科目一覧へ戻る | 2025/01/29 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎演習Ⅰ/Basic Seminar Ⅰ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B600821020 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
BACa304/DSCa304 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金1(前期)/FRI1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
山田 耕/YAMADA KO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
山田 耕/YAMADA KO | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
現代のビジネス環境は急速に変化し、将来の予測が難しくなっています。このような不確実な時代には、柔軟性と創造的な解決力が求められます。特に、ビジネスの意思決定は様々な利害関係者や社会的価値観が関わり、単純な「正解」というものはありません。そのため、ビジネス戦略を策定する際には、各々の立場や社会状況、価値観を検討して、最適な解決策を導き出す必要があります。この講義では、皆さんにそのような「正解のない」問題に向き合う思考力を身に付けてもらうことを目的に、コミュニケーションのプロセス、機能、スキルについて学んでいきます。本講義は原則輪読形式で進めていきます。担当者は報告資料を準備してから参加してください。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
日々様々な情報が流通し、多くのコンテンツが存在している。それらの情報を様々な視点から見て分析する能力は、情報化社会で「価値」を生み出すための大きな力となる。グループワークを通じて、自分の意見を他者の視点と比較しながら多角的に検証し、論理的に結論を導く力「論理的思考力」と議論する力「コミュニケーション能力」を高めていきましょう。これらの力はあらゆるビジネスシーンではもちろんのこと、プライベートでも役立つスキルです。単に教科書ベースので知識習得にとどまらず、実社会で起きているケースを題材に勉強することによって、実態を把握し、さらにそれを取りまとめることで、最終的に実践的なマーケティング戦略の提案力を養うことを目標にしています。 |
授業のキーワード /Keywords |
グループワーク、フェルミ推定、プレゼンテーション力 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
グループワークまたは個人でのレジュメによる報告を中心に進めていきます。必要に応じてディスカッションやディベートを行い、その理解を深めていきます。履修者の数に応じて、内容を(どこを重点的に行うかという意味で)柔軟に変更していきます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
全講義数の3分の1以上欠席した場合、単位を取得することはできません。また、大学が認めていない事由による遅刻は減点の対象とします。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業で取り扱うテーマに関する配布資料以外の文献や、新聞記事やニュース等に目を通し、提示されたテーマに関して事前に論点を把握しておいてください(少なくとも60分)。その際には、インターネットや図書館を活用して、重要なキーワードの意味をまとめ(30分程度)、わからない部分について調べておいてください。また、社会で起こっている様々なことに関心を持ち、視野を広げるようにしてください(少なくとも60分)。授業内で伝えた課題に取り組むことはもちろんだが、それに関連した事項についての学習にも積極的に取り組んでください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
|
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
最終的に提出される「基礎演習論文」と演習内で少なくとも一回課されるレポートで評価します。基礎演習論文は、論文としての体裁が整っているか、演習での議論を反映した内容を備えているかによって評価していきます。基礎演習論文を提出しない場合は、基礎演習を不合格とする場合がありますのでご注意ください。また、演習への出席、授業態度、課題の達成度、議論への取り組み、課題提出などを総合的に評価します。 |
テキスト /Required Texts |
資料は講義内で必要に応じて指示、もしくはその一部を配布します。 |
参考図書 /Reference Books |
畑仲哲雄、ジャーナリズムの道徳的ジレンマ、勁草書房、2018 タカタ先生、数学教師芸人タカタ先生が教える フェルミ推定で身につける課題解決の技術、ナツメ社、2023 高橋恵一郎、いちばんやさしい資料作成&プレゼンの教本、インプレス、2019 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | イントロダクション | 本講義の予定を説明します。 | |
2 | 第2回 | 人に伝えるスキルを身に付ける1 | プレゼンテーションの必要性とスピーチの構成 | |
3 | 第3回 | 人に伝えるスキルを身に付ける2 | スピーチの評価法と実施 | |
4 | 第4回 | 人に伝えるスキルを身に付ける3 | スピーチの実施 | |
5 | 第5回 | 未知の数字を論理的に推測する1 | 何らかの前提を置きつつ未知の数字を推定する方法を学ぶ | |
6 | 第6回 | 未知の数字を論理的に推測する2 | 演習問題で鍛える1 | |
7 | 第7回 | 未知の数字を論理的に推測する3 | 演習問題で鍛える2 | |
8 | 第8回 | プレゼンテーションの基礎1 | プレゼンテーションの構成と展開 | |
9 | 第9回 | プレゼンテーションの基礎2 | 企画書の目的と作成 | |
10 | 第10回 | プレゼンテーションの基礎3 | プレゼンテーションの企画 | |
11 | 第11回 | 問題解決能力を鍛える1 | 社会(もしくはビジネス)問題に論理的にアプローチして解決策を作る方法を学ぶ | |
12 | 第12回 | 問題解決能力を鍛える2 | 社会(もしくはビジネス)問題を考える。人命と報道のケースを見る。 | |
13 | 第13回 | 問題解決能力を鍛える3 | 社会(もしくはビジネス)問題を考える。報道による被害のケースを見る。 | |
14 | 第14回 | 報告書の書き方 | 企画書の目的と作成 | |
15 | 第15回 | 最終討論 | これまで学んだことに関する内容の確認を行う。 |