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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
臨床検査測定実習 【2025/2/3~2/14】/Clinical Assessment Practice
授業コード
/Class Code
B703632001
ナンバリングコード
/Numbering Code
RPTj401
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期集中/AUTUMN INTENSIVE
曜日・時限
/Day, Period
他(後期)/OTHERS(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
小嶋 功/OJIMA ISAO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小嶋 功/OJIMA ISAO 理学療法学科/Physical Therapy
柿花 宏信/KAKIHANA HIRONOBU 理学療法学科/Physical Therapy
授業の方法
/Class Format
臨床実習(検査測定実習)
授業の目的
/Class Purpose
本科目は、本学部のディプローマ・ポリシーである、「幅広い知識に基づいて、他者および異文化を理解することができる」、「さまざまな問題を発見し、それを解決する方策を導くことができる」、「生涯にわたって学び続けることができる」、「獲得した知識や技能を社会に役立てることができる」の4つにつながる科目である。
この実習は専門基礎分野、理学療法評価学、理学療法評価学実習など理学療法における検査測定に関する科目の履修により、大まかな理学療法の知識が育まれた後に実施する。病院あるいは施設における理学療法部門の位置づけ、理学療法士の役割、対象者への接し方等を学ぶと共に、臨床現場における実習を通して、理学療法の検査測定に関する技能の習得を目的とする。
本科目は、実践的教育から構成される授業科目でり、科目担当者は、理学療法士として医療保険・介護保険および臨床疫学分野において10~30年の経験がある実務経験のある教員である。
本科目は学外実習であるが、オリエンテーションでは臨床における知識と技術を基礎として、より深い学びへとつなげていく。
※ 本科目に関する重要事項は、「実習の手引き」に掲載しているので、遵守すること。
到 達 目 標
/Class Objectives
① 対象者や職員に対し社会人および医療人として相応しい行動をとることができる。
② 理学療法の対象となる代表的な疾患のイメージを持つことができる。
③ 対象者が医療施設においてどのように支援されているか考察することができる。
④ 臨床実習指導者の管理下で検査測定を体験し、その意義を学ぶことができる。
⑤ 臨床実習を通して学内実習で得られた検査測定技術を向上させることができる。
※ 本科目に関する重要事項は、「実習の手引き」に掲載しているので、遵守すること。
授業のキーワード
/Keywords
臨床実習 検査測定 卒前教育
授業の進め方
/Method of Instruction
本実習は後期試験後、2025年2月3日~ 2月14日(2週間)に実施予定であり、教務で定めた時間割表に掲載されない。
本実習に関する詳細な説明は、「実習前オリエンテーション(出席は実習出席日数に含まれる)」で実施する。
本実習は臨地実習であり、兵庫県を中心に病院・施設で実施される。
本実習は、担当教員と病院・施設の実習指導者と連携を図りながらおこなわれる。
実習後は実習後報告会を実施し、本実習で得られた成果を担当教員のグループ単位で共有する。

※ 臨床検査測定実習に関する重要事項は、Teams、メール、掲示板等で知らせるので、
  各自の責任でチェックすること。
※ 本科目に関する重要事項は、「実習の手引き」に掲載しているので、遵守すること。
履修するにあたって
/Instruction to Students
臨床現場での実習であるので、実習中の行動には社会的責任が発生する。不適切な行動が確認された場合、実習を中止する場合があるので注意をすること。
「実習オリエンテーション」時に「臨床実習の手引き」を配布し、「重要事項について」説明する。
※ 本科目に関する重要事項は、「実習の手引き」に掲載しているので、遵守すること。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
①「実習の手引き」を熟読しておくこと。
②関連科目について講義内容を復習(180分程度)。
※ 本科目に関する重要事項は、「実習の手引き」に掲載しているので、遵守すること。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
(1)課題レポート
以下の①~③に関して、それぞれ 1600 字程度(A4 用紙1枚程度)でまとめ、実習後報告会で報告会担当教員に提出する。
課題レポートには必ず学籍番号、氏名、実習施設名、実習期間等を記載した表紙をつけること。その後課題①~③について、タイトル行を最初に記載したうえで作成し、これらを1つのレポートとして通し番号でページ番号を付し、左上に一か所ホッチキス止めしたものを提出すること。

① 対象者・家族、職員との人的交流に関して今回の実習で努めて行ったこと、考えたことを述べよ。
② 見学した症例・事例を1例あげ、疾患名、障害名、病態、および理学療法士がどのような評価や理学療法を行っていたかなどを記載し、それに対する感想を述べよ。また、学生自身が実施した検査・測定について、症例・事例と関連付けて述べよ。
③ 理学療法室等に配置していた主な機器、設備をあげ、その役割、保守の方法等について述べよ。
(2)実習報告書および実習後報告会での発表(グループごとに行う)
① 「実習報告書(実習オリエンテーン時に配布)」を作成し、それをもとに自身の実習についてグループ内で発表する。
② 「実習報告書」を報告会終了後に担当教員へ提出する。

