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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
健康管理学/Health Promotion
授業コード
/Class Code
B703941001
ナンバリングコード
/Numbering Code
RPTe201
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
月5(後期)/MON5(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
村尾 浩/MURAO HIROSHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
村尾 浩/MURAO HIROSHI 理学療法学科/Physical Therapy
授業の方法
/Class Format
対面授業。
授業の目的
/Class Purpose
 健康管理学は、学部のディプロマポリシーに掲げるリハビリテーションに関する広範な知識を修得することを目指しています。
 本邦での少子高齢化や社会規範の変化は、人々のライフスタイルを変貌させてきた。運動不足や偏食に起因する肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症等の生活習慣病は、放置すると脳卒中や虚血性心疾患等の生命を脅かすだけでなく人生の質(QOL)をも奪う疾患として近年注目されている。
 健康管理学では、生活習慣病の予防や健康増進について学ぶとともに、健康運動実践指導者受験に必要な基本的な知識を身につけることを目的とする。
この科目を担当する教員は1988年に医師の資格を取得し、2009年に異動するまで常勤臨床医の実務経験を有しています。臨床経験を活かし、臨床場面での知識の使い方を交えながらの講義を行います。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.病気・健康・体力の概念、健康づくりに果たす運動の役割を説明できる(知識)。
2.中高年の運動器疾患について説明できる(知識)。
3.成長期の運動器疾患について説明できる(知識)。
4.スポーツに起因する運動器疾患を説明できる(上肢)(知識)。
5.スポーツに起因する運動器疾患を説明できる(下肢) (知識)。
6.スポーツに起因する運動器疾患を説明できる(脊椎)(知識)。
7.スポーツに起因する虚血性心疾患・代謝性疾患を説明できる(知識)。
8.スポーツに起因する熱中症を説明できる(知識)。
9.スポーツに起因する精神疾患を説明できる(オーバートレーニング症候群)(知識)。
10.スポーツに起因する精神疾患を説明できる(不安障害)(知識)。
11.中高年の運動器疾患の運動処方について説明できる(知識)。
12.成長期の運動器疾患の運動処方について説明できる(知識)。
13.精神疾患に対する運動処方について説明できる(知識)。
14.虚血性心疾患・代謝性疾患に対する運動処方について説明できる(知識)。
15.生活習慣病に対する生活指導について説明できる(知識)。
授業のキーワード
/Keywords
疾病予防
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を中心にすすめます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
疾病予防を理解するのによくある病気や外傷に対して積極的に勉強してください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
解剖学・運動学などの科目と重複する内容があるので、それらと関連付けて学修すると理解しやすいでしょう。
授業後は、講義の内容を整理し重要点は記憶するように心がけてください(60分程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回の授業ごとに出席カードを提出してもらいます。
定期試験を行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
・単位を取得するには期末試験100%のうち60%以上得点する必要があります。
テキスト
/Required Texts
・特に指定しません。
参考図書
/Reference Books
健康運動実践指導者養成用テキスト 財団法人健康・体力づくり事業財団 (南江堂)2009年4月1日発行
森谷敏夫:からだと心の健康づくり—運動療法.中災防新書、2001. 曽根智史、他訳:健康行動と健康教育.医学書院、2006. 畑栄一、他編:行動科学—健康づくりのための理論と応用.南江堂、2003. 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 病気・健康・体力の概念、健康づくりに果たす運動の役割 病気・健康・体力の概念、疾病構造の変化と理由、健康づくりに果たす運動の役割について学ぶ。(健康づくり施策概論)
2 第2回 中高年の運動器疾患 中高年の運動器疾患について学ぶ(健康づくり施策概論)。
3 第3回 成長期の運動器疾患 成長期の運動器疾患について学ぶ(メディカルチェック)。
4 第4回 スポーツに起因する運動器疾患(上肢) スポーツに起因する運動器疾患(上肢)について学ぶ(メディカルチェック)。
5 第5回 スポーツに起因する運動器疾患(下肢) スポーツに起因する運動器疾患(下肢)について学ぶ(メディカルチェック)。
6 第6回 スポーツに起因する運動器疾患(脊椎) スポーツに起因する運動器疾患(脊椎)について学ぶ(機能解剖とバイメカニクス)。
7 第7回 ストレスと心の健康 ストレスと心の健康について学ぶ(運動指導の心理学的基礎)。
8 第8回 スポーツに起因する精神疾患(オーバートレーニング症候群) スポーツに起因する精神疾患(オーバートレーニング症候群)の特徴とその対応について学ぶ(運動指導の心理学的基礎)。
9 第9回 スポーツに起因する精紙疾患(不安障害) スポーツに起因する精神疾患(不安障害)の特徴とその対応について学ぶ。(運動指導の心理学的基礎)。
10 第10回 スポーツに起因する熱中症 スポーツに起因する熱中症について学ぶ。
11 第11回 中高年の運動器疾患に対する運動処方 中高年の運動器疾患に対する運動処方について学ぶ(健康づくり運動の実際)。
12 第12回 成長期の運動器疾患に対する運動処方 成長期の運動器疾患の運動処方について学ぶ(健康づくりと運動プログラム)。
13 第13回 精神疾患に対する運動処方 精神疾患の運動処方について学ぶ(健康づくりと運動プログラム)。
14 第14回 虚血性心疾患・代謝性疾患に対する運動処方 虚血性心疾患・代謝性疾患に対する運動処方について学ぶ(運動生理学)。
15 第15回 生活習慣病に対する生活指導 運動プログラムの実践と効果的な指導法について学ぶ(健康づくりと運動プログラム)。

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