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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
社会福祉特論/Lecture on Specific Theme
授業コード
/Class Code
B703731001
ナンバリングコード
/Numbering Code
RSRc736
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年/FULL-YEAR
曜日・時限
/Day, Period
木4/THU4
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
阿江 善春/AE YOSHIHARU
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
阿江 善春/AE YOSHIHARU 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
教室での講義を基本にします。

One Drive
https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/ry101197_reha_kobegakuin_ac_jp/EsC7S44eMYdAsVX4-qqKl2wBukjfHCpsq955GrcximZ9Xg
授業の目的
/Class Purpose
本科目は、学部DP2とDP3、DP4を目指している。
実践現場においてはソーシャルワーク機能の発揮がますます求められている。そこで在学中に専門知識を実践に応用する力を養うことが必要となってくる。
本科目は、社会福祉専門分野に属し、社会福祉専門科目及びソーシャルワーク専門科目の再学習を実施する。総合的かつ包括的なソーシャルワーク実践が志向される中、一つひとつの専門科目の学習を踏まえて、横断的に学習し、専門的知識の再統合を実施することが目的である。
到 達 目 標
/Class Objectives
本科目は、これまで学習した社会福祉及びソーシャルワークの専門科目を総合的かつ包括的に振り返ることで福祉実践現場において、応用展開できる実践力を習得することが目標である。
授業のキーワード
/Keywords
総合的かつ包括的なソーシャルワーク実践、横断的な学習、実践力の習得。
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式だけでなく、受講生のグループワークも取り入れながら、主体的な学習を基本とする。
また実践場面に関わる映像教材なども適時使用し、将来の実践イメージを創造する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
すでに履修済の科目の内、社会福祉士国家試験19科目の基礎用語(具体的には各科で使用したテキスト中のゴシック表現の語句)を復習しておくこと。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
保健医療や高齢・障害・児童の3福祉事業の現場職員による事例検討会や、課題・実践研究会、職場チームワークや地域ネットワークに関わる学習企画を案内するので、できるだけ参加をしてほしい。(60分程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
中間点(前期終了後の夏季休暇中)での到達内容と課題について提出を求め、後半に向けた指導をする。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
全期の末時点(12月)でレポート課題を行い成績評価の70%に充てる。
授業での質疑や発表内容等を成績評価の30%に充てる
テキスト
/Required Texts
授業計画ごとに対応する科目の社会福祉士養成用テキストを指示するので持参すること。
参考図書
/Reference Books
日本弁護士連合会【編】「契約型福祉社会と権利擁護のあり方を考える」
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 WHО健康定義とSW 人間の健康3本柱の理解とSW支援のあり方
2 第2回 心身相関とSW 心の働きと理解、それに対するSW支援
3 第3回 社会的存在としての人間 存在と意識、(終末期等)人生の実在とSW支援
4 第4回 面接技術の基本 SW面接とカウンセリング、コーチング理論の応用
5 第5回 個人と集団 近現代史、社会理論その背景とSWの展開
6 第6回 地域社会とSW 地域包括ケア、多世代共生社会とSWの位置づけ
7 第7回 行政機関とSW 各主務官庁、地方自治体の役割と関係作り
8 第8回 障がい者福祉とSW 障がい者支援の歴史とSW支援の変遷・課題
9 第9回 公的扶助制度とSW 低所得者支援の歴史とSW支援のあり方
10 第10回 保健医療分野のSW 医療関連制度とSW(MSW・PSW)
11 第11回 権利擁護におけるSW 成年後見制度、行政不服審査制度とSWの役割
12 第12回 要求把握活動とSW 各福祉分野、地域における要求把握とSWの役割
13 第13回 高齢者福祉・介護保険とSW 高齢者支援制度の変遷とSW支援の課題
14 第14回 児童福祉・子育て支援とSW 児童・家庭に対する支援とSW支援のあり方
15 第15回 司法とSW 刑事犯の社会復帰とSW支援のあり方
16 第16回 事例検討−医学・医療とSW 医療分野と福祉分野とのつながりを理解し、実際の援助過程を学ぶ
17 第17回  〃 −心理的支援とSW 心理学理論と支援の方法を学び、具体的な実践例を通して理解を深める
18 第18回 〃 −社会理論別課題 社会福祉の理論形成の歴史を人類の社会発展史と重ねて理解し、今日の課題理解に繋げる
19 第19回 〃 −地方自治体への働きかけ 3権における行政の位置、特に地方自治体の機能の理解と働きかけ、関係構築の具体例を学ぶ
20 第20回  〃 −チームワークとSW 保健医療福祉の各職場におけるチームワーク形成とSWの役割について事例をもとに学ぶ
21 第21回  〃 −ネットワークとSW 地域の関係諸団体や組織、個人とのネットワーク作りについて事例をもとに学ぶ
22 第22回 〃 −福祉の職場づくりとSW 保健医療福祉職場の運営や組織作り、人材育成とSWとしての役割について具体例をもとに学ぶ
23 第23回  〃 −年金とSW 年金制度の理解とそれに関わる相談援助の理論・方法について事例をもとに学ぶ
24 第24回 〃 −雇用・労災とSW 雇用保険、労災保険の理解とそれに関わる相談援助の理論・方法について事例をもとに学ぶ
25 第25回  〃 −援助アプローチ論① 相談援助にかかわる理論の内、問題点の収集・分析について具体的に学ぶ
26 第26回  〃 −援助アプローチ論②       〃      、計画・評価の進め方について具体的に学ぶ
27 第27回  〃 −援助アプローチ論③       〃      、総合的・全体的な視点を持ったSW展開について事例をもとに学ぶ
28 第28回 〃 −高齢者・児童への支援 高齢者福祉、児童福祉の制度(変遷と現状)を理解し、具体的な援助事例を学ぶ
29 第29回  〃 −就労支援とSW 職場・社会復帰、社会参加と就労支援を結び、関連する制度を理解するとともに具体的な事例を学ぶ
30 第30回  〃 −更生保護制度とSW 更生保護制度の理解と福祉専門職としての関わりについて事例をもとに学ぶ

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