科目一覧へ戻る | 2025/05/07 現在 |
開講科目名 /Class |
障がい児療育論/障害児療育論/Rehabilitation and education for mentally and physically handicapped children |
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授業コード /Class Code |
B700404001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
ROTd506/RPTi501 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月2(前期)/MON2(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
小阪 嘉之/KOSAKA YOSHIYUKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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小阪 嘉之/KOSAKA YOSHIYUKI | 作業療法学科/Occupational Therapy |
授業の方法 /Class Format |
対面(授業) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本授業では、全学のディプロマ・ポリシー(DP)の2.に掲げる専門分野への関心、知識・技能獲得と学科DP2,3,4に掲げる小児リハビリテーションに関連する専門知識を習得することを目指す。すべての小児は教育を受ける権利を有している。いわゆる義務教育が開始されるのは小学校就学以降の6才時であるが、近年ではもっと幼少の乳幼児期から集団生活を通して教育を受けるケースが多くなっている。「療育」とは障害とともに生活をしなくてはならない小児に対して提供されるべき治療と教育を複合させたシステムのことである。従来「療育」の主たる場は養護学校であったが、近年健常児との交流の必要性が認識され、障害児のインクルージング(普通学校で学ぶこと)の体制づくりが進められてきている。本授業では障害児やその家族に対してその気持ちに寄り添った心理的および身体的支援を理解することにより、地域におけるインクルージング推進に向けた支援体制を理解することを目的とする。なお担当教官はこれまで40年以上小児科医としての診療経験があり、その臨床経験を活かして、理解をより深め、上記目的を達成していきたい。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
(1)療育とは何かを理解し説明できる (2) 障害児とその家族の気持ちに寄り添った心理的・身体的支援について理解し実践できる (3)インクルージョンについて理解し説明できる |
授業のキーワード /Keywords |
(1)障害児 (2)療育 (3)インクルージョン |
授業の進め方 /Method of Instruction |
原則パワーポイント資料のスライド中心にした講義授業だが、適宜質問は受け付けたい。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
特別な履修要件はありません |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
シラバスは必ず一読しておくこと。次回の授業までに前回に学習したことを復習しておくこと(30分程度以上)が望ましい。なお時間が許せば各授業の冒頭部分に少し前回授業の復習内容に触れる予定である。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業の後半でその授業の理解度を試す小課題を提示する。その課題に対する回答は各自の出席カードに記載していただく。授業終了時以外の提出は認めない。この課題に対する回答は定期試験に加えて評価の対象とする。評価の配分はそれぞれが50%ずつである。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験と各授業での課題に対する回答で総合的に評価する。評価の配分は、定期試験、全課題回答それぞれを50%ずつとする。 |
テキスト /Required Texts |
特に定めない |
参考図書 /Reference Books |
特になし |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーションおよび概論 | 今後の授業の進め方説明 障害児療育とインクルージョンの概要について理解する |
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2 | 第2回 | 知的障害児 | 知的障害児について理解し、心理的・身体的支援について意見を述べることができる | |
3 | 第3回 | 肢体不自由児 | 肢体不自由児について理解し、心理的・身体的支援について意見を述べることができる | |
4 | 第4回 | 視覚障害児 | 視覚障害児について理解し、心理的・身体的支援について意見を述べることができる | |
5 | 第5回 | 聴覚障害児 | 聴覚障害児について理解し、心理的・身体的支援について意見を述べることができる | |
6 | 第6回 | 病弱児・虚弱児 | 病弱児・虚弱児について理解し、心理的・身体的支援について意見を述べることができる | |
7 | 第7回 | 発達障害児・被虐待児 | 虐待の背景を理解して、防止施策について意見を述べることができる | |
8 | 第8回 | 総まとめ | これまでの授業で習得した知識の再確認をする | 各回授業で時間が足りなかった項目の補填に充てる可能性もあります |