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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
精神保健福祉援助技術各論Ⅱ/Methods of Psychiatric Social Work Ⅱ
授業コード
/Class Code
B702661001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
土2(後期),土3(後期)/SAT2(AUT.),SAT3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
鈴木 晃/SUZUKI AKIRA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
鈴木 晃/SUZUKI AKIRA 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
授業は対面授業(講義)になります。



授業の目的
/Class Purpose
・この科目は、学部のDP2に示す、広範かつ専門的な知識を修得することを目指します。
・この科目は、精神保健福祉士に求められる専門的知識と技術、価値・倫理について実践的な内容を交えて学びます。
・この授業の担当者は、複数の医療・福祉現場や地域で実務経験を重ねた教員であり、その経験や知見をもとに医療や福祉現場で求められる精神保健福祉士の実践を学生の皆さんと共に学ぶ場にしたいと思います。
私の職歴は①精神科病院の病棟、外来、訪問看護における患者さんやご家族への支援、チーム医療②地域の事業所における相談支援や就労支援、グループワーク、ケアマネジメント、地域連携支援、グループホームでの居住支援③精神科クリニックのデイケア業務④長期入院患者さんの退院支援業務⑤地域の資源開発の支援と地域連携(哲学カフェ、WRAP、認知症カフェ、まちづくり協議会の福祉部会、精神障がい家族会、精神障がい当事者の方の居場所づくりなど)のサポート⑥ピアサポーターや当事者団体活動の支援など、です。20数年の間に勤務してきた医療法人、社会福祉法人、NPO法人、無認可共同作業所で得た実践知や知恵を授業の中に織り交ぜていき、多様な精神保健福祉士の働き方やキャリアごとの悩みについても理解を深めていきます。

到 達 目 標
/Class Objectives
・精神障がいやそれに関連する生活のしづらさ、社会的不利を体験して暮らしている障がい当事者の方の専門的な支援について医療・福祉現場の実情や地域の現状、取り組み、国や行政の動きを授業で取り上げます。そのことにより現場における精神保健福祉士の専門的支援とは何かを理解し知識や技術、価値、倫理について学びを深めることを目的とします。
・精神障がい当事者の方のそれぞれの想いや半生に寄り添ったオーダーメイドの支援とは何かを一緒に考えて精神保健福祉士として支援の見解が示すことができるようになることを目指します。
授業のキーワード
/Keywords
居場所、ひきこもり、伴走的支援、リカバリー、エンパワメント、ピアサポーター、ピアスタッフ、ケアラー、リカバリーカレッジ、オープンダイアローグ、地域連携、多職種連携、精神保健福祉士の新人における悩みや壁
授業の進め方
/Method of Instruction
・テキストを基本にyoutube等の映像やネットで閲覧可能な資料、新聞記事などを活用して授業を進めていきます。関連資料はプリントにして配布します。
・精神障がい当事者や家族の体験談、医療・福祉での実践活動、先駆的な研究などを取り上げていきます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
・テキストに沿って進めることがあるため毎回持参してください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・各回の講義内容について、復習を各10分程度行ってください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・授業の中で各テーマに沿ったレポートの提出を授業中に求めていきます。提出されたレポートは、次回の授業を進めていく上で参考にします。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
100%授業時間内でのレポート課題で評価します。
テキスト
/Required Texts
『新・精神保健福祉士養成講座 第5巻 精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅱ 第2版』日本精神保健福祉士協会 編 中央法規出版 2015年
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 本講義の目的  授業の概要と進め方について学ぶ
2 第2回 グループワークについて1 デイケア、SST、心理教育,家族支援などグループワークの理論と現場の実際を学ぶ
3 第3回 グループワークについて2 グループワークの技法や実際について理解する。
4 第4回 グループワークの具体的な支援について グループワークの具体的な支援を複数取り上げて精神保健福祉士としての支援を理解する。
5 第5回 コミュニティワークについて1  コミュニティーワークの実際について地域事情も含めて理解する。
6 第6回 コミュニティワークについて2 コミュニティーワークの技法や支援のあり方について理解する。
7 第7回 コミュニティワークの具体的な支援について  コミュニティワークの具体的な支援について理解する。 
8 第8回 ケアマネジメントの実際 ケアマネジメントの基本的な知識と実際を理解する
9 第9回 ケアマネジメントと社会資源 ケアマネジメントと社会資源について明石市やその近辺の社会資源を例に精神保健福祉士の支援を理解する。
10 第10回 ケアマネジメントの具体的な支援について ケアマネジメントの具体的な支援について理解する。
11 第11回 地域支援とネットワーキング 地域支援とネットワーキングについて明石市やその近辺の状況を例に理解する。
12 第12回 チーム医療とネットワーキングの実際 チーム医療とは何か、医療と地域とをつなぐネットワーキングとは何かについて理解する。
13 第13回 ピアサポート・セルフヘルプとは何か、どのような活動をしているのか、について実際の活動や展開を理解する。 ピアサポート・セルフヘルプとは何か、どのような活動をしているのか、について実際の活動や展開を理解する。
14 第14回 家族会、ケアラーの支援と実際 家族会、ケアラーの支援と実際について理解する。 
15 第15回 まとめ これまでの授業内容を振り返る。

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