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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
身体障害評価学実習/Practice of evaluation for physical dysfunction in Occupational Therapy
授業コード
/Class Code
B704151001
ナンバリングコード
/Numbering Code
ROTg404
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木3(後期),木4(後期)/THU3(AUT.),THU4(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
塚原 正志/TUKAHARA MASASHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
田代 大祐/TASHIRO DAISUKE 作業療法学科/Occupational Therapy
塚原 正志/TUKAHARA MASASHI 作業療法学科/Occupational Therapy
授業の方法
/Class Format
実技・演習
初日は、15-503に集合してください
服装は運動のできるもの、爪は切っておき、長髪は束ねておくこと。
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、学部DPの1主体的に学習に取り組む態度を習得し、 2、3の専門家としての知識・技能、思考・判断・表現の方法を経験・習得し,4医療・福祉現場での職種間連携やコミュニケーションなどの態度の習得を達成することを目指す。
この科目は作業療法専門分野の必須かもである。前期の身体障害評価学で学んだ知識を基礎として実技・実習を行い、評価技術を身につけ、その意味・意義・根拠を理解することを目的とします

この科目を担当する教員は、総合リハビリテーションセンター、回復期リハビリテーションなどにおいて、脳血管障害、脊髄損傷、切断、関節リウマチ、内部疾患など身体障害の対象者の評価治療を経験した者である。 臨床での具体例などを挙げながらより実践的な知識の獲得を目指す。
到 達 目 標
/Class Objectives
以下の項目について、実技・実習を重ねることで、評価技術の習得および評価能力の向上を目標とします。
1.領域共通の評価法についての実技(バイタルサイン、関節可動域、筋力、上肢機能、高次神経など)
2.身体機能評価法についての実技および評価のまとめ(脳血管障害、頸髄損傷、関節リウマチなど)
実技を習得し、得られた評価結果を治療の根拠として対象者・家族に説明できるようになることを目標とする。 
授業のキーワード
/Keywords
身体障害
評価・検査測定技術
意味・意義・治療の根拠 
授業の進め方
/Method of Instruction
教員の説明、事前の予習から、評価実技の意義・意味、方法・設定を、模倣・各自練習を通じて、理解する。
得られた結果を治療の根拠として説明できるように、方法や設定などの技術だけでなく、理論・理屈を考えながら習得していくべきである。
授業では基本的なことをする。それぞれの疾患特有な場面設定やその際の方法・設定(立ち位置や接し方など)の応用的な部分は、教員より説明はするが、学生間の自主勉強などで必ず確認しておくこと。 
履修するにあたって
/Instruction to Students
実技のできる服装や靴を準備すること(実習室後方の扉に実習の心得を掲示しているので、授業前に必ず確認しておくこと)
授業で経験した技術は必ず授業以外の時間に繰り返し練習することで身につける努力をすること。
実技内容の理解度を深めるためにも必ず次回授業の内容を教科書や資料で確認し、また他科目(解剖学、生理学、運動学、疾患・障害学など)で学んだ知識を予習しておくことが望ましい。
その他必要な資料は授業で配布する。 
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
各回の実習で実施される関連科目・講義について予習を行うこと(20分程度)。
必ず実施した実技は、できるだけ早い時期に身につくまで反復練習し習得しておくこと(60分程度)。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
必要に応じて実技試験やレポートなどを実施 。 提出課題は内容をチェックし必要に応じフィードバックを行う。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
