シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
基礎演習Ⅱ/Basic Seminar Ⅱ
授業コード
/Class Code
B600832001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金1(後期)/FRI1(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
赤坂 義浩/AKASAKA YOSHIHIRO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
赤坂 義浩/AKASAKA YOSHIHIRO 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
対面講義(演習)で開講します。毎回、プレゼンチームを作って、テキストの内容をプレゼンする形で講読して行きます。
授業の目的
/Class Purpose
 本講義は、2年次配当選択必修科目コア科目に位置づけられる。次年度以降に経営学部の専門科目を学修するために必要な準備を行ない、経営学部DPの「1.現代の企業経営に関する基本的知識を学修し、ビジネス全般にわたって活用するために有用な知識を総合的に学修する」ことが、本講義の目的である。3年次開講の演習Ⅰ・Ⅱへの橋渡しをするため、専門科目の学修に必要な予備知識の習得を目指す。 
到 達 目 標
/Class Objectives
  本講義を履修することにより、受講者は2年次以降の経営学部各専門科目の履修に必要な予備的な知識が身につき、歴史的な視点で経営諸制度を理解したり、経営者、企業家が果たす役割について理解することが出来るようになることが目標である。
授業のキーワード
/Keywords
企業家、企業者史学、経営者
授業の進め方
/Method of Instruction
毎週、テキストのシラバスにあげている箇所を読んでもらう。
履修するにあたって
/Instruction to Students
テキストを必ず準備して下さい。課題の提出期限は必ず守って下さい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
テキストの指定箇所について、必ず読んでおく必要がある。また、時代背景、不明な用語や制度、ランドマーク商品などについて、詳しく調べて理解を深めておく必要がある。その上で、課題の作成、前期末のレポート作成を行う必要がある。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回テキストを講読して、内容に関する課題を提出し、前期末には企業家と企業者活動に関するレポートを作成して、提出する必要がある。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
プレゼンテーションを担当するチームのメンバーは、準備作業と当日のプレゼンテーションに関するメンバーの貢献度を相互評価する「貢献点」と、質疑応答の状況について「発言点」、さらに、プレゼンテーションを聞いた受講者が、その内容がどれくらい明瞭に伝わったかを査定する「プレゼンテーション評価点」(A~Cの3段階)を加算する。それ以外の受講者は、質疑応答に参加した分だけ「発言点」を加算する。
 それらの合計点数から、欠席回数、遅刻回数に応じて減点を行う。それらの結果を成績評価とする。
テキスト
/Required Texts
宮本又郎編著『日本をつくった企業家』(新書館)
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス・準備 ゼミを開講するにあたって、開講方法、成績評価方法などについて説明し、グループ分けなどの準備を行う。
2 第2回 世界初の養殖真珠の事業化に成功した企業家 世界で初めて養殖真珠の事業化に成功した企業家、御木本幸吉の企業者活動について学ぶ。
3 第3回 デパートの経営者 日本で初めて呉服店を百貨店(デパート)に改組した企業家、日比翁助の企業者活動について学ぶ。
4 第4回 鉄道業の企業家1 経営不振に陥った企業の再建に長けた企業家の代表例として、東武鉄道グループの総帥根津嘉一郎の企業者活動について学ぶ。
5 第5回 製菓業の企業家1 西洋菓子メーカーのパイオニア、森永製菓の創業者である森永太一郎の企業者活動について学ぶ。
6 第6回 鉄道業の企業家2 ターミナルデパートやレジャー、ホテル、文化産業など、多角経営を行う私鉄企業のパイオニア、阪急電鉄の創業者である小林一三の企業者活動について学ぶ。
7 第7回 総合電機メーカーの企業家1 外国企業との提携をせず、国産電気機械製造技術の確立に尽力した、日立製作所創業者小平浪平の企業者活動について学ぶ。
8 第8回 製菓業の企業家2 栄養菓子「グリコ」の開発で成功し、その後次々とヒット商品を出して、1代で大手菓子メーカー江崎グリコを育て上げた、江崎利一の企業者活動について学ぶ。
9 第9回 総合電機メーカーの企業家2 電力業の発展を見越して、家庭用電気機器の製造から出発し、総合電機メーカー松下電器製作所(現、Panasonic)を1代で育て上げた「経営の神様」松下幸之助の企業者活動について学ぶ。
10 第10回 国産自動車メーカーの企業家1 今や世界トップクラスの自動車メーカーとなった本田技研の創業者である本田宗一郎の企業者活動について学ぶ。
11 第11回 総合電機メーカーの企業家3 「自由闊達」なる企業東京通信工業を創業し、次々と斬新な商品を開発してヒットさせた電機メーカー大手ソニーの創業者、井深大の企業者活動について学ぶ。
12 第12回 国産自動車メーカーの企業家2 日本にも自動車時代が到来することを見通して、国産乗用車の製造に力を尽くしたトヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎の企業者活動について学ぶ。
13 第13回 総合電機メーカーの企業家4 井深大とともに、世界のSONYを創り上げたもう1人の創業者、盛田昭夫の企業者活動について学ぶ。
14 第14回 西洋薬・化粧品メーカーの企業家 日本における西洋薬および西洋薬学に基づいた化粧品の開発・普及につとめた資生堂の創業者福原有信の企業者活動について学ぶ。
15 第15回 ゴム・タイヤメーカーの企業家 足袋製造から出発し、日本における自動車産業の発展を見越して自動車用タイヤの開発、普及につとめたブリジストンの創業者石橋正二郎の企業者活動について学ぶ。

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