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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
ソーシャルワークの理論と方法(専門)Ⅰ/Theory and Method of Social WorkⅠ
授業コード
/Class Code
B704331001
ナンバリングコード
/Numbering Code
RSRd508
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金4(前期),金5(前期)/FRI4(SPR.),FRI5(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
伊井 統章/II MUNEAKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伊井 統章/II MUNEAKI 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、学部DP2を達成することを目指します。本科目は精神保健福祉士養成指定科目であります。精神保健福祉分野におけるソーシャルワークの理論と方法について学び、ソーシャルワークの構成要素や展開過程や技法、家族支援の実際、コミュニティワークを知識を習得し体験として理解することができます。講師自身の実務経験をもとに講義を進めていきます。
この講義は、精神保健福祉士、社会福祉士、相談支援専門員として精神科病院、障害福祉サービス事業所において相談業務に19年以上従事してきた講師の授業科目であり、実際の経験も交えながら講義をすすめていきます。
到 達 目 標
/Class Objectives
・精神障害および精神保健福祉の課題に対するソーシャルワークの過程を理解する
・精神障害および精神保健福祉の課題を持つ人と家族の関係を理解し、家族への支援方法を理解する
・精神保健福祉分野におけるコミュニティワークの意義や「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」および、予防的観点からのアプローチについて理解する
授業のキーワード
/Keywords
ノーマライゼーション、エンパワーメント、ストレングス、ミクロ・メゾ・マクロレベル、ケアマネジメント、アドボカシー、インテーク、アセスメント、面談技法、人と環境の相互作用、バイスティックの7原則、グループワーク、アウトリーチ、家族支援、コミュニティワーク、精神障害にも対応した地域包括ケアシステム、メンタルヘルス
授業の進め方
/Method of Instruction
テキストの内容に基づき、毎回配布するプリントや動画を活用しながら講義を行う。内容によってグループワークも取り入れる。
履修するにあたって
/Instruction to Students
テキスト及び参考図書を準備すること。 
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
テキストの該当箇所を読んで講義を受ける。また、レポート作成など、講義の他に、事前学習としておおむね1時間、事後学習としておおむね1時間の学習が必要。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回授業後、出席カードへ授業内容への感想や質問の記載を求める。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
講義毎のレポート(100%)で評価。講義毎のレポートの内容について、調べ物や設問に対するポイントや要点、自分の考えをまとめられている事。
テキスト
/Required Texts
最新 精神保健福祉士養成講座
「ソーシャルワークの理論と方法」(中央法規出版)
参考図書
/Reference Books
必要に応じて適宜紹介する
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 講師紹介
本講義の目的と概要説明
講義:本科目の概要と講義の進め方及び学習前の自己概念を確認する。
 
2 第2回 ソーシャルワークの構成要素 講義:ソーシャルワークの理念、価値、倫理、理論について学ぶ。
3 第3回 ソーシャルワークの展開過程 講義:ソーシャルワークの展開過程(エンゲージメント、アセスメント、プランニング、モニタリング、終結)の具体的な過程を学ぶ
4 第4回 基本的視点 講義:人と環境の相互作用(全体性)として捉えるという基本的な視点を学ぶ。(ICFを活用したグループワーク)
5 第5回 ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク 講義:ミクロ・メゾ・マクロの各レベルの視点と具体的な実践について学ぶ。
6 第6回 援助関係の形成技法 講義&演習:援助関係の形成における「バイスティックの7原則」や必要な知識、技術、態度について学ぶ。
7 第7回 インテークについて 講義:インテークの目的や機能について理解する。また主訴の把握や理解について考える。
8 第8回 アセスメントについて 講義&演習:アセスメントの重要性や情報収集・分析・理解について考える。またアセスメントに用いられるツールの活用について学ぶ。
9 第9回 面接技術① 講義&演習:面接における考え方や技術について学ぶ。レシーブリスニング(受動的傾聴)アクティブリスニング(積極的傾聴)
10 第10回 面接技術② 講義&演習:面接における考え方や技術について学ぶ。レシーブリスニング(受動的傾聴)アクティブリスニング(積極的傾聴)
11 第11回 グループワーク
アウトリーチ
講義:グループワークの概念や意義、方法について学ぶ。また、アウトリーチの必要性やその実際について事例を元に学ぶ。
12 第12回 事例検討(ストレングスモデル・ケアマネジメント) 講義&演習:事例を元に分析し、具体的なアプローチについて学ぶ
13 第13回 家族支援の実際 講義:精神障害者家族の置かれている立場を理解し、家族に対する支援のあり方を理解する。
14 第14回 コミュニティワーク 講義:コミュニティワークとしての「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」について学ぶ。
15 第15回 地域における精神保健福祉の向上 講義:地域におけるメンタルヘルスの課題について学ぶ。

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