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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
ソーシャルワーク実習 【21~】/Social Work Field Placement
授業コード
/Class Code
B704361001
ナンバリングコード
/Numbering Code
RSRg603
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期集中/AUTUMN INTENSIVE
曜日・時限
/Day, Period
他(後期)/OTHERS(AUT.)
単位数
/Credits
5.0
主担当教員
/Main Instructor
宮崎 清恵/MIYAZAKI KIYOE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伊藤 隆博/ITO TAKAHIRO 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
奥西 栄介/OKUNISHI EISUKE 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
大塚 美和子/OOTSUKA MIWAKO 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
川本 健太郎/KAWAMOTO KENTARO 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
香山 芳範/KAYAMA YOSHINORI 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
北村 博/kitamura hiroshi 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
九十九 綾子/TSUKUMO AYAKO 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
橋本 力/hashimoto chikara 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
宮崎 清恵/MIYAZAKI KIYOE 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
水上 然/MIZUGAMI TSUZURU 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
実習
授業の目的
/Class Purpose
 本科目は、学科DP2、DP3を目指している。この科目は、社会福祉士受験資格のための必修科目であり、学外での社会福祉施設、福祉事務所、病院、社会福祉協議会等で実習を行う。
  社会福祉の実践現場における体験を通して、社会福祉専門職として従事する上で必要な専門知識、専門援助技術、および関連知識の内容の理解を深めることが目的である。また、職業価値・倫理を身につけ、福祉専門職としての自覚に基づいた行動ができることも目的となる。さらに、医療・保健等の関連分野との連携のあり方、及びその具体的内容について実践的に理解し、技術を習得することも目的である。
なお、この科目の担当者は高齢者福祉現場、児童家庭福祉現場、保健医療福祉現場(病院)、地域福祉現場等において実務経験のある教員なので、より実践的な観点から福祉現場の状況等に関して解説するものとする。
到 達 目 標
/Class Objectives
学科DP2、DP3に掲げる社会福祉士の知識、技能の以下の項目の習得を目指す。
①ソーシャルワーク実践に必要な各科目の知識と技術を統合し、社会福祉士としての価値と倫理に基づく支援を行うための実践能力を養う。(知識・技能)
②支援を必要とする人や地域の状況を理解し、その生活上の課題(二―ズ)について把握できる。(知識・技能)
③生活上の課題(ニーズ)に対応するため、支援を必要とする人の内的資源やフォーマル・インフォーマルな社会資源を活用した支援計画の作成、実施及びその評価を行うことができる。(知識・技能)
④施設・機関等が地域社会の中で果たす役割を実践的に理解する。(知識・技能)
⑤総合的かつ包括的な支援における多職種・多機関、地域住民等との連携のあり方及びその具体的内容を実践的に理解できる。(知識・技能)
授業のキーワード
/Keywords
ジェネラリストソーシャルワーク
授業の進め方
/Method of Instruction
夏期休暇中と後期に学外実習を実施する。180時間以上と60時間以上で計240時間以上の実習を異なる領域の現場で行う。
実習中に、巡回指導(教員が実習先に出向いて指導を行う)及び帰校日指導(学生が大学に来て指導を行う)を実施する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
毎日の長期間の実習であるので、十分な健康管理を行うこと。
実習中の休日は課外活動やアルバイトは控え、休息や実習の準備学習に充てること。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
各回の実習で実施される関連科目・講義について予習を行うこと(60分程度)。
帰校日指導や巡回指導の報告書を実習記録(日誌)をもとに、作成しておくこと。その時間は実習中に指示する。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
実習記録(日誌)、帰校日・巡回指導報告書の提出を求める。各報告書は、各分野担当の教員がコメントした上で、返却する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
実習記録の記載状況20%、担当教員による学内・巡回指導時の評価50%、及び実習先の評価30%により、総合的に評価する。
テキスト
/Required Texts
一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集『ソーシャルワーク実習指導 ソーシャルワーク実習』[社会専門]中央法規 2023
参考図書
/Reference Books
杉本浩章・田中和彦著『実習生必携 ソーシャルワーク実習ノート[第3版]』株式会社みらい
2022
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1日目 ソーシャルワーク実習の意義と目的と実習先の機能
実習計画書と実習プログラムの関連性を理解する。
2 2日目 実習施設内の職種とそれらの機能 実習施設内の職種がどのような機能を果たしているかと組織構造を理解する
3 3日目 利用者やクライエントの理解 利用者やクライエントが自らの生活のために実習施設を利用する理由について理解する。
4 4日目 地域における実習施設の理解 地域における実習施設の理解と関連分野の専門職との連携について学ぶ。
5 5日目 地域への働きかけに関する実習 地域への働きかけに関する実習、多職種連携・チームアプローチについて学ぶ。
6 6日目 多職種連携・チームアプローチ 多職種連携・チームアプローチについて具体的に学ぶ。
7 7日目 個々のクライエントの生活上の課題の理解 クライエントと関係形成を図り情報を収集し生活上の課題の理解を行う方法を学ぶ。
8 8日目 総合的・包括的な専門職としての援助の視点 包括的支援計画のまとめと、総合的・包括的な専門職としての援助の視点を具体的に学ぶ。
9 9日目 利用者・クライエントのアセスメント 利用者・クライエントのアセスメントを実施する。
10 10日目~11日目 支援計画の作成と実施及び評価 各種計画の様式を使用して計画を作成・策定及び実施する。
11 12日目~13日目 各種計画の実施のモニタリング及び評価 モニタリング及び評価を行いその結果を報告する。
12 14日目~15日目 分野横断的・業種横断的な関係形成と社会資源の活用・調整・開発 社会資源とその内容をマッピングし、その状況を説明し、関係を形成するための方法を説明する。
13 16日目~17日目 職業倫理と組織の一員としての役割と責任 ソーシャルワーク業務を観察し、倫理判断に基づく行為を発見、抽出し説明する。
14 18日目~19日目 経営やサービスの運営管理の実際 組織の意思決定の仕組みと機能について説明する。
15 20日目~21日目 面接技法の実践的理解 面接の場面を観察したりそこから抽出した技法を実際に使って学ぶ。
16 22日目~23日目 アウトリーチ、ネットワーキング、コーディネーション、ネゴシエーション、ファシリテーション、プレゼンテーション、ソーシャルアクション ソーシャルワークの業務を観察し、活用されている技術について目的、方法、留意点について説明する。
17 24日目~25日目 アウトリーチ、ネットワーキング、コーディネーション、ネゴシエーション、ファシリテーション、プレゼンテーション、ソーシャルアクション 活用されている技術を実際に使ってみてその効果と課題について理解する。

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