・グループ分け 教員の自己紹介、授業の進め方、成績評価などの説明を行い、グループ分けを行う。グループに分かれて、自己紹介を行う。
2 第2回 持続可能な地域デザイン 持続可能な地域デザインのモデルケールについて解説を行う。丹波篠山市や丹波市といった中山間地の事例を中心に紹介する。
3 第3回 地方創成の現状 地方創成の現状について、データや各地域の事例を紹介する。(事後学習として1時間程度のショートレポート作成を行う)。
4 第4回 外部講師との意見交換① 中山間地で活躍する実務家を招聘し、地域活動の実態と課題等について事例紹介を行っていただき、それをもとにディスカッションを行う。
5 第5回 地域活動に向けて① 地域活動を展開するにあたり、グループに分かれてテーマに沿ったロールプレイングを行い、その振り返りを発表する。(例;行政、地域住民の間で意見が分かれた場合の対応等)
6 第6回 地域活動に向けて② 地域活動を展開するにあたり、グループに分かれてテーマに沿ったロールプレイングを行い、その振り返りを発表する。また、円滑な地域活動のために必要な能力について考える。
7 第7回 ビジネスプランの構築 高校生ビジネスプランコンテストなどの事例を紹介し、若年層のアイデアや社会に対する考え方を知る。事例を基に、大学生のビジネスプランを構築する。
8 第8回 ビジネスプランの計画 テーマに沿って(地域性等を考慮)、グループごとにビジネスプランや地域活性化のアイデアを計画する。
9 第9回 ビジネスプランの発表 第8回で計画したビジネスプランを発表する。(事後学習として、1時間程度でショートレポートを作成する)発表終了後、ディスカッションを行う。
10 第10回 外部講師との意見交換② 行政経験のある講師を招聘し、グループで考案したビジネスプランを具現化させるために必要な連携や施策提案の方法について意見交換を行う。
11 第11回 持続可能な地域デザインの構築① これまでの授業を活かし、持続可能な地域デザインや地域づくりの手法について考える。実現可能性は低くてもよいが、独創的かつ新規性の高い内容にする。
12 第12回 持続可能な地域デザインの構築② 第11回で考案した内容をグループディスカッションでさらに深め、パワーポイントにまとめて発表できるようにする。
13 第13回 持続可能な地域デザインの構築③ グループごとに、まとめた内容を発表する。発表後は質疑応答の時間を設け、活発な意見交換を行う。(事後学習として1時間程度のショートレポートを作成する)
14 第14回 授業の振り返り① これまでの授業を振り返り、論点の整理を行う。
15 第15回 授業の振り返り②とまとめ、考察 これまでの授業を振り返り、出題されたテーマについて論述する。単純に知識を問う問題ではなく、論理的に自分の考えを第3者に伝えること。

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