基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	障害に関する理解 【21～】／Understanding about disabilities
授業コード ／Class Code	B703742001
ナンバリングコード ／Numbering Code	RSRc530
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	総合リハビリテーション学部／Rehabilitation
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	月5(前期)／MON5(SPR.)
単位数 ／Credits	1.0
主担当教員 ／Main Instructor	藤田　裕一／FUJITA YUUITI
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
藤田　裕一／FUJITA YUUITI	社会リハビリテーション学科／Social Rehabilitation

授業の方法 ／Class Format	講義、演習 （第１回以降、隔週で開催、全８回）
授業の目的 ／Class Purpose	本科目は、学科DP４に掲げる社会問題に関心を持ち、人々の生活課題を発見・把握し、それに対応するための思考力・判断力を身につけることを目指している。障害の理解の前提となる障害の概念を学ぶとともに、各障害の種類、内容、支援のあり方を学習することが目的である。 本科目は、教員の免許状取得のための必修科目であり、教科に関する科目の一つであるため、発表プレゼンテーション方法の学習も目的である。 関連する専門科目は、障害者福祉論である。障害者福祉論では、障害者福祉の制度、法律、サービス、理念、歴史等を学習するが、本科目は身体障害等の内容と具体的支援を学習することが目的となる。 なお、この科目の担当者は障害者支援の豊富な実務経験のある教員であり、障害者当事者でもある。適宜、現場の話や当事者性に関する話も盛り込みながら進めていきたい。
到　達　目　標 ／Class Objectives	１、障害の理解の前提となる障害の概念が説明できる。（知識） ２、身体障害等の各障害の内容が説明できる。（知識） ３、各障害の具体的支援を説明できる。（知識） ４、各障害の実際的な支援の方法を活用して支援できる。（技能）
授業のキーワード ／Keywords	障害の概念、各障害の内容と支援、障害の事例検討
授業の進め方 ／Method of Instruction	テキスト内容、配布プリント、PowerPoint等を活用しながら進める。
履修するにあたって ／Instruction to Students	高等学校（福祉）の免許状取得の専門科目である。講義に先立ち、事前にテキストを予習しておく。
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	テキストの該当箇所を読んで臨むこと。また、レポート作成など、授業内容の他に、事前学習としておおむね2時間、事後学習としておおむね1時間の学習が必要。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	授業中に発表課題、レポート課題等を指示する。また毎回授業後、出席カードへ授業内容への感想や質問の記載を求める。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	発表レポート30％、発表プレゼンテーション30％、最終レポート30％、ディスカッションへの参加度10％による総合評価。
テキスト ／Required Texts	介護福祉士養成講座編集委員会編『最新・介護福祉士養成講座〈14〉 障害の理解』　中央法規　2019年
参考図書 ／Reference Books	必要に応じて適宜紹介する。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	障害の概念とその変遷	IHIDH、ICFの概念とその内容を歴史的な変遷をふまえて理解する。
2	第2回	身体障害の内容と理解（支援）	身体障害の具体的内容と理解をふまえて、支援の具体的方法を学び、実際に学ぶ。
3	第3回	知的障害の内容と理解（支援）	知的障害の具体的内容と理解をふまえて、支援の具体的方法を学び、実際に理解する。
4	第4回	精神障害の内容と理解（支援）	精神障害の具体的内容と理解をふまえて、支援の具体的方法を学び、実際に学習する。
5	第5回	発達障害の内容と理解（支援）	発達障害の具体的内容と理解をふまえて、支援の具体的方法を学び、実際に理解する。
6	第6回	高次機能障害の内容と理解（支援）	高次機能障害の具体的内容と理解をふまえて、支援の具体的方法を学び、実際に理解する。
7	第7回	難病の内容と理解（支援）	難病の具体的内容と理解をふまえて、支援の具体的方法を学び、実際に理解する。
8	第8回	障害の理解のための事例検討	これまで学んだことをふまえて、各障害の具体的な事例検討を実施し、具体的な支援の実際を学習する。