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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
人権と医療 【理/作】/Human rights and medicine
授業コード
/Class Code
B700391001
ナンバリングコード
/Numbering Code
ROTa205/RPTa202
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金2(後期)/FRI2(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
加藤 雅子/KATO MASAKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
加藤 雅子/KATO MASAKO 作業療法学科/Occupational Therapy
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、学部DP 2 を達成することを目指します。
医療・福祉の現場の状況や医療と法律にまつわる事例などをとおして、現場や専門職の立場の実状、医療従事者としての責任と義務について知り、現場において専門職としての対応の実践につなげることを目的とする。
具体例をとりあげ、それらにまつわる実状や社会整備も含め、正しく知ること、また様々な側面(立場)から考える視点の必要性について理解することを目的とする。
この科目の担当者は臨床現場において作業療法士としての臨床経験が5年以上であり、その経験を通して具体的、実践的な学びへつなげていく。
到 達 目 標
/Class Objectives
医療・福祉の現場に携わる専門職としての責任と義務を理解し説明することができる。
障害や疾患の実例を挙げ、その医療的対応や社会整備を含めた実状について正しく知り、いろんな立場、視点から考えることの重要性について理解し自分の意見を述べることができる。
専門的な知識や技術を人々のよりよい生活や人生のために提供していくために、対象者の人権を尊重した対応の重要性について理解し現場での実践につなげることができる。
授業のキーワード
/Keywords
医療のあり方、臨床現場の実状、専門家の立場・責任
授業の進め方
/Method of Instruction
毎回テーマを設定し講義形式で行います。テーマによっては受講生から意見を述べてもらうことがあります。
履修するにあたって
/Instruction to Students
各テーマに対して自分の立場に置き換えて考えたり、自分の意見について考えながら受講してください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
各回の講義で実施される内容について、予習と復習行うこと(各60分程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
必要に応じてレポート課題を課す場合があります。その際、課題内容について説明し、授業の中でフィードバックを行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業態度や授業への取り組みを踏まえて定期試験(100%)により評価します。
テキスト
/Required Texts
レジメ、資料を配布します。
参考図書
/Reference Books
松川俊夫『「なぜ」から学ぶ生命倫理学』医学芸術社
塩野 寛『生命倫理への招待』南山堂
丸山マサ美『医療倫理学』中央法規  
など
その他、必要に応じて授業の中で紹介します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 医療のあり方の変化 医学の進歩や医療現場の変化、患者・対象者の意識の変化による医療のあり方の変化について学ぶ。
2 第2回 インフォームド・コンセントについて 医療・福祉現場での原則となるインフォームド・コンセントの概念が誕生した歴史とその意義、重要性について学ぶ。
3 第3回 専門家としての責任について 「専門家、専門職」とは。「免許」とは。その意義と具体的な義務と責任について学ぶ。
4 第4回 裁判からみる医療現場・専門家の現状について 裁判から見る医療現場および医療従事者の責任の実状について知る。
5 第5回 障害・疾患と社会整備について① 具体的な障害、疾患をとりあげ、その実状とそれにまつわる法律や社会的状況について知る。
6 第6回 障害・疾患と社会整備について② 具体的な障害、疾患をとりあげ、その実状とそれにまつわる法律や社会的状況について知る。
7 第7回 生命のはじまりについて さまざまな生殖補助医療の現場、そのなかで翻弄されるいのちや生まれた子どもの社会的立場をとおしていのちの始まりについて考える。
8 第8回 生命のおわり、終え方について 生命の終え方の実状について知る。

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