基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	消費者行動論Ⅰ／Cousumer Behavior Ⅰ
授業コード ／Class Code	B600991001
ナンバリングコード ／Numbering Code	BACe565
開講キャンパス ／Campus	ﾎﾟｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ
開講所属 ／Course	経営学部／Business Administration
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	金2(前期)／FRI2(SPR.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	島永　嵩子／SHIMANAGA TAKAKO
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
島永　嵩子／SHIMANAGA TAKAKO	経営学部／Business Administration

授業の方法 ／Class Format	対面授業（講義）
授業の目的 ／Class Purpose	この科目は、現代の企業経営に関する基本的知識を学修し、ビジネス全般にわたって活用するために有用な知識を総合的に学修することを目指す。専門選択科目に属する。企業が自社の製品やサービスを市場に導入する際に重要な要因は、対象顧客となる消費者への理解である。本講義は、マーケティングの基礎ともいえる消費者行動の理解に焦点を当て、消費者行動に影響を与える個人内部での心理プロセスに関する基本的な概念や理論を理解できるようになることを目的とする。
到　達　目　標 ／Class Objectives	消費者行動に影響を与える個人内プロセスに関する基本的な概念を理解する力を養う。
授業のキーワード ／Keywords	1.購買意思決定　2.消費者の知覚　3.消費者の関与　4.消費者の態度
授業の進め方 ／Method of Instruction	パワーポイントを使った講義中心の授業であるが、講義中、受講生に自発的な発言を求めることがある。
履修するにあたって ／Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	事前学習として、新聞や雑誌で消費者動向の変化を把握するように努めること。(目安として2時間) 事後学習として、授業の内容を復習するように努めること。(目安として2時間)
提出課題など ／Quiz,Report,etc	授業内容の理解度を確認するために、不定期で簡単なレポートの提出を課す。 レポートに記載されたことに対して、次の授業時に、総評などを行う。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	講義中のレポート20%、中間テスト30%、期末定期試験50%で総合的に評価する。
テキスト ／Required Texts	テキストは指定しないが、以下の指定図書のいずれかを熟読しておくこと。
参考図書 ／Reference Books	松井剛・西川英彦編著（2016）『１からの消費者行動』碩学舎。 マイケル・R・ソロモン（2015）『ソロモン 消費者行動論 ハードカバー版』（松井剛監訳）丸善。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第１回	ガイダンス	講義の概略を理解する。
2	第２回	消費者行動とマーケティング	消費者行動とマーケティングの関係について理解する。
3	第３回	消費者行動モデル	消費者行動の捉え方について理解する。
4	第４回	購買意思決定プロセス	消費者の典型的な購買意思決定プロセスの５つの段階について学習する。
5	第５回	消費者の知覚	外部からの製品や他者に関する情報を受け入れ、解釈する知覚プロセスについて学習する。
6	第６回	消費者の学習	学習プロセスを通して新しい情報が既存の知識にどのように加えられていくか、という問題について学習する。
7	第７回	消費者の記憶	外部からの情報をいかに記憶するか、という問題について学習する。
8	第８回	中間テスト
9	第９回	消費者の関与	関与概念の整理や関与がもたらす様々な影響について学習する。
10	第10回	消費者の態度	消費者の態度はどのように形成されるかについて学習する。
11	第11回	説得的コミュニケーション	消費者の態度はどのように変容されるかについて学習する。
12	第12回	アイデンティティ	アイデンティティが情報の受容にどのような影響を与えるかについて学習する。
13	第13回	ステイタス	ステイタスが情報の受容にどのような影響を与えるかについて学習する。
14	第14回	サイコグラフィクス	消費者の理解にあたってサイコグラフィクスという尺度の必要性について理解する。
15	第15回	意思決定のパターン	消費者が購買意思決定をする際にどのようなパターンが見られるかを学習する。