<臨床実習前評価と臨床実習後評価>
①臨床実習前評価Ⅰ・Ⅱの実施
②臨床実習後評価Ⅰ・Ⅱの実施
※ 詳細については「臨床実習オリエンテーション時」に説明する(実習単位に含む)。
※ 上記、(1)、(2)については、問い合わせに応じるとともに適時フィードバックする。
※ 本科目に関する重要事項は、「実習の手引き」に掲載しているので、遵守すること。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
成績評価は以下の①~③および下記の事項を基準に行う。
①臨床実習前評価(25%)
 ⅰ.実習前評価Ⅰ:検査測定実習に向けて
 ⅱ.実習前評価Ⅱ:OSCE課題 動画視聴による自己評価課題
②実習地による臨床実習での評価(50%)
③臨床実習後評価(25%)
 ⅰ.実習報告会での発表(実習報告書の提出)
 ⅱ.課題レポート・・・提出課題の項参照

ただし、以下の事項に該当した場合、単位認定から除外となるので注意すること。
1)臨床実習期間において出席日数が出席すべき日数の4/5未満の場合。
2)無断欠席および2回以上の学生の過失による遅刻。
3)実習の手引き「Ⅵ.学生の責務と注意事項、体調管理と感染症予防対策」の記載内容が遵守できない場合。
4)実習開始前のオリエンテーション、実習後の実習報告会、その他本授業に関する諸会議、本実習前後の筆記・実技試験、口頭試問などの諸試験を本学の定める公認欠席以外の理由で欠席した場合。またその他の理由によるものであって2日前までに事前連絡および科目担当者の了承を得ずに欠席した場合。
5)学内および学外実習いずれにおいても、課題や提出物などを、決められた期限内に提出しない場合。ただし、やむを得ない事情があり、事前に担当教員や実習指導者に了承を得て提出が遅延する場合を除く。

※学内実習が生じた場合について
 コロナ感染等の事情により、臨床実習施設での実習開始・継続が困難となった場合、学内での代替実習に置き替わることがある。この場合、定めた学内実習に参加し、臨床実習と同等の学習時間数を遂行することが単位認定の必要条件となる。また学内実習では課せられた課題の提出を求める。
この場合は臨床実習を行なった期間における上記②および学内実習の実施期間における課題の評価により50%分の成績評価をおこなう。なお学内実習においても上記1)~4)の事項は同様のものとなる。
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
1) PT・OTのための臨床技能とOSCE コミュニケーションと介助・検査測定編 第2版補訂版  [Web動画付き]、金原出版、2020年3月、6,050円(税込み)、ISBN 978-4-307-75058-5
2) 奈良勲、監修・鶴見隆正、他編: 標準理学療法学 専門分野 『理学療法 臨床実習とケーススタディ(第2版)』、医学書院、2011年3月、5,170円(税込)、ISBN 978-4-260-01207-2
3)   有馬慶美、他編: 基本編 ケースで学ぶ理学療法臨床思考(第2版)、文光堂、2019年12月
  5,720 円(税込み)、ISBN 978-4-8306-4579-2
4) 有馬慶美、他編: 実践編・ケースで学ぶ理学療法臨床思考(第2版)、文光堂、2019年12月
  7,920円(税込み)、ISBN 978-4-8306-4580-8 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 2022年2月7日~ 臨床検査測定実習 1.クライアントや職員に対し社会人として相応しいコミュニケーションや行
  動をとることができる。
2.クライアントに対し医療人としての手助けをすることができる。
3.理学療法の対象となる代表的な疾患のイメージを持つことができる。
4.施設における理学療法部門の位置づけや役割、さらには他部門との関係を
  把握することができる。
5.理学療法評価における検査測定を正確迅速に遂行することができる。
1日目
  オリエンテーション(スケジュールの確認、施設・各部門の見学)
2 臨床検査測定実習 2~8 日目
 ① 臨床実習指導者の業務見学
 ② 臨床実習指導者の管理下における検査測定の見学・模倣・実施 
 ③ 臨床実習指導者による、①、②に関しての指導
3 ~ 2月18日 臨床検査測定実習 9~10 日目
 臨床実習指導者からの総括的なフィードバック
※ スケジュールは臨床実習施設の診療体制に従うものであり、必ずしも上記
  の限りではない。

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