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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
ゼミナールⅠ/Social Research Seminar I
授業コード
/Class Code
BA00311003
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSc003
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金3(前期)/FRI3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
都村 聞人/TSUMURA MONDO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
都村 聞人/TSUMURA MONDO 現代社会学科/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
 本科目は、現代社会学部のディプロマ・ポリシー(卒業認定に関する基本方針)に規定された「(1)現代社会の多面的、総合的な理解、(2)現代社会における諸課題の発見・把握及びその解決策の探求と実践」を目指している。
 本科目は、専門基礎科目(ゼミナール)に位置づけられる。入門ゼミナールⅠ・Ⅱでは、大学における学び方について学習した。ゼミナールⅠにおいては、3年次のゼミナールⅢ・Ⅴで専門領域について学ぶために必要となる、社会学の基礎的な知識や調査手法、論理的思考を修得することを目的とする。
 前半は、①いくつかの題材をもとに、社会学の観点から子ども・教育・公共性について考え、グループディスカッションを行う。次に、②映像資料やゲームを利用して、子どもと公共性をめぐる問題について考える。後半は、「神戸×子ども」にあらたなキーワードを自分たちで1つ加えたテーマを設定し、現代社会基礎実習Ⅰにおいて行うフィールドワークに関する予備的調査研究、および調査結果の分析と議論を行い、社会学の研究スタイルの基礎を学習する。具体的には、フィールドワークに向けて、問題意識の共有、分析課題の検討、先行研究・調査の探索・分析を行う。また、その進捗状況をゼミナールのなかで共有し、議論する。後半では、調査結果の分析・社会学的解釈をグループごとに行い、雑誌(ZINE)を作成し、成果をまとめる。
 この科目は、学外での実習を行う、実践的教育から構成される授業科目である。
到 達 目 標
/Class Objectives
①テーマに沿って、社会学的な問題意識を持つことができる。
②簡単な社会学的な分析課題を設定できる。
③分析課題に関する先行研究を探索し、分析できる。
④グループワークにおいて、建設的な議論ができる。
⑤分析課題に関して、自らの考えを持つことができる。
⑥自らの考えを発表することができる。
⑦課題に応じた資料を探索し、考察することができる。
⑧映像資料をもとに、社会問題について考察できる。
授業のキーワード
/Keywords
子ども、教育、公共性、ディスカッション、グループワーク
授業の進め方
/Method of Instruction
演習形式で行う。また、現代社会基礎実習Ⅰと連携したフィールドワークを行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
現代社会基礎実習Ⅰと連携して行うので、合わせて履修すること。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
①事前学習として、授業の対象となるテーマについて文献、各種統計、インターネット等を利用して、積極的に調べてください(目安として1時間程度)。
②事後学習として、授業時に提示された課題を完成し、提出してください(目安として1時間程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
①調査報告書(=期末レポート)の提出を義務づける。
(フィードバック:レポートに対してコメントを行います。)
②その他、各種課題の提出が必須となる。詳細は授業中に適宜指示する。 
(フィードバック:課題に対してコメントを行います。)
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
①雑誌(ZINE)発表:60%
②レポート・課題:40%
テキスト
/Required Texts
担当者が作成した資料を用いる。
参考図書
/Reference Books
必要に応じて、参考となる文献を紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション ゼミナールⅠの進め方を説明する。
2 第2回 公共性とは何か? 公共性について基礎的知識を学習し、公共性とは何かについて検討する。
3 第3回 子どもの居場所と騒音問題 子どもの居場所(保育園、公園など)の騒音問題について事例を検討し、ディスカッションする。
4 第4回 子育てバリアフリー 子育てバリアフリーに関する動向・事例などについて、学習する。
5 第5回 学校教育における体罰 学校教育における体罰に関する動向・事例ついて学習し、ディスカッションする。
6 第6回 子育てと経済的問題 子育てと経済的問題について、ゲームを用いて学習する。
7 第7回 映像で学ぶ子ども・教育・公共性 映像資料から子ども・教育・公共性について考察する。
8 第8回 先行研究・先行調査の探索・分析 フィールドワークに関する先行研究・調査等を探索・分析することにより、問題意識を深める。
9 第9回 フィールドワーク(1) 神戸三宮・元町周辺のフィールドワークを行う。
10 第10回 フィールドワーク(2) 神戸三宮・元町周辺のフィールドワークを行う。
11 第11回 中間考察 ここまでの調査内容を振り返り、追加の調査計画を立てる。
12 第12回 フィールドワーク(3) 神戸三宮・元町周辺のフィールドワークを行う。
13 第13回 雑誌(ZINE)作成(1) 子どもと公共性をテーマにした調査結果を雑誌(ZINE)にまとめる。
14 第14回 雑誌(ZINE)作成(2) 子どもと公共性をテーマにした調査結果を雑誌(ZINE)にまとめる。
15 第15回 調査結果の発表 調査結果をまとめた雑誌(ZINE)の発表会を行う。

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