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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
ゼミナールⅣ/Social Research Seminar IV
授業コード
/Class Code
BA00341015
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSc006
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金4(後期)/FRI4(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中田 敬司/NAKATA KEIZI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
井上 明則/INOUE AKINORI 現代社会学部/Contemporary Social Studies
岡村 可奈子/OKAMURA KANAKO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
中田 敬司/NAKATA KEIZI 社会防災学科/Social Studies of Disaster Management
授業の方法
/Class Format
基本的には講義・演習(対面)を実施します。状況によってオンライン、資料配布(オンラインの IDおよびパスワードはmanabaに掲載)の場合もあります。
連絡先 keiji-n@css.kobegakuin.ac.jp
特別警報(すべての特別警報)または暴風発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目取扱いについて→通常授業時の取扱いと同様に、休講とします。いつでも避難ができるよう準備してください。状況によっては休講にせずオンラインで授業する場合もあります。zoomID他、manabaでも案内します。 
授業の目的
/Class Purpose
   この科目は社会防災学科ディプロマポリシー2(思考力・判断力・表現力等の能力)に関連する。 前期に学んだことをさらに進展させていく。災害時の医療緊急援助の課題を整理し、具体的活動について検討する。大規模災害における医療緊急援助を行うには、高度な専門知識とトレーニングが求められる。そのために平常時においてもさまざま訓練をおこなっていかなければならない。本ゼミナールでは、国際緊急援助隊医療チーム研修・訓練や日本DMAT研修・訓練等の際に実施されるシミュレーションを教材にしながら、医療緊急援助の際の活動内容を参加型のワークショップなとで以下のことを目標に学んでいく。
なおこの授業の担当者は15年以上災害医療分野に関わった実務経験のある教員である。また、実践的教育から構成される科目である。よって実際の現場事例の提示が可能でよりわかりやすい授業としたい。  
到 達 目 標
/Class Objectives
1 前期に学んだ災害時医療活動の課題について理解する。
2CSSATTTと言われる災害時の組織的医療活動について理解する。
3 組織論について理解しこれらの応用ができる。
4 ロジスティクスの重要性について理解できる。
5 国内の急性期医療活動について理解でき、対応を考えることができる。
6 国際災害支援等の特殊性について理解でき、対応を考えることができる。
7 NGOや政府医療チームメンバーとして災害現場に赴いて頑張りたいと意識できる。 
授業のキーワード
/Keywords
災害 災害医療 トリアージ 保健衛生 PTSD   
授業の進め方
/Method of Instruction
講義とともに小グループでのワークや学外での調査・研修会参加を行う。 
履修するにあたって
/Instruction to Students
グループワークではリーダーシップ、メンバーシップを発揮して欲しい。 
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業時間外の時間を活用して調査等の活動を実施する。 事前・事後学習にそれぞれ1時間程度。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポート提出>レポートの内容について、従業の中でモデル事例等を示し講評や解説を実施する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
適宜レポート・課題提出 80% 発表 20% 
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
災害医学 改訂2版 南山堂 
DMAT完全マニュアル メディカ出版
災害看護学 メジカルフレンド社 他 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 講義目的と講義進行方法・評価基準 
2 第2回 災害医療の課題整理 災害医療の課題の整理(前期の復習)と後期の研究計画策定
3 第3回 CSCATTT
災害時の組織的医療活動と実際
4 第4回 組織論・リーダーシップ論 一般的組織・リーダーシップの考え方と組織的医療活動の考察
5 第5回 災害対応機関 国際災害を含む様々な災害対応機関について確認する。
6 第6回 災害活動・DMAT  災害医療活動としてDMATの活動を学ぶ。
7 第7回 DMAT調査の整理 災害医療活動におけるDMAT活動の調査内容整理
8 第8回 災害活動・日赤医療救護班 災害医療活動として日赤医療救護班の活動を学ぶ。
9 第9回 日赤医療救護班調査整理 災害医療活動における日赤医療救護班活動の調査内容整理
10 第10回 災害活動・日本医師会等 災害医療活動として日本医師会等の活動を学ぶ。
11 第11回 日本医師会等調査整理 災害医療活動における日本医師会等活動の調査内容整理
12 第12回 災害活動・消防機関 災害医療活動として消防機関・救急隊の活動を学ぶ。
13 第13回 消防機関調査の整理 災害医療活動における消防機関・救急隊活動の調査内容整理
14 第14回 調査活動・プレゼン準備  調査及び調査内容の整理とプレゼンテーションの準備 
15 第15回 プレゼンテーションとディスカッション 整理と確認 前期・後期全体の振り返りと整理 

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