実技テスト(80%)、授業への取り組み(質疑・発表)20%で総合判断する。定期試験は実施しない。
授業への取り組みについては、学生間で実技練習を行うので、お互いが向学心を持ち積極的に、実技を実施しているか、理解できないことは積極的に質問しているかなどを3段階(A・B・C)で担当教員が判定し、各回の評定をもとに担当教員全員で合議し、評定する。
教員の主観的判断にゆだねず、評定結果をビジュアルアナログスケールでできるだ客観的尺度に変換し評定結果を出し、担当教員で合議し、評定とする。    
テキスト
/Required Texts
能登真一他編  『標準作業療法全書シリーズ 作業療法評価学 第4版』 医学書院 ¥7,260
田崎義昭 他 『ベッドサイドの神経の診かた 改訂18版』 南山堂 ¥7,920
津山直一 訳 『新・徒手筋力検査法』原著第10版』 協同医書 ¥8,580
福田修 監修『PT・OTのための測定評価 1 ROM測定 第3版』三輪書店 ¥4,400 
※書籍は版の更新が予告なくされる場合があるので、必ず最新の版の書籍を購入するように!
参考図書
/Reference Books
石川斉・古川宏編 『図解作業療法技術ガイド 第4版』文光堂  ¥9,350
齋藤慶一郎 著 『臨床での検査精度を高める!MMT適切な検査肢位の設定と代償運動の制御』 メジカルビュー社  ¥6,380 
※書籍は版の更新が予告なくされる場合があるので、必ず最新の版の書籍を参考にするように!
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 検査・測定の実践
〜関節可動域検査(上肢)〜
関節可動域検査(上肢)についての評価実技を行い、基本的な評価技術を身につけできるようにする。 
2 第2回 検査・測定の実践
〜関節可動域検査(下肢・体幹)〜
関節可動域検査(下肢・体幹)についての評価実技を行い、基本的な評価技術を身につけできるようにする。 
3 第3回 検査・測定の実践
〜筋力検査(上肢)〜 
筋力検査(上肢)についての評価実技を行い、基本的な評価技術を身につけできるようにする。 
4 第4回 検査・測定の実践
〜筋力検査(上肢・下肢)〜 
筋力検査(上肢・下肢)についての評価実技を行い、基本的な評価技術を身につけできるようにする。  
5 第5回 検査・測定の実践
〜筋力検査(下肢・体幹)〜 
筋力検査(下肢・体幹)についての評価実技を行い、基本的な評価技術を身につけできるようにする。  
6 第6回 検査・測定の実践
〜関節可動域検査・筋力検査の確認、振り返り、まとめ〜 
関節可動域検査、筋力検査の振り返り、実技練習、まとめ。
7 第7回 検査・測定の実践
〜関節可動域検査・筋力検査の確認、振り返り、まとめ〜 
確認試験。関節可動域検査、筋力検査の実技試験実施。 
8 第8回 検査・測定の実践
〜脳血管障害(運動麻痺、運動失調、バランス)〜
脳血管障害(運動麻痺、運動失調、バランス)について領域共通の評価法や専用の評価法を組み合わせて実技を行い、基本的な評価技術を身につけできるようにする。  
9 第9回 検査・測定の実践
〜脳血管障害(上肢機能、高次脳機能)〜 
脳血管障害(上肢機能、高次脳機能)について領域共通の評価法や専用の評価法を組み合わせて実技を行い、基本的な評価技術を身につけできるようにする。   
10 第10回 検査・測定の実践
〜知覚検査、内部障害〜 
知覚障害についての評価実技を行い、基本的な評価技術を身につけできるようにする。   

内部障害について領域共通の評価法や専用の評価法を組み合わせて実技を行い、基本的な評価技術を身につけできるようにする。   
11 第11回 査・測定の実践
〜脳血管障害評価の確認、振り返り、まとめ〜 
脳血管障害評価の振り返り、実技練習、まとめ。 
12 第12回 検査・測定の実践
〜脳血管障害評価の確認、振り返り、まとめ〜  
確認試験。脳血管障害評価の実技試験実施。  
13 第13回 検査・測定の実践
〜標準化された検査バッテリー〜
臨床での使用頻度の高い標準化された検査バッテリーをグループに分かれてプレゼンテーションを行う。
14 第14回 検査・測定の実践
〜標準化された検査バッテリー〜 
臨床での使用頻度の高い標準化された検査バッテリーをグループに分かれてプレゼンテーションを行う。
15 第15回 検査・測定の実践
〜標準化された検査バッテリー〜 
臨床での使用頻度の高い標準化された検査バッテリーをグループに分かれてプレゼンテーションを行う。

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