シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
貿易論Ⅰ/Trade TheoryⅠ
授業コード
/Class Code
B601331001
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACe540
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金3(前期)/FRI3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
岸脇 誠/KISHIWAKI MAKOTO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岸脇 誠/KISHIWAKI MAKOTO 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
この授業では受講生が貿易に関する基礎知識を、輸出入取引の流れに沿って体系的に理解できるようになることを目的とする。この目的は経営学部のディプロマ・ポリシーの「社会のグローバル化に伴って、国際社会の一員としての自覚を持ち、異文化圏の人々と交流するのに必要な知識と技能を学修する」という点に対応している。
到 達 目 標
/Class Objectives
受講生が貿易に関する基礎知識を理解した上で、将来、企業において基本的な貿易実務を担当できるレベルに到達することを目標とする。
授業のキーワード
/Keywords
輸出入規制、信用状、インコタームズ、貨物海上保険、為替変動リスク
授業の進め方
/Method of Instruction
基本的に講義を中心として進める。ただし、契約書、信用状発行依頼書といった具体的な貿易書類のサンプル作成といった演習の要素も兼ね備えている。
履修するにあたって
/Instruction to Students
貿易に関する書類では主に英語が用いられるので、必要に応じて電子辞書等を参照することが望ましい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
その日の授業内容を具体的な事例で確認する復習が必要である。また、英文契約書のサンプルを翻訳する等、次回の授業に向けた予習も必要となる。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
必要に応じて授業の中で指示する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業時間内に実施する小テスト50%、中間テスト25%、期末テスト25%で採点する。 
テキスト
/Required Texts
必要に応じてプリントを配布する。
参考図書
/Reference Books
日本貿易実務検定協会編『図解 貿易実務ハンドブック ベーシック版 第7版』日本能率協会マネジメントセンター、2020年。
黒岩章『改訂版 貿易実務完全バイブル』かんき出版、2021年。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 授業の進め方について説明した上で、貿易に関する基本的な用語について学習する。
2 第2回 貿易取引の全体像 貿易取引の手順とそれぞれの場面で必要となる書類、手続き等について学習する。
3 第3回 市場調査から契約の成立まで 市場調査、輸出入規制、信用調査等、契約成立に至るまでの過程について学習する。
4 第4回 信用状 貿易決済を円滑化するために銀行が発行する信用状について学習する。
5 第5回 品質条件・数量条件等 貿易取引における品質条件・数量条件等について学習する。
6 第6回 インコタームズ 国際商業会議所が輸出入取引に関して定型的な取引条件を定めたインコタームズについて学習する。
7 第7回 貿易運送 信用状の確認、為替予約、船舶の予約等の貿易運送に関わる実務について学習する。
8 第8回 貨物海上保険 海上輸送される貨物を対象に、運送中のさまざまなリスクから生じる損害をカバーする保険について学習する。
9 第9回 貿易取引に関するその他の保険 貿易取引の実態、貨物等の特性に応じて条件が設定されるその他の保険について学習する。
10 第10回 代金決済 貿易取引は取引先が海外にあるため、商品の引き渡しと代金の支払いとの間にタイムラグが生じる。そのリスクを回避する決済方法について学習する。
11 第11回 船積みから輸出代金の回収 輸出貨物の船積み手続きから輸出代金回収までの過程を学習する。
12 第12回 「船積通知の受領」から「貨物の引取り」まで 船積みを完了したことが輸出者から輸入者に対して知らされた後、輸入者が貨物を引き取るまでの過程を学習する。
13 第13回 外国為替相場と為替変動リスクの回避 為替変動のリスクを輸出者と輸入者のどちらが負担するか、またそのリスクを回避する方法について学習する。
14 第14回 クレームへの対応とリスクの回避策 貿易取引でしばしば見受けられる商品の品質不良や破損、数量不足といったクレームへの対応とそのリスクを回避する方法について学習する。
15 第15回 総括 15回の講義で学んだ内容を総復習し、発展的な課題を提示する。

科目一覧へ戻る