科目一覧へ戻る | 2025/02/03 現在 |
開講科目名 /Class |
アクティブラーニングの方法Ⅰ【A】【2023年度入学生~】/グループ・アプローチ【A】【~2022年度入学生】/Method of Active learningⅠ |
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授業コード /Class Code |
BA00222002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
CSSb001/SDMb001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期)/WED3(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
前田 博美/MAEDA HIROMI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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前田 博美/MAEDA HIROMI | グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
授業の方法 /Class Format |
「講義」、「演習」、「実技」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
・本講座は現代社会学の基礎知識、専門知識についてより理解を深める ために必要なグループ活動のあり方・進め方を学ぶことを目的とする。 ・様々なグループ・メソッドの体験により、「主体性をもって多様な人々 と共同して学ぶ態度」を身につけ「現代社会学科のディプロマポリシー2 「思考力、判断力、表現力」の向上を図る。 ・グループ・アプロチの分野に高い関心を持ち、グループ内での課題を考察し、 解決するための知識や技能を身につける。また、グループ全体を考え 自分の意見を素直に表現し、相手の意見を理解することで、 良好なコミュニケーションをとることを目的とする。 本講座を担当する教員(前田)は、メーカーの経営企画及び人事部及び独立してからの採用業務での経験を活かし、実際の社会に出るために必要な知識や心構えを就職活動への導入部分として、具体的に身につく講義及びグループワークを行う。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.グループアプローチの理論を理解し、説明できるようになる:知識 2.コミュニケーション理論を理解し、説明できるようになる:知識 3.グループアプローチの技法を体験を通して、自己理解を深め、 他者理解を重視できるようになる:技能 4.体験したグループアプローチの技法を使いこなすことができる ようになる:技能 5.価値観の違いを理解しようとし、自分を支える人々の存在に 気づかるようになる:態度、習慣 6.状況を考えて、発言したり、行動したりできるようになる:態度、習慣 |
授業のキーワード /Keywords |
自己理解、自己開示、他者理解、自己発見、自尊感情、価値観の多様性、リレーション |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・少人数(4~6名)のグループワークを中心に学び、受講後manabaから 授業のふりかえりレポートを提出する。 ・第6回まででグループアプローチの基礎を学び、7回目からのプロジェクトで グループアプローチの知識を実践する。尚、プロジェクトのテーマは 「キャリアデザイン」「就職対策」に関連するものとする。 ・グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなどへの積極的な 参加を推奨する。 ・グループメンバーに迷惑のかからないように行動することを原則とする。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業で体験したグループアプローチの技法を実践し、その問題点、効果など をまとめること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
・次回の授業内容に必要な準備についての説明に従い、必ず準備すること。 ・毎回の授業で学んだことを日常生活で意識し実践し、その効果・感想などを まとめること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・毎回の授業報告(ふりかえりレポート)をmanabaから提出 manabaで評価とフィードバックを掲載 ・実践プロジェクト企画書、報告書の提出 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
各回のふりかえりレポートの内容(含む、参画態度) 40%、 実践プロジェクトのプレゼンテーション40%、 実践プロジェクト報告書 20%の割合で総合的に判断する。 |
テキスト /Required Texts |
毎回、資料を配布 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | ・アイスブレイク(リレー紹介、他) 「関わる力」の必要性を体感する。 ・授業概要の説明 (授業の目的とゴール、ワークシート 授業の進め方、評価方法、など) ・ファシリテーションの概要を 理解する。 |
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2 | 第2回 | ソーシャルスキル① | 傾聴の復習とレベルアップ を図る ・傾聴について理解を深める。 ・傾聴演習としての「質問練習」 「オウム返し練習」を通して、 傾聴力のレベルアップ法を 理解する。 |
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3 | 第3回 | ソーシャルスキル②演習 | アサーションについて学ぶ ・アサーションについて理解する。 ・アサーション演習を通して、 ソーシャルスキルの重要性を 理解する。 |
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4 | 第4回 | グループダイナミクス | ・プロジェクトの内容、実施方法を 理解する。 ・企画書について理解する。 ・テーマついてブレイン ストーミングし、チームの企画内容 を決定する。 ・プロジェクト企画案を作成する。 |
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5 | 第5回 | ソーシャルスキル実践 | ・チーム内の役割分担を決定し、 作業する。 ・作業①プロジェクト企画書作成 ・作業②プロジェクト企画プレゼン 資料作成 |
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6 | 第6回 | 価値観の違いと考え方の 多様性の理解 |
・他チームの企画を知ることで、 自分のチーム内容を再考する。 ・プロジェクト企画について プレゼンテーションを実施する。 |
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7 | 第7回 | アセスメント活動と ファシリテーター |
・プロジェクト実施における アセスメント活動を確認をする ・プロジェクト内容の詳細を決定し、 再度役割分担する。 |
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8 | 第8回 | アサーションと自己ストレス | ・プロジェクト作業において アサーティブな対応を意識し、 自己ストレスについて考察する。 ・作業(グループ)ルールの必要性 を確認する。 |
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9 | 第9回 | グループダイナミクス① | ・プロジェクト作業における グループダイナミクスを意識し、 ファシリーテーターの要素の 重要性を確認する。 |
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10 | 第10回 | グループダイナミクス② | ・他者のファシリテーションを 観察し、プロジェクト作業との 関連性を考察する。 |
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11 | 第11回 | 傾聴と共感的理解 | ・プロジェクト作業のスムーズな 進行の為に、共感的理解を実践し、 グループ作業をまとめることを 実践する。 |
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12 | 第12回 | グループの状況確認と 行動修正① |
・プロジェクト作業の進捗状況に 合わせて作業修正を実施する。 |
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13 | 第13回 | グループの状況確認と 行動修正② |
・プレゼンテーションリハーサルを 通して、グループメンバー全員で 目標が達成できるよう修正する。 |
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14 | 第14回 | グループの目標達成と 行動の仕方 |
・他グループのプレゼンテーションを 通して、グループ目標達成のための 行動について考察する。 |
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15 | 第15回 | プロジェクト報告書の作成 | ・「プロジェクト」について ふりかえりディスカッションを 実施する。 ・ディスカッションを踏まえて、 各自で報告書を作成する。 |