シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
管理会計論Ⅱ/管理会計Ⅱ/Management Accounting Ⅱ
授業コード
/Class Code
B600642001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金3(後期)/FRI3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
吉田 康久/YOSHIDA YASUHISA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
吉田 康久/YOSHIDA YASUHISA 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
対面式で授業を実施します。しかし、状況が変わった場合は、オンライン授業になることがあります。
授業の目的
/Class Purpose
(主題)
 組織の維持・発展は、貨幣による価値評価をもとに展開される。よって、組織の管理概念として管理会計は欠かせない。管理会計の熟知は、組織の指導者として具備すべき方法論に他ならない。管理会計は、目的適合性において、多様な管理観を提供する。本講義では、個別の目的適合性におけるドメスティックな管理観を修学する。講義形式は、資料等を活用した論理の解説が定型となる。
(目標)
 管理会計におけるドメスティックな目的適合性における管理観は、独自の管理技法を構築し、その認識には柔軟性が要求されるため、多面的に事象を分析できる解釈能力を身に付けることである。
到 達 目 標
/Class Objectives
 管理会計Ⅱでの到達目標は、企業における管理会計の位置付けを理解し、多様な管理技法を認識するなかで、個人的見解を提示できる能力を身に付けることである。管理技法は、企業の業務形態や組織構造によって、異なる様相を見せるため、唯物論ではない。異なる管理局面には、異なる技法が用いられる。修学する内容は、現存する技法であり、新規的な技法を排他しない。講義のなかで、独自の解釈を有し、提示できることが最大の到達目標である。
授業のキーワード
/Keywords
コストオブジェクト・ビヘイバラルコスト・テクニカルマネジメント
授業の進め方
/Method of Instruction
 講義の前半から中盤は、資料や板書によって概論の解説を行う。終盤では、修学内容を確認するために、問題解答を行う。管理工学的な単元が中心であり、理論の理解が求められる。語句の用法や概念の認識が不可欠になる。
履修するにあたって
/Instruction to Students
ノートの携帯が必須。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
1つの単元ごとに、書籍が存在するため、時間をかけて熟読すること。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
適時に課題を課す。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
適時の課題や定期試験等の評価による。
テキスト
/Required Texts
吉田康久『管理会計基礎論』  中央経済社。
参考図書
/Reference Books
指定しない。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 講義(管理会計の志向)の進め方および内容について概説する。
2 第2回 損益分岐点分析 原価・営業量・利益の関係性について説明する。
3 第3回 損益分岐点分析 利益図表を基軸とした原価計算および原価管理について説明する。
4 第4回 固定費と損益の関係 固定費の配賦が利益に与える影響を概説する。
5 第5回 アイドルキャパシティーコスト 活動能力の消費と未消費に関する概念を説明する。
6 第6回 経営意思決定(期待効用) 経営意思決定における期待と効用について説明する。
7 第7回 経営意思決定会計(計算) 経営意思決定のプロダクトミックスについて概説する。
8 第8回 経営意思決定(特殊原価) 経営意思決定における埋没原価等の特殊原価を説明する。
9 第9回 活動原価会計 活動原価から製品原価を計算する方法を説明する。
10 第10回 予算管理 予算の編成・統制について説明する。
11 第11回 キャッシュフロー 利益調整によるキャッシュフローを説明する。
12 第12回 資金管理 キャッシュサイクルの求め方を説明する。
13 第13回 管理工学(製品関係) ライフサイクルコストや品質原価を概観する。
14 第14回 課題(A) (課題)講義内容の再確認と理解度チェックを行う。
15 第15回 課題(B) (課題)講義内容の再確認と理解度チェックを行う。

科目一覧へ戻る