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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
ゼミナールⅠ/Social Research Seminar I
授業コード
/Class Code
BA00311001
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSc003
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金3(前期)/FRI3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
岡崎 宏樹/OKAZAKI HIROKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡崎 宏樹/OKAZAKI HIROKI 現代社会学科/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
演習。たからうたプロジェクトに取り組む。
◆メールでの問い合わせ先:okazaki@css.kobegakuin.ac.jp
授業の目的
/Class Purpose
この演習では、講読、フィールドワーク、表現活動、イベント企画など多様なアクティブ・ラーニングの実践を通じて、文化を社会学的に理解する能力と文化を主体的に創造・発信する能力を培う。この授業は、実践的教育から構成される授業科目である。現代社会学科のディプロマポリシーの1・2に深く関連する。 
到 達 目 標
/Class Objectives
文化を社会学的に理解する能力および文化を主体的に創造・発信する能力を身につける。
授業のキーワード
/Keywords
地域文化、音楽、情報社会、アクティブ・ラーニング
授業の進め方
/Method of Instruction
講読では、地域社会や音楽文化に関連する文献を使用する。発表者はレジュメを作成し、プレゼンテーションを行ない、全体で地域社会と現代文化がかかえる課題等について議論する。
表現活動としては、地域に関連した音楽・映像作品を作成し、インターネットで発信する創作プロジェクトに取り組む。このプロジェクトにはミュージシャンや地域の方にも協力していただき、地域・大学・表現者の連携を創出することをめざす。イベント企画や作品制作は、グループで共同して取り組む。最後にシンポジウムを開催し、プロジェクトの成果を外部に向けて発表する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
5月11日(土)~12日(日)にフィールドワーク合宿を予定しています。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
地域文化に関連する作品の創作、イベント企画の準備、プレゼンテーションのための準備などが必要です。これらの学習に関連するテキストも授業時間外に各自が読んで理解を深めることが重要です。事前・事後学習各2時間。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
文化発信のための作品制作、発表のレジュメや期末レポートの提出が求められます。作品や発表レジュメなどの課題については、授業内に講評し、フィードバックをおこないます。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業内の取り組み(調査、グループワーク、討論)50%、授業内エッセイ15%、作品15%、レポート20%
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション:ガイダンス、全体の計画 本演習の目的、意義について説明し、全体の予定を立てる。
2 第2回 地域の魅力と課題 兵庫県の但馬地域に着目し、地域の魅力と課題について検討する。〈神河プロジェクト〉〈やぶらぶプロジェクト〉〈たじま未来プロジェクト〉の動画や、一連の取り組みをまとめた教育ビデオを教材に学ぶ。
神河プロジェクト
やぶらぶプロジェクト
たじま未来プロジェクト
3 第3回 映像文化の研究 地域の魅力や課題をどのように映像で伝える方法について研究する。これまでのプロジェクトの動画や、ミュージックビデオ、地域をテーマにしたドキュメンタリーなどを教材に活用する。
4 第4回 文献調査と映像作品の構想 兵庫県但馬地域について文献やインターネットによって情報を収集し、映像作品に関連したテーマについてグループでまとめる。さらに、これらの知識のもとに、どのような映像作品をつくるかを構想する。
5 第5回 プレゼンテーションのトレーニング(1) より良いプレゼンテーションを行うためにはどうすればよいかを学び、テーマを決めてグループ発表の準備を行う。
6 第6回 プレゼンテーションのトレーニング(2) 3ゼミ合同でポスター発表をおこなうための準備に取り組む。グループで担当を決めて、プレゼンテーションの練習をする。
7 第7回 インタビューと共同作業 地域に関連する音楽・映像作品を共同制作する音楽家を授業に呼んで、インタビューや討論を通じて、どのような作品をつくるかを検討する。
8 第8回 地域の文化(1) 地域の文化を調査し、その特徴をまとめ、レポートを作成する。
9 第9回 地域の文化(2) 地域の文化を表現する音楽・映像作品の事例を考察し、自らの文化発信の可能性を拡げる知見を学ぶ。
10 第10回 文化の創造(1) 地域の文化を表現する音楽・映像作品の制作やイベントの企画に取り組み、文化発信の可能性を探る。
11 第11回 文化の創造(2) 地域の文化を表現する音楽・映像作品の事例を考察し、自らの文化発信の可能性を拡げる知見を学ぶ。
12 第12回 情報社会と文化の発信(1) インターネットを通じた文化発信の可能性について考察し、課題や問題点について討論する。
13 第13回 情報社会と文化の発信(2) インターネットを通じた文化発信に実践的に取り組む:ホームページやYoutubeによる音楽・映像作品の発信など。著作権問題や広報効果など情報発信をめぐる諸課題について討論する。
14 第14回 プレゼンテーションの準備 半期に学んできた成果を各グループで報告する準備を行う。グループで成果と課題について討議し、ポイントを絞った明確なプレゼンテーションをめざして、討議しつつ作業を進める。
15 第15回 成果報告 半期に学んできた成果を各グループで報告する。パワーポイントやパネルを活用してプレゼンテーションを行う。

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