基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	ソーシャルワーク実習指導Ⅰａ／Field Practice in Social Work Practice Supervision Ⅰa
授業コード ／Class Code	B703811001
ナンバリングコード ／Numbering Code	RSRg401
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	総合リハビリテーション学部／Rehabilitation
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	後期／AUTUMN
曜日・時限 ／Day, Period	月3(後期)／MON3(AUT.)
単位数 ／Credits	1.0
主担当教員 ／Main Instructor	宮崎　清恵／MIYAZAKI KIYOE
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
伊藤　隆博／ITO TAKAHIRO	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation
奥西　栄介／OKUNISHI EISUKE	総合リハビリテーション学部／Rehabilitation
大塚　美和子／OOTSUKA MIWAKO	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation
川本　健太郎／KAWAMOTO KENTARO	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation
香山　芳範／KAYAMA YOSHINORI	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation
九十九　綾子／TSUKUMO AYAKO	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation
橋本　力／hashimoto chikara	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation
藤田　裕一／FUJITA YUUITI	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation
宮崎　清恵／MIYAZAKI KIYOE	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation
水上　然／MIZUGAMI TSUZURU	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation

授業の方法 ／Class Format	対面授業（講義）
授業の目的 ／Class Purpose	本科目は、学科DP２及びDP３を目指している。この科目は、社会福祉士受験科目の必修科目「ソーシャルワーク実習」を実施するための事前学習の科目である。ソーシャルワーク実習の実施に先立ち、ソーシャルワーク実習の目的と構造について理解でき、さらに具体的な実習先決定に向けた準備を行うことが目的である。 　なお、この科目の担当者は高齢者福祉現場、児童家庭福祉現場、保健医療福祉現場（病院）、地域福祉現場等において実務経験のある教員なので、より実践的な観点から福祉現場の状況等に関して解説するものとする。
到　達　目　標 ／Class Objectives	学科DP２と３に掲げる社会福祉士の知識や技能である以下の内容の習得を目指す。 ①実習および実習指導の意義と目的が説明できる。（知識） ②実習におけるスーパービジョンと教育効果について説明できる。（知識） ③実習の構造について説明できる。（知識） ④実習におけるリスクマネジメントについて説明できる。(知識） ⑤情報収集の方法について理解でき実行できる。（技能） ⑥実習記録の書き方の基本が理解できる。（技能） ⑦実習に出るための最低限の基本的知識を身につけていることを示すことが出来る。(知識） ⑧実習に出るための最低限の専門的知識を身につけていることを示すことが出来る。（知識）
授業のキーワード ／Keywords	ソーシャルワーク実習、事前学習
授業の進め方 ／Method of Instruction	オムニバス形式で、毎回授業担当が異なる。テキストの内容を中心にしながら、随時資料を配布する。
履修するにあたって ／Instruction to Students	実習に望むにあたっての重要な科目である。真摯な受講姿勢を望む。
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	事前学習として、おおむね１時間、事後学習としておおむね1時間。 また、現場の状況を理解するために出来る限りさまざまな福祉現場での自主的な体験学習を推奨する。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	中間と最終日にふりかえりのレポートを課す。 各担当教員からの課題レポート（または授業へのコメント）の記載を求められる。 基礎用語テストを複数回行う。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	授業への取り組み５０％、レポート内容５０％の総合評価とする。 「授業への取り組み」の30％は課題レポート（または授業へのコメント）で評価する。基礎用語テストは、授業への取り組み 20％分として 評価する。基礎用語テストへの取り組みが不十分な場合には 20％を与えない。 ふりかえりレポートについては2回行い25%ずつで評価する。 ※基礎用語テストへの取り組みが不十分な場合とは、Ａ. ２回行ったテストのいずれか１回以上を受けていない 、Ｂ.テストで基準点に満たず、再テストを指示したにも関わらず再テストを受け ていない、Ｃ．再テストを受けてはいるが、点数の向上がみられず、取り組み努力が認められない場合である。
テキスト ／Required Texts	一般社団法人　日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集(2023）『ソーシャルワーク実習指導　ソーシャルワーク実習』中央法規
参考図書 ／Reference Books

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	オリエンテーション・基礎知識の確認	ソーシャルワーク実習指導の全体像をふまえ、社会福祉士となるための基本的知識について理解する。
2	第2回	社会福祉士養成におけるソーシャルワーク実習	社会福祉士養成過程におけるソーシャルワーク実習および実習指導の意義と目的について理解する。
3	第3回	ソーシャルワークの価値と倫理および社会福祉士の専門性	ソーシャルワークの3つの基本的な構成要素である価値・倫理、知識、技法の全体像と、土台となる価値と倫理の詳細について学びそれらと実習との関連性について理解する。
4	第4回	実習におけるスーパービジョン	実習中のスーパービジョン体制とその意義と方法について理解する。
5	第5回	実習における教育評価	実習における教育評価の意義、目的、領域、基準について理解する。
6	第6回	実習の構造	実習のプロセスと実習にかかわるシステムについて理解する。
7	第7回	実習におけるリスクマネジメント	実習におけるリスクについて学び、実習教育において実習生に生じるリスクを検討して備えるための視点を得る。
8	第8回	実習に必要な基礎用語と専門知識の確認と今までのふりかえり	前半の振り返りを行うとともに、実習に行くための最低限度必要な基礎用語と専門知識を確認する。
9	第9回	情報収集の方法	自身の実習先を理解するための情報を収集する方法について学ぶ。
10	第10回	実習記録の書き方	実習記録の意義とその書き方と留意点について理解する。
11	第11回	ソーシャルワーク実習の分野と施設・機関の理解	ソーシャルワーク実習の位置づけ、ソーシャルワーク実習を行う施設・機関について理解し、それぞれの施設・機関におけるソーシャルワーク実習の内容を知る。
12	第12回	総ふりかえりと基礎用語の最終確認	今までの授業の総振り返りを行うとともに基礎知識の最終チェックを行う。
13	第13回	実習担当者別の具体的な事前指導	各領域に分かれて実際の担当教員から、より具体的で詳細な事前指導がなされる。各領域ごとの留意点や実習に行くまでに必要な達成課題等を理解する。
14	第14回	専門知識の確認と実習までに必要な準備	実習に必要な専門的知識の確認を行う。
15	第15回	実習担当者別の実習までに必要な準備	ソーシャルワーク実習に行くまでに必要な事前準備についてふりかえり、自身の達成度評価を行う。加えて具体的・事務的準備について学ぶ。