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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
理学療法管理学/Administration in Physical Therapy
授業コード
/Class Code
B700871001
ナンバリングコード
/Numbering Code
RPTf601
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木1(後期)/THU1(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
岩井 信彦/IWAI NOBUHIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岩井 信彦/IWAI NOBUHIKO 理学療法学科/Physical Therapy
授業の方法
/Class Format
対面授業を基本とし、講義のテーマに関し、学生の考えを求めながら、討論していく。
授業の目的
/Class Purpose
保健・医療・福祉をはじめとするさまざまな領域において理学療法が実践される。この時必要とされる管理・運営に関する理論やその実際をこの科目で学修する。また、理学療法を必要としている対象者に質の高い理学療法を効率よく提供していく手法を学ぶ。従ってこの科目は、学部DP2及びDP3に掲げるリハビリテーションに関する知識を習得することにも繋がっていく。
到 達 目 標
/Class Objectives
リハビリテーション部門や理学療法部門の管理運営に関する基礎的な手法について理解する。 
授業のキーワード
/Keywords
保険 部門管理 理学療法士業務 継続教育 
授業の進め方
/Method of Instruction
配付資料を中心に説明し、必要に応じ資料を追加する。成績評価は講義中の討論やレポート等を相総合的に判断する。担当教員は医療機関で20数年の勤務経験があり、部門管理業務も経験した。これらの経験を活かし、授業を進めていく。 

履修するにあたって
/Instruction to Students
「多職種連携論」「理学療法概論」「保健医療サービス論」「多職種連携実践A」「多職種連携実践B」「医療安全管理論」等を復習すること
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
各回の講義で実施される内容について、予習と復習行うこと(各60分程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポートを課すことがある。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポート等も含め総合的に評価する。
テキスト
/Required Texts
講義毎にプリントを配布する。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 経済財としての医療 資本主義社会における財の取引について、需要供給曲線を示しながら解説し、医療が資本主義社会において財として取引されるとき、どのような特殊性があるかを理解する。
2 第2回 保険として提供される医療 医療を国民が効果的に消費していくために、どのような社会システムが構築されているかを理解する。 
3 第3回 医療保険制度と介護保険制度(診療報酬、介護報酬) 医科診療報酬制度の基本的な考え方とリハビリテーション料について理解する。介護保険制度(介護報酬)についてその概要を理解し、ケアプランを例に挙げ、サービスを消費した時の自己負担等利用の実際を学修する。 
4 第4回 業務の組織化 ライン組織、スタッフ組織、ラインアンドスタッフ組織など組織の成り立ちについて学び、組織管理の手法について学修する。
5 第5回 理学療法士の業務 理学療法士の業務とその法的な位置付け、日本理学療法士協会 の「理学療法士業務指針」「理学療法士ガイドライン」の解説を通し、理学療法士の業務の範囲等ついて学習する。また、診療記録の法的な意義、理学療法診療記録の内容、診療記録の記載方法について学ぶ。
6 第6回 人事労務管理 人事計画、職員管理、人事考課、個人目標管理等についてその概要を理解する。
7 第7回 他部門との協業とリーダーシップ 医療行為や理学療法をより効果的に提供していくために必要な他部門との協業(チームアプローチ)について学ぶ。また、管理者に必要なマネジメントやリーダーに求められることについて学修する。 
8 第8回 「理学療法と倫理およびハラスメント」 理学療法士の職業倫理およびプロフェッショナルについて理解を深める。また、教育・研究・臨床実習の場で起こるハラスメントの特質およびハラスメントに起因する問題が生じた場合の適切な対応方策について学ぶ。

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