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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
ケア概論/Care Work Theory
授業コード
/Class Code
B702883001
ナンバリングコード
/Numbering Code
RSRc103
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木4(前期)/THU4(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
北川 香奈子/KITAGAWA KANAKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
北川 香奈子/KITAGAWA KANAKO 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
「講義」「演習」
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、学部DP1を達成することを目指します。ケアを必要とする高齢者や障がいをもつ人達への日常生活支援の視点や考え方を学ぶ事から介護に留まらず“ケア”とは何かを学びます。社会福祉を理解するためには、そこで暮らす人の生活の視点を養うことが必要となり、この教科でケアを必要とする人たちの“生活”“人生”について考えケアの専門性を理解します。この授業の担当者は、看護師の経験後介護福祉士養成校の教員として現在に至るまで専門学校や大学で教鞭を取りながら、施設に行き施設研修、アドバイザーとしての実践をおこなっており、実務経験のある教員として現場の状況を伝えケアの魅力など講義に活かすことができる。
到 達 目 標
/Class Objectives
1 ケアの概念や理念について理解したことを文章化できる。2 ケアの対象者について具体的に説明ができる。3 生活支援技術の専門性について根拠が説明できる。4 多職種にはどのような専門職があり、ケアワーカーとの連携が説明できる。5 ケアに関する制度や動向を理解できる。
授業のキーワード
/Keywords
ケア概論・生活・生活支援・自立支援・尊厳、尊重
授業の進め方
/Method of Instruction
1 パワーポイントを使って授業を進めます。2 テキストを使用しますが授業に必要な事は資料として配布致します。3 グループワークや演習を行います。そこで課題に対して、他者の意見を聞き、積極的な参加を行い、課題に対して発表や文章化できるように進めます。適宜質問にも応じていきます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業はテキストを使用します。又、レジュメ・資料を配布します。事前に次回の講義内容を提示しますので、調べ学習などは行ってください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
各回の講義内容について、予習を行ってください。
(60分程度)ケアに関する社会情報に関心を持って下さい。
専門用語の意味を理解して下さい。
社会の福祉の動向に関心を持ってください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポート課題は、提出期限を厳守する。
演習授業後の課題プリントの提出を課す。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験 70% レポート・授業で指示した課題 20%  授業状況 10% 以上の内容(毎回の出席カードの内容)から総合的に評価します。
テキスト
/Required Texts
「社会福祉学習双書」2023 編集委員会編 第15巻 介護概論  全国社会福祉協魏議会
参考図書
/Reference Books
「ケアの社会学」上野 千鶴子 太田出版  「ケアの理論からはじめる正義論」 エヴァ・フェダー・キテイ 白澤社 「驚きの介護民俗学」六車 由美 医学書院  「人にやさしい介護技術」 野村敬子 中央法規
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 本講義の目的 生活を考える ケア対象者の生活を支える仕組みを概観する
2 第2回 ケアとは何か 介護の歴史を知る
3 第3回 ケアをする・されるを考える ケアをする側とされる側の心身の想いや行為を考える。ケアの原則を理解する
4 第4回 ケアサービスの種類と利用方法 介護保険制度と障害者総合支援法を理解する
5 第5回 ケアの対象者を理解する 高齢者や障がい者の現状を理解する
6 第6回 対象者の暮らしを理解する 高齢者や障がい者の生活を知り、自分らしい生き方、暮らし方とはを考える
7 第7回 コミュニケ—ションの専門性 コミュニケーションの役割と障がいレベルに応じたコミュニケーションについて知る
8 第8回 人生の最終段階を考える 人生の最終段階において「生きる」を考え、ACPについて学習する
9 第9回 認知症の理解 認知症の概要、症状、原因疾患、
10 第10回 認知症ケアの実際 介護の在り方について学習する。ユマニチュウード
11 第11回 福祉用具の知識 福祉用具の知識と活用方法について学習する
12 第12回 生活支援技術 生活支援技術の基本を根拠をもって理解できる。観察の視点。
13 第13回 生活支援技術 車いす移動・杖歩行・着衣の実際
14 第14回 同行援護の実際 視覚障がいのある人の移動支援の実際
15 第15回 多職種連携とチームケア、地域包括 多職種とはどのような職種をいうのか?介護がチームケアであることの意味を理解し、家族を含めた支援のあり方を学習し予防介護に関連させて理解できる。

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