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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
社会調査法Ⅲ 【B】/Social Research Methods III
授業コード
/Class Code
BA00541001
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSe008
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
月2(後期)/MON2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
梅川 由紀/UMEKAWA YUKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
梅川 由紀/UMEKAWA YUKI 現代社会学科/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)で行います。
授業の目的
/Class Purpose
本科目は専門基幹科目の一つです。ディプロマ・ポリシー(現代社会学科)の、「知識・技能」「思考⼒・判断⼒・表現⼒等の能⼒」に関連する科目です。
本授業は、社会調査における調査の企画・設計・実施方法に関する解説を通して、「資料やデータを収集し、分析しうる形にまで整理していく具体的な方法」について学ぶことを目的とします。
なお本授業の担当者は、経営コンサルタントとして、調査、資料作成、プレゼンテーションを専門的に担当した、実務経験のある教員です。過去の調査経験等をふまえ、実践的な解説を行うことが可能です。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.社会調査の企画・設計ができるようになること。
2.社会調査に必要な資料やデータを収集できるようになること。
3.社会調査に必要な資料やデータを、分析しうる形にまで整理できるようになること。
4.社会調査の実施方法について説明できるようになること。
授業のキーワード
/Keywords
社会調査(企画・設計・実施方法)、質的調査、量的調査
授業の進め方
/Method of Instruction
授業はパワーポイントを使⽤した講義形式で⾏います。毎回授業の最後にコメントシートを記⼊してもらいます。コメントシートには、授業を受けて考えたことなどを書いてもらいます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
本授業は社会調査士B科目(調査設計と実施方法に関する科目)です。これまで社会調査関連の科目を履修してこなかった方も、歓迎します。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
各回授業の事前・事後に2時間程度とします。特に授業後は、授業内容を振り返るとともに、関⼼を持った内容に関しては積極的に本・論⽂・ニュースなどに⽬を通し、理解を深めるようにしてください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
1.毎回授業の最後にコメントシートを記⼊してもらいます。フィードバックは、次回授業開始時にクラス全体に向けて⾏います。
2.学期末には期末レポートを課します。フィードバックは、クラス全体に向けて⾏います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
コメントシート︓30%、期末レポート︓70%で評価します。
テキスト
/Required Texts
なし。
参考図書
/Reference Books
授業時に適宜提示します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 イントロダクション 授業の進め方と社会調査の概要について解説します。
2 2 調査目的 社会調査とは何か、社会調査の目的、問いの設定、先行研究の検討について解説します。
3 3 仮説構成 仮説の立て方、変数について解説します。
4 4 調査の方法(質的調査①) インタビューの概要と実査の方法について解説します。
5 5 調査の方法(質的調査②) フィールドワーク、参与観察、ドキュメント分析の概要と実査の方法について解説します。
6 6 調査の方法(量的調査)と調査方法の決め方 調査票調査、既存統計資料の分析の概要と実査の方法(調査票の配布・回収法)について解説します。
7 7 サンプリング① 対象者の選定の諸方法について2回にわたり学びます。全数調査と標本調査、有意抽出法について解説します。
8 8 サンプリング② 無作為抽出法、標本数と標本誤差について解説します。
9 9 質問文の作り方①(質的調査) インタビューガイドの作成方法と注意点について解説します。
10 10 質問文の作り方②(量的調査) 調査票の構成、調査票の作成方法と注意点について解説します。
11 11 調査の実施方法①(質的調査) インタビュー、フィールドワーク、参与観察、ドキュメント分析の実査の方法と注意点について解説します。
12 12 調査の実施方法②(量的調査) 調査票調査の実査の方法と注意点について解説します。
13 13 調査データの整理①(質的調査) トランスクリプトの作成、フィールドノートの作成について解説します。
14 14 調査データの整理②(量的調査) エディティング、コーディング、データクリーニングの方法について解説します。
15 15 社会調査の面白さと難しさ これまでの内容について振り返り、社会調査の面白さと難しさについて検討します。

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