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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
現代社会実習Ⅰ 【A】/Advanced Research Practice Experience Ⅰ
授業コード
/Class Code
BA00641003
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSf003
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金3(前期)/FRI3(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
演習形式で進めます。

グループワークと個人発表を組み合わせる予定ですが、受講生の数に応じます。

授業の目的
/Class Purpose
取材をして、文章を書くことです。

具体的には、神戸学院大学の中から世界にいたるまで、あるいは、ネットから現実まで、いろいろな現場を見たり歩いたり、話を聞いたりして、メモをとります。

その上で、メモをまとめ、文章に仕上げてもらいます。

イベント会場やテレビ局など、さまざまな「メディア」の現場を見て歩き、時間と空間を多角的にとらえられるようになる、それを目指します。

「メディア」と、ひとくちに行っても、いろんな場所があります。いつも使ってる駅やバス停、乗り物にはじまり、家、大学もまた「メディア」の現場です。

この科目では、ひとりひとりが、「メディア」の現場だと考える場所に行って、その報告をしてもらいます。履修者みんなで行く場合もあれば、それぞれに行ってもらった上で、共有する場合もあります。

履修者の数にもよりますが、できるだけ細かく、文章の添削をして、読みやすく、わかりやすい文章を書く能力を向上させたい。

講師の文章についても、みなさんから忌憚のないご意見をもらって、少しでもレベルアップさせたい。

この授業は、テレビ局、IT企業での実務経験を持つ教員が、その経験と人脈を最大限に活用して、現場の知識を探る科目であり、実践的教育から構成される授業科目です。

ディプロマ・ポリシーの3.「主体性を持って多様な人びとと共同して学ぶ態度」を養います。

この科目は「実務経験のある教員」によるものです。
到 達 目 標
/Class Objectives
いまの日本社会における「メディア」の位置・役割を的確に把握することを目指します。
授業のキーワード
/Keywords
メディア、時間、場所、空間、都市、集合、群衆、文章術
授業の進め方
/Method of Instruction
演習形式で進めます。具体的には、フィールドワークと、個別での調査に基づいて、発表していただき、みんなで議論します。

テレビ局やイベント会場に行くほか、数回ゲストに来てもらい、「取材するとは?」、「文章を書くとは?」、といった、メディアの実践面について、みなさんと一緒に考えます。

詳細は、参加者の人数等にもよりますので、授業が始まりましたら、ご相談の上、お伝えいたします。
履修するにあたって
/Instruction to Students
書店や映画館、飲食店など、さまざまな意味で「メディア」の現場となりうるところに、できるだけ足を運んでいただきたいです。

定員(30名)を超過する可能性は低いと思いますが、もしオーバーした場合には、何らかの方法で、明確な基準をお示しした上で、抽選等を実施いたします。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業時間外に、事前・事後学修に合計3時間程度必要になる場合があります。
具体的には、授業開始後にお伝えいたしますが、あくまでも実習に必要な準備と復習のためのものであり、過度な取り組みを求めるものではありません。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
提出課題はありませんが、授業内での発表のための資料を作っていただきます。

みなさんの作品は、最終回に全員で共有し、教員からは、それにくわえて個別にフィードバックいたします。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
主として、授業への取り組み(発表、討論への参加等)によります(70%)。また、発表資料の作成についても評価対象とします(30%)。
テキスト
/Required Texts
使いません。
参考図書
/Reference Books
授業の中で適宜ご紹介します。必ず買っていただくものはありません。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 「メディア」とは何か? 「メディア」とは何でしょうか? その理論的な背景を解説するとともに、この授業で扱う「メディア」の現場をリストアップします。
2 第2回 「メディアとしての大学」を見る。 大学もまた「メディア」です。では、どんなところに、その「メディア」性質があるのでしょうか? 大学内外を実際に見て歩くことによって、その性質を探ります。
3 第3回 「現場」とは何か? 事件は現場で起きている・・・としばしば言われますが、その「現場」とは、いったいどこにあるのでしょうか? 現場に赴くことの意味、フィールドワークの方法、注意点について解説します。
4 第4回 「メディア」の現場に行く(1) テレビ局、もしくは新聞社、出版社等、いわゆる「メディア」の現場へのフィールドワークを予定しています。
5 第5回 「メディア」の現場をふりかえる(1) 前回のフィールドワークをもとに、いまの「メディア」を取り巻く環境や状況について学びます。
6 第6回 「メディア」の現場を議論する(1) 前回の振り返りをもとに、「メディア」をめぐる課題について議論します。
7 第7回 中間まとめ ここまでに行ってフィールドワークを整理するとともに、これからの課題をあぶりだします。
8 第8回 「メディア」の現場に行く(2) 劇場、映画館、美術館等、幅広い意味での「メディア」の現場へのフィールドワークを予定しています。
9 第9回 「メディア」の現場をふりかえる(2) 前回のフィールドワークをもとに、いまの「メディア」を取り巻く環境や状況について学びます。
10 第10回 「メディア」の現場を議論する(2) 前回の振り返りをもとに、「メディア」をめぐる課題について議論します。
11 第11回 ゲストと議論する 「メディア」の現場で活躍するゲストをお招きし、議論します。
12 第12回 「メディア」の現場に行く(3) 「メディア」としての都市へのフィールドワークを予定しています。
13 第13回 成果を発表する(1) これまでの成果をまとめて、発表します。
14 第14回 成果を発表する(2) これまでの成果をまとめて、発表します。
15 第15回 成果を共有する。 前回の発表をもとに、全員で議論し、この授業についてまとめます。

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