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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
ゼミナールⅣ/Social Research Seminar IV
授業コード
/Class Code
BA00341004
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSc006
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
月3(後期)/MON3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
都村 聞人/TSUMURA MONDO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
都村 聞人/TSUMURA MONDO 現代社会学科/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
 本科目は、現代社会学部のディプロマ・ポリシー(卒業認定に関する基本方針)に規定された「(1)現代社会の多面的、総合的な理解、(2)現代社会における諸課題の発見・把握及びその解決策の探求と実践」を目指している。
 本科目は、専門基礎科目(ゼミナール)に位置づけられ、卒業論文のための基礎を身につける段階にある。
 ゼミナールⅣでは受講生各自の興味・関心テーマを深めていく。まず、各自のテーマに関連する文献を探索し、問題関心を深めてもらう。あわせて、「論文」とはどのようなものかについて学ぶ。次に、さまざまな研究・分析方法について学習し、自らのテーマに応じた研究方法を模索する。また、先行研究の論文を探索・調査しながら、各自のリサーチクエスチョンを立てる。そのうえで、パイロット調査を計画・実行し、研究課題の再検討を行っていく。同時に公的統計を調査・分析することにより、各自の研究課題の社会的背景を学ぶ。以上のプロセスを経て、卒業論文執筆の計画を立てる。
到 達 目 標
/Class Objectives
①研究に必要な文献を探索できる。
②文献の概要、課題などについて、報告することができる。
③論文とはどのようなものかを理解し、説明することができる。
④さまざまな研究方法があることを学び、研究テーマに沿った適切なアプローチを選択できる。
⑤興味・関心に基づき、適切なリサーチクエスチョンを立てることができる。
⑥自らの研究テーマに関する先行研究の論文を探索できる。
⑦先行研究の到達点を整理し、自らの研究課題を立てることができる。
⑧パイロット調査を計画・実行し、本調査に役立てることができる。
⑨自らの研究テーマに関する公的統計を調査・分析し、研究課題の背景をまとめることができる。
⑩卒業論文執筆の大まかな計画を立てることができる。
授業のキーワード
/Keywords
卒業研究、卒業論文、文献調査、研究方法、調査
授業の進め方
/Method of Instruction
受講生各自の作業、発表、議論を中心に進める。
履修するにあたって
/Instruction to Students
ゼミナールなので、積極的・主体的に取り組んで欲しい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
①事前学習として、卒業論文のテーマに対する関心を深め、情報を集め、文献を積極的に読みましょう(目安として1時間程度)。
②事後学習として、授業時に提示された課題を完成し、提出してください(目安として1時間程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
①授業中の作業結果を提出してもらいます。
(フィードバック:各自の作業結果に対してコメントを行い返却します。)
②レポートを提出してもらいます。
(フィードバック:各自のレポートに対してコメントを行い返却します。)
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
①ゼミにおける報告(40%)
②レポート(50%)
③ゼミにおける質疑応答(10%)
テキスト
/Required Texts
配布資料により授業を行う。
参考図書
/Reference Books
必要に応じて、参考となる文献を紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 文献の必要性と探し方 卒業研究における文献の必要性を理解し、文献探索方法を知る。
2 第2回 「論文」とはどのようなものか?① 卒業論文の概要を理解する。
3 第3回 「論文」とはどのようなものか?② 論文の輪読①(問題の背景、先行研究の整理、問題設定について読解しよう)。
4 第4回 「論文」とはどのようなものか?③ 論文の輪読②(分析結果、結論と今後の課題について読解しよう。また、参考文献、注の書き方を学ぼう)。
5 第5回 文献講読レポート発表① 各自のテーマに沿って探索した文献の概要、考察結果について報告する(第1グループ)。
6 第6回 文献講読レポート発表② 各自のテーマに沿って探索した文献の概要、考察結果について報告する(第2グループ)。
7 第7回 文献講読レポート発表③ 各自のテーマに沿って探索した文献の概要、考察結果について報告する(第3グループ)。
8 第8回 さまざまな研究方法を知ろう① 配布資料により、さまざまな研究方法の概要を学習する。
9 第9回 さまざまな研究方法を知ろう② 興味がある研究方法、自らのテーマに適合した方法を考える。
10 第10回 リサーチクエスチョンを立てよう リサーチクエスチョンとは何かを学習し、各自のリサーチクエスチョンを考える。
11 第11回 研究倫理について考えよう 調査研究を行う際の研究倫理について学ぼう。
12 第12回 公的統計から関心テーマを深める① 公的統計を探索し、各自の研究テーマの社会的背景を学習しよう。
13 第13回 公的統計から関心テーマを深める② 公的統計を探索し、各自の研究テーマの社会的背景を学習しよう。
14 第14回 研究テーマ、分析課題、調査方法などについて再検討① 研究テーマ、分析課題、調査方法などについて再検討を行う。さらに春休みに進める作業について計画する。
15 第15回 研究テーマ、分析課題、調査方法などについて再検討② 研究テーマ、分析課題、調査方法、先行研究などについて再検討を行う。さらに春休みに進める作業について計画する。

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