シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
総合臨床実習Ⅱ 【5/27~7/12】/Clinical Practice Ⅱ
授業コード
/Class Code
B704071001
ナンバリングコード
/Numbering Code
RPTj702
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期集中/SPRING INTENSIVE
曜日・時限
/Day, Period
他(前期)/OTHERS(SPR.)
単位数
/Credits
8.0
主担当教員
/Main Instructor
森本 陽介/MORIMOTO YOSUKE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大賀 智史/OGA SATOSHI 理学療法学科/Physical Therapy
下 和弘/SHIMO KAZUHIRO 理学療法学科/Physical Therapy
森本 陽介/MORIMOTO YOSUKE 理学療法学科/Physical Therapy
授業の方法
/Class Format
総合臨床実習Ⅱは3年後期までに開講される専門教育科目のうち必修科目を修得した後に4年次前期の8週間実施する。
臨床実習指導者の指導・監督の下でおこなう診療参加型臨床実習によって、対象者の障害像の把握、治療目標および治療計画の立案、治療実践ならびに治療効果判定に関する基本的理学療法を遂行する知識・技能を身につけ、同時に社会人・専門職としてふさわしい行動や態度がとれるようになることを目的とする。
授業の目的
/Class Purpose
 本実習は理学療法に関する基本的な知識・技術を学修した後に、それらの知識・技術を応用して、対象者の問題を把握し、そのための解決方略を検討する機会であり、次の目標を掲げて実施される。
・臨床実習指導者の実習計画に基づいて、指導・監督の下で診療参加型臨床実習を体験する。
・社会人・専門職としてふさわしい適性、行動および態度をとることができる。
・対象者に対する全般的な安全性への配慮ができる。
・理学療法実施上の倫理的・法的責任への理解ができる。
・病院や施設の概要・組織・管理・運営について理解し、さらにリハビリテーション部門ならびに関連部署における診療・教育活動を担う診療チームの一員として加わり、対象者の社会参加に向けた様々な専門職種の目的と役割を理解することができる。
・理学療法に関する基本的知識と技能に関する学修をする。
到 達 目 標
/Class Objectives
① 対象者に対する安全性、個人情報の守秘義務等ついて理解し行動することができる。
② 理学療法実施上の倫理的・法的責任について理解し遵守することができる。
③ 施設および理学療法部門の組織、理念、役割、規則、管理・運営、診療・サービス提供内容等について理解することができる。
④ 総合臨床実習Ⅰ・Ⅱともに、臨床実習指導者の指導・監督の下で、対象者に関する情報収集、障害像の把握、治療目標および治療計画の立案、治療実践ならびに治療効果判定について経験し、臨床実習指導者の臨床推論を理解することができる。
⑤ 基本的な理学療法を遂行する知識・技能を修得し、専門職として備えるべき向上心を持ち、ふさわしい行動や態度をとることができる。
授業のキーワード
/Keywords
診療参加型臨床実習、理学療法プログラム、臨床推論
授業の進め方
/Method of Instruction
 総合臨床実習Ⅱは4年次前期8週間を割り当て、7週間は実習施設において診療参加型臨床実習を臨床実習指導者の指導のもと、上記の目標に基づいて実施する。1週間は学内にて臨床実習前後に目標設定や報告会を実施する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
2024年度は2024年5月27日(月)~7月12日(金)の7週間と、実習開始前・終了後の5日間で実習説明会・セミナー・実技確認、OSCE、実習報告会などを行う。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
実習前には、検査測定の手技や今まで学んだ理学療法技術を復習すること。
実習中は、臨床実習指導者から出された課題があれば、1時間以内で行うこと。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
① 実習報告会での発表
・発表内容は「学生と臨床実習指導者における臨床推論(問題点、目標、プログラム)の相違について」とし、パワーポイントを用いて発表する
・パワーポイントの基本構成は以下の通りとする
症例情報
学生の臨床推論
臨床実習指導者の臨床推論
臨床推論の相違点
相違が生じた原因の考察(実習生に不足している点)

② 提出物
・「総合臨床実習(4年次)報告書」(附録PT-5)
学籍番号、氏名、実習施設名、臨床実習指導者名、実習期間等を記載すること。
・実習報告会配布資料(①におけるパワーポイントを6スライド/ページで印刷)
・ポートフォリオ
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
総合評定は総合臨床実習Ⅰ・Ⅱそれぞれについて行う。
成績判定は以下の基準に準じて、科目担当責任者が総合的に判定する。
① 出席状況および臨床実習指導者の評価(50%)
② 実習前後の評価(50%)
なお、本実習において出席日数が出席すべき日数の4/5未満の場合は成績判定の対象から除外する。

ただし、以下の事項に該当した場合、単位認定から除外となるので注意すること。
1)臨床実習期間において出席日数が出席すべき日数の4/5未満の場合。
2)無断欠席および2回以上の学生の過失による遅刻。
3)実習の手引き「Ⅵ.学生の責務と注意事項、体調管理と感染症予防対策」の記載内容が遵守できない場合。
4)実習開始前のオリエンテーション、実習後の実習報告会、その他本授業に関する諸会議、本実習前後の筆記・実技試験、口頭試問などの諸試験を本学の定める公認欠席以外の理由で欠席した場合。またその他の理由によるものであって2日前までに事前連絡および科目担当者の了承を得ずに欠席した場合。
5)学内および学外実習いずれにおいても、課題や提出物などを、決められた期限内に提出しない場合。ただし、やむを得ない事情があり、事前に担当教員や実習指導者に了承を得て提出が遅延する場合を除く。

※学内実習が生じた場合について
 コロナ感染等の事情により、臨床実習施設での実習開始・継続が困難となった場合、学内での代替実習に置き替わることがある。この場合、定めた学内実習に参加し、臨床実習と同等の学習時間数を遂行することが単位認定の必要条件となる。また学内実習では課せられた課題の提出を求める。
この場合は臨床実習を行なった期間における上記②および学内実習の実施期間における課題の評価により50%分の成績評価をおこなう。なお学内実習においても上記1)~4)の事項は同様のものとなる。
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 実習開始前 臨床実習指導者会議 実習前試験(筆記)の実施

2 第2回 1週目前半 実習オリエンテーション preOSCEの実施
3 第3回 1週目後半
臨床実習開始 実習地オリエンテーション 理学療法の見学 対象者の紹介 評価計画立案
4 第4回 2週目 3週目 数名の対象者の部分的な評価を見学,模倣,実施し,指導者の臨床思考過程を学ぶ
5 第5回 4週目~7週目 治療・指導・援助実施
数名の対象者の部分的な治療を見学,模倣・実施し,指導者の臨床思考過程を学ぶ
実習報告書の作成
臨床実習終了
6 第6回 実習後報告会 
OSCEなど
OSCEなどで習得技能の確認する
実習の評価を教員への報告
事後の意見交換

科目一覧へ戻る