シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
入門ゼミナールⅠ/First Year Seminar I
授業コード
/Class Code
BA00291001
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSc001/SDMc001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金1(前期)/FRI1(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
鈴木 洋仁/SUZUKI HIROHITO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
演習形式(「演習形式」とは何か? についても考えたい)です。 講義ではなく、グループワークや、発表、教え合いなど、いろんなかたちを試したいと思います。
授業の目的
/Class Purpose
「大学生活のトリセツ(取り扱い説明書)」を、みんなで作ること。大学「ならでは」の学びを身につけます。具体的には、ディプロマポリシー2.のなかの「解決の方途を探究し、自らその解決策を実践すること」を目指します。大学に入学したばかりで、いきなり「ゼミナール」や「演習」と言われても、なかなか実感がつかめない・・・。いまは、ネットに情報があふれていますから、いろんなこと(単位のとりやすさなど)を参考に、履修を計画されているのかもしれません。効率的に学ぶことこそ大切だ、という立場もありうるでしょうけれど、この授業では、大学をどんなふうに使えば、もっと楽しくなるのか、をみんなで考えたい。担当する教員は、テレビ局・IT企業での実務経験のある教員であり、その経験をもとに、幅広く、「メディア」についての話題をベースにします。また今年度は、みなさんと同じ「神戸学院大学1回生」なので、大学のどこに何があるのか、といったところもふくめて、さまざまな角度からトリセツを作りたいと考えています。
この科目は「実務経験のある教員」によるものです。
到 達 目 標
/Class Objectives
みずから「問い」を見つけられるようになることです。
授業のキーワード
/Keywords
大学生活のトリセツ(取扱説明書)。
授業の進め方
/Method of Instruction
話し合い。「ゼミナール」は、原則として、講義ではありません。おたがいに対等な立場で、「敬意を持って、忌憚なく(遠慮せず)、建設的に」議論する空間です。
履修するにあたって
/Instruction to Students
原則として、毎回かかさずに参加していただきたいです。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
各回授業の事前・事後に2時間程度を要します。授業時間で扱った内容について、できるかぎり復習し、つぎの回にむけて、インターネットを使ったり、参加者同士で相談したりする予習をしていただきたいです。具体的には、授業のなかでお伝えしますが、ごく簡単に、つぎの回のテーマについての疑問点をひとつ挙げてもらうことなど、関心をつなげることを求めます。授業時間以外にも、いま、社会で起きていることについて、いつもアンテナを張って、関心を持って、できれば、参加者同士で話し合ったりしてほしい。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
発表する際のレジュメをご提出ください。また、学期末に、卒業論文を仕上げるまでの進み具合を報告するためのレポートをご提出いただきます。その上で、授業内で、参加者同士でフィードバックをするとともに、学期途中、学期末それぞれに教員から個別にフィードバックします。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
原則として、毎回の授業での取り組みをもとに評価します。参加状況(50%)、課題(50%)です。課題については、授業のなかでお伝えします。
テキスト
/Required Texts
使いません。
参考図書
/Reference Books
授業のなかで、ご紹介しますが、かならず買っていただく、という必要はありません。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 「ゼミナール」って何? (日本の)大学の特徴のひとつ=「ゼミナール」とは何でしょうか? 歴史を説明するとともに、この授業の進め方について話し合います。
2 第2回 大学探検 神戸学院大学ポートアイランドキャンパスとは、どのような場所なのでしょうか? 校内をフィールドワークします。
3 第3回 講義の聞き方とゼミナールの関係 大学の講義とゼミナールは、どんな関係にあるのでしょうか? 講義の聞き方をもとに、その関係を考えます。
4 第4回 ノートの整理の仕方 大学での学びのなかで、ノートをとること、は、どんな意味を持つのでしょうか? 心がけていること、わからないこと、聞きたいことなどを、この授業の参加者同士で意見交換します。
5 第5回 授業時間外の学修の仕方 大学の単位は、授業時間以外の「学修」とともに認められます。では、どんなふうに学べば良いのでしょうか? その方法を考えます。
6 第6回 大学「生活」での学び 大学「生活」とは、何でしょうか? そこで得られる学びには、どんなものがあるのでしょうか? 参加者同士のこれまでの「生活」をふりかえり、共有しながら考えます。
7 第7回 ゼミナールでの学び(1)発言の仕方 そろそろ「ゼミナール」に慣れてくる頃ですが、あらためて、ゼミでの発言の仕方(ルール、マナーなど)についてふりかえり、建設的な議論に必要なことを考えます。
8 第8回 ゼミナールでの学び(2)プレゼンの仕方 ゼミナールで求められる「プレゼンテーション」とは、何でしょうか?レジュメの書き方をはじめ、準備から、終了後のケアまで考えます。
9 第9回 大学での学び(1)図書館の使い方 みんなで図書館に行って、使い方を考えます。時間に応じてデータベースの使い方についても学びたい(現時点の予定なので、図書館のかたとの調整ん応じて、変わる可能性があります)。
10 第10回 大学での学び(2)レポート準備から書くまで 大学で求められる「レポート」とは、どんなものなのでしょうか? 書くための準備から書き方まで、これまでの経験を共有しながら考えます。
11 第11回 大学「外」での学び 大学の「外」での学びには、どんなものがあるのでしょうか? アルバイトをはじめ、いくつかの「外」の視点から、大学での学びを考えます。
12 第12回 「シラバス」とは何か? 「シラバス」に(も)歴史や目的があります。なぜ、あるのか、どう使えば良いのか。さまざまな議論を紹介し、考えます。
13 第13回 大学卒業までの学び 大学卒業に向けて、どんなふうに学びを進めていけばよいのでしょうか? 4年間の履修計画をはじめ、これからの計画を立てます。
14 第14回 大学「後」の学び 気の早い話かもしれませんが、大学生活を終えた「後」の学びには、どんなものがあるのでしょうか? 以前は「生涯学習」と言われ、いまは「リカレント」と呼ばれる、大学卒業「後」の学びについて考えます。
15 第15回 大学生活のトリセツを仕上げる 14回のゼミナールを通じて、どんな「トリセツ」を作れるのでしょうか?仕上げるために足りないところを整理します。

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