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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
経済学の基礎/Fundamentals of Economics
授業コード
/Class Code
BA00071001
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSa004/SDMa004
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金5(前期)/FRI5(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
田村 穗/TAMURA MINORU
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
田村 穗/TAMURA MINORU 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
講義(対面形式)
授業の目的
/Class Purpose
本科目は、現代社会学科のDPに規定された「(現代社会における)諸問題を学際的かつ科学的に発見し把握する」ことを目指しています。
現代社会の中心には、市場経済があり、その知識なくして社会問題を正確に把握することはできない。本科目は、ミクロ経済学とマクロ経済学の基本を学習し、経済学的視点を磨くことを目的としています。
ミクロ経済学は、一個人や一企業の行動が経済学ではどのように捉えられるのか、マクロ経済学は、より広い視点で、国の経済や貿易について分析します。これか2つの視点を磨くことで、社会問題の背景にある経済の影響をより正確に把握することが可能となります。
到 達 目 標
/Class Objectives
経済学の基本的な知識を適切に活用することができる。
経済学の理論を用いて、身の回りにある現象を説明することができる。
授業のキーワード
/Keywords
経済学、入門経済学
授業の進め方
/Method of Instruction
基本的には講義形式で進めます。
適宜、質疑応答の時間を設けるとともに、リアルタイムアンケートを用いて、理解度チェックを行いながら講義を進めていきます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
予習・復習、レポート作成、定期試験対策勉強などを含めて、15週合計で60時間の授業外学修を目安とする。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
期末試験前にレポートを提出してもらう。
テーマは「身近なニュースや出来事を経済学の理論を用いて説明する」
2000字以上、評価は論理性20点、独自性10点。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポート(30%)、期末試験(70%)合計100%で評価する。
レポートは締め切り1カ月前までに提出すればコメントをつけて返却し、再提出可能。
期末試験についてはテスト後manaba上にて解答を返却します。
テキスト
/Required Texts
講義で使用する資料は、manaba上で配布する。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション:経済学とは ガイダンス:授業の進め方の説明。経済学全般の基本的なタームの確認と授業の前半で扱うミクロ経済学の意義を理解する。
2 第2回 需要と供給、市場メカニズム 財やサービスがどのように供給され、どのように需要されるのか、そして、市場での取引を通じて量と価格が決まる過程を学習する。
3 第3回 需要曲線・供給曲線のシフトと価格 環境や制度が変化すると需要や供給が変化する。需要曲線と供給曲線がシフトする要因とシフトした結果市場における均衡がどのように変化するのかを学習する。
4 第4回 市場の失敗と政府の役割① 市場に任せていると資源の配分が非効率になる「公共財」「費用逓減産業」の概念とその場合の政府の役割について学習する。
5 第5回 市場の失敗と政府の役割② 市場に任せていると資源の配分が非効率になる「外部(不)経済」「情報の非対称性」の概念とその場合の政府の役割について学習する。
6 第6回 転売と経済学 近年、社会問題となっている「転売」について経済学の視点から学ぶ。
7 第7回 マクロ経済学とGDP 国内総生産(以下GDP)が付加価値の合計として表されること、そして、GDPは、生産、所得、支出の三面から見ても等価になることを理解する。 
8 第8回 インフレーションとデフレーション 物価が変化する要因を総需要、総供給の関係から学ぶ。
9 第9回 財政制度と財政政策 国家の経済活動のである「財政」の制度について学習する。また、「財政」がマクロ経済に対してどのような役割を担うのかについて学習する。
10 第10回 通貨制度と金融政策 財政政策と並んでマクロ経済に大きな影響をもたらす金融政策について、通貨制度から紐解いて学習する。そして、金融政策がマクロ経済に与える影響について学習する。
11 第11回 貿易と為替レート 国を超えた取引である「貿易」について、日本の状況を統計的に捉えるとともに、理論的になぜ貿易をするのかについて学習する。
12 第12回 社会保障制度 福祉国家の基本となる社会保障制度について、社会保険の成立から現在の制度までの変化について学ぶ。
13 第13回 労働市場の変化と多様な働き方 近年、大きく変化している日本の労働市場について制度の変更点を整理する。その上で、「雇用によらない働き方」の課題について学ぶ。
14 第14回 資産運用:投資とリスク NISAやiDeCoといった制度が整備され、投資が身近になった今、そのリスクとリターンについて学ぶ。
15 第15回 総復習 期末試験に向けた復習。

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