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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
臨床神経学Ⅱ/Clinical Neurology Ⅱ
授業コード
/Class Code
B700283001
ナンバリングコード
/Numbering Code
ROTc411/RPTc404
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火4(後期),火5(後期)/TUE4(AUT.),TUE5(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
古和 久朋/KOWA HISATOMO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
古和 久朋/KOWA HISATOMO 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
リハビリテーションを行う際に必要となる高次機能の障害に関する知識を獲得することを目的とする.
実務経験のある教員が,実際の患者の症状やその介入方法について症例を用いながら講義をして,目的到達を促進する.
この科目は、学部DP 2を達成することを目指す.
到 達 目 標
/Class Objectives
高次機能の脳局在の理解とその障害が出現する各種疾患ならびにその特徴と考えられる対処法を理解することができる
授業のキーワード
/Keywords
臨床神経内科学,高次脳機能,神経心理,大脳の機能局在,認知症,失語,失認,失行
授業の進め方
/Method of Instruction
配布するレジュメをもとに授業を行う.電子媒体にてレジュメを配布するので,授業時に閲覧できるよう各自準備すること.
開講日程は別に掲示する.
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業の終わりに復習テストを実施し,この提出をもって出席とする.
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
復習テストに出た内容を中心に,復習し理解を深めることが期待されている.(約60分)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回の授業時に復習の小テストを実施し,次回授業時にフィードバックを行う.
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業の終わりの復習テスト(30%)と,定期試験(70%)によって評価する.
テキスト
/Required Texts
なし
参考図書
/Reference Books
なし
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 脳の機能局在 大脳の脳機能局在について,高次脳機能のみならず,運動や各種感覚の中枢についても理解する.
2 第2回 大脳機能を評価する各種検査について 脳の機能局在を明らかにするための画像検査,生理検査の方法とその所見について理解する.
3 第3, 4回 言語機能の障害 言語に関する機能局在と,その障害である失語,失読,失書について理解する
4 第5, 6回 行為の機能障害 各種失行についてその特徴と病巣について理解する.
5 第7, 8回 視覚に関連する高次脳機能障害 視野,視覚,そして視覚認知の障害および失認についてその特徴,病巣を理解する.
6 第9回 記憶の障害 記憶の作られる仕組みとその障害について,原因,特徴をふくめて理解する.
7 第10回 前頭葉機能障害 ヒトにおいて最も発達した前頭葉の機能障害による症状を理解する.
8 第11回 高次機能障害を来す疾患1 前頭側頭葉型変性症による高次機能障害について理解する.
9 第12回 高次機能障害を来す疾患2 アルツハイマー型認知症による高次機能障害について理解する.
10 第13回 高次機能障害を来す疾患3 レビー小体病による高次機能障害について理解する.
11 第14回 高次機能障害を来す疾患4 脳血管性認知症による高次機能障害について理解する.
12 第15回 高次機能障害の治療 それぞれの症状の薬物,非薬物療法について理解する.

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