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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
心理学 【社】/Psychology
授業コード
/Class Code
B700451002
ナンバリングコード
/Numbering Code
ROTa102/RPTa104/RSRa103
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火1(前期)/TUE1(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
畑中 麻子/HATANAKA ASAKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
畑中 麻子/HATANAKA ASAKO 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
原則として対面の授業形態での講義を行います。

授業の目的
/Class Purpose
 この科目は専門入門分野に位置づけられ、学部DP3に掲げられる「リハビリテーションに関する広範な知識を習得する」ことを目指します。また、この科目の担当者は乳幼児から高齢者までの心理臨床経験が9年あり、現在も心理臨床を行う実務家教員です。心理臨床の経験を踏まえて、臨床心理学を中心とする、心理学の構えについて、その多様性についても言及しながら、深い学びへとつなげていきたい。
到 達 目 標
/Class Objectives
(知識)
学生が、心理学の基本的な理論についての知識を有し、正しい用語を選択できる。
(態度・習慣)
学生が、人の心に関心を持つことができるようになり、それを適切に表現できる。
学生が、人の心を理解する試みには多角的な視点が存在することに意識的になり、それを適切な手段を用いて表現できる。
授業のキーワード
/Keywords
心の仕組み、心のはたらき、心の発達、心の健康、心理療法、心理アセスメント、心理学的支援
授業の進め方
/Method of Instruction
講義中心で授業を進めますが、受講生からの意見や疑問点についての質問を歓迎します。
履修するにあたって
/Instruction to Students
人の心に関する事象は、日常生活の経験と照らし合わせると理解が深まります。日常生活での経験は皆さんもすでに豊富に持っている資源です。心理学の基本的な知識は覚えつつ、日々の経験から一緒に学びましょう。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前学習
授業における理解を深めるための準備として、事前に該当箇所を読み、関連する自分の経験を照らし合わせておいてください(目安60分)。
事後学習
授業で出てきた人物、研究、理論について整理して覚えること(目安60分)。

事前学習に関しては、現在の状況により可能な限りでかまいません
提出課題など
/Quiz,Report,etc
定期試験及び定期レポートを提出してもらいます。定期試験に関しては、模範解答を示します。レポートに関しましては、講評を行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期テスト(30%)及び、定期レポート(70%)で総合的に評価を行います。定期テストはすべてマークシート方式で行います。定期レポートは期末に指定した課題について1000字程度で記述してもらいます。
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
指定図書
日本ソーシャルワーク教育学校連盟(編)(2021年) 『最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座 2心理学と心理的支援』 中央法規

参考図書
他に、授業中に適宜紹介します
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 心理学の視点 心理学の歴史と心理学を支える人々について解説しつつ紹介します。また、心について考え研究する方法を紹介し、それがどのように展開してきたのかを学びます。
2 第2回 心の生物学的基盤 人の心が関わる身体や生物学について学びます。特に、脳の構造、神経機構、遺伝について説明し学びます。
3 第3回 感情・動機づけ・欲求 うれしい、悲しいといった感情の仕組みやその機能及びやる気に関する理論について学習します。
4 第4回 感覚・知覚 人が外界からの情報を受け取る仕組みについて学びます。
5 第5回 学習・行動 心理学における学習について学びます。また、心理学における「学習」は「行動」と関連して研究されてきたことを学びます。
6 第6回 認知 記憶・注意、思考、認知バイアス等について学びます。認知症や高次脳機能障害の心理検査についても学びます。
7 第7回 個人差 人の知的側面やパーソナリティについて学習します。知能、パーソナリティに関する心理検査についても言及します。
8 第8回 人と環境 人と人間関係に関する心について学びます。自己、対人関係、集団・組織などに関する理論について学びます。
9 第9回 人の心の発達過程1.生涯発達 一生をかけて人はどのように発達するのかということについて学びます。特に、発達の定義と発達の基本的理解、発達の段階や各発達段階で直面する課題や状況について学びます。
10 第10回 人の心の発達過程2.人の発達の基盤 心の発達に関する理論について学習します。その中で認知発達に関する理論、ことばの発達に関する理論、親子や身近な人との関係における発達の理論、道徳性の発達についても話します。
11 第11回 日常生活と心の健康 心の健康と不調に関しての状態や理論について学びます。特に、ストレスや燃え尽き症候群(バーンアウト)についても話します。また、困難な状況における心の強みや困難を乗り越える心について学びます。
12 第12回 心理アセスメント 観察法、心理面接法、心理検査といった代表的な心理アセスメントの方法について学習します。また、ケースを見立てるということについても学びます。
13 第13回 心理的支援の基本的技法 支持的精神療法をはじめとする様々な心理的支援の基本について学習します。
14 第14回 心理療法 心理療法にはたくさんの理論がありますが、そのうちのいくつかの心理療法について学びます。また、心理の国家資格である公認心理師についても話します。
15 第15回 全体のまとめ 講義全体を振り返り、まとめを行います。

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