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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
ゼミナールⅡ/Social Research Seminar II
授業コード
/Class Code
BA00321004
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSc004
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金3(後期)/FRI3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
松川 尚子/MATSUKAWA NAOKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
松川 尚子/MATSUKAWA NAOKO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
本科目は、現代社会学部のディプロマ・ポリシー(卒業認定に関する基本方針)に規定された「(1)現代社会の多面的、総合的な理解」、「(2)諸課題の発見・把握およびその解決策の探求と実践」をめざすものである。
神戸市は、1956年に横浜や大阪などとともに最初の政令指定都市となった。「おしゃれな街」「若い世代に人気」というイメージがあるいっぽう、近年では人口減少や若い世代の人口流出が指摘されている。
この授業は、みずからデータ収集やフィールドワークをおこなうことで、神戸市の現状と変遷をとらえ、課題を見出すことを目的とする。まずは人口データ(人口増減、年齢別人口比、流入・流出人口等)を中心に、他都市と比較したり時系列的にデータを整理したりして、神戸市について客観的に把握することをめざす。その後、観光・ファッション・飲食・貿易・交通といったテーマをグループで設定し、実態把握を進める。統計資料のほか、写真や地図、新聞といったさまざまな材料を工夫して活用する。また、実際に街に出て、観察やインタビューといった質的調査にも取り組んでいく。
到 達 目 標
/Class Objectives
・公開データを収集・集計して結果を考察するとともに、わかりやすくまとめることができる。
・公開データに限らないさまざまな資料を材料にして情報を収集・分析することができる。
・フィールドワークの基本的な技法を身につける。
・グループで協働して調査研究を進めることができる。
授業のキーワード
/Keywords
社会調査、フィールドワーク、公開データ、神戸市、人口減少
授業の進め方
/Method of Instruction
授業は演習および実習形式でおこなう。グループワークを基本としながら、情報収集・分析、発表資料の作成、プレゼンテーションなどをおこなう。また、クラス全体としてフィールドワークをおこなう。
履修するにあたって
/Instruction to Students
現代社会基礎実習Ⅱ(松川)と連続した授業である。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
次回授業までに資料収集や発表資料の作成、課題の実施などに取り組んでください(2時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
課題に対するフィードバックは授業中におこなう。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業への取り組み(50%)、提出課題(20%)、プレゼンテーション(30%)
テキスト
/Required Texts
なし
参考図書
/Reference Books
大谷信介ほか編,2023『最新・社会調査へのアプローチ――論理と方法』ミネルヴァ書房.
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 イントロダクション 授業の進め方について
2 2 データの収集 統計データの収集方法を学ぶ。
3 3 データの集計 統計データの集計方法を学ぶ。
4 4 レジュメの作成・報告 収集・整理したデータを報告資料にまとめる。
5 5 テーマ設定のための資料収集 テーマ設定に向けて資料を収集する。
6 6 テーマ設定 事前に収集した資料を報告しあい、グループで調査テーマを検討する。
7 7 さまざまな調査方法と資料 さまざまな質的調査の方法とデータの材料について学ぶ。
8 8 公開資料の収集 統計資料をはじめ、地図や写真など資料収集をおこなう。
9 9 収集した資料の分析・整理(1) 収集した資料を整理し、分析する。
10 10 収集した資料の分析・整理(2) 分析結果を報告資料としてまとめる。
11 11 フィールドワーク(1) 学外で観察やインタビューをおこなう。
12 12 フィールドワーク(2) 学外で観察やインタビューをおこなう。
13 13 フィールドワーク(3) 学外で観察やインタビューをおこなう。
14 14 発表資料の作成 報告会に向けて発表資料を作成する。
15 15 報告会 グループ単位でプレゼンテーションをおこなう。

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