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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
管理会計論Ⅰ/管理会計Ⅰ/Management Accounting Ⅰ
授業コード
/Class Code
B600632001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金3(前期)/FRI3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
吉田 康久/YOSHIDA YASUHISA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
吉田 康久/YOSHIDA YASUHISA 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
対面式授業を実施します。しかし、状況が変わった場合は、オンライン授業になることがあります。
授業の目的
/Class Purpose
(主題)
 管理会計は、計算技術的側面と管理工学的側面の両方を併せ持ち、管理会計における3つの基軸用語は、原価・責任・利益である。管理会計は、これら3つの用語の連関性を、社会科学として捉えようとするものである。管理会計は、財務会計と異なり制度会計とはなっていないため、その解釈や適用は、組織の自由意思に委ねられている。よって、管理会計が対象とする目的適合性の範囲も広く多様である。本講義では、管理会計が対象とする一般的な範囲について概説し、その目的適合性を修学する。講義形式は、資料等を活用した論理の解説が定型となる。
(目標)
 管理会計による一般的な目的適合性における意思決定は、主観ではなく客観的でなければならず、採択される意思決定の概説を、論理的に展開できる説話能力を身に付けることである。
到 達 目 標
/Class Objectives
 管理会計Ⅰでの到達目標は、まず第1に、管理会計として学習すべき基礎的な範囲を認識し、それぞれの領域での概念や考え方を習得するなかで、問題解決に向けた個人的意見を持てるようになること。第2には、計算技法を理解し、異なる課題にも対応できる計算能力を会得すること。第3に、計算による結果を解釈し、説明できるまでの知識を身に付けること。以上の3つが、到達目標となる。
授業のキーワード
/Keywords
原価管理・意思決定・会計情報
授業の進め方
/Method of Instruction
 講義の前半から中盤では、資料を用いたり板書などにより、単元の内容を理解し、その後、数値を用いて計算問題の解法を説明する。講義の終盤では、計算問題の課題を与え、自分で問題を解くことを実施する。管理会計Ⅰでは、計算問題を随所で扱う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
ノートの携帯が必須。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
基礎的な、原価会計ⅠおよびⅡの知識を必要とするので、復習すること。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
必要がある場合には、課すことがある。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
適時の課題や定期試験等の評価による。
テキスト
/Required Texts
吉田康久『管理会計基礎論』 中央経済社。
参考図書
/Reference Books
指定しない。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーリング 講義(管理会計の思考)の進め方および内容について概説する。
2 第2回 管理概念の蓋然性 管理会計の体系について説明する。
3 第3回 目的適合性の識別 管理会計が、どのように役立ちうるかを説明する。
4 第4回 原価概念の類別 原価における諸概念について説明する。
5 第5回 責任会計 管理会計における責任会計の帰属について説明する。
6 第6回 業績評価会計 業績評価の方法論について説明する。
7 第7回 利益管理会計(論理) 利益管理会計の理念と論理について説明する。
8 第8回 利益管理会計(計算) 利益管理の手法と技法について説明する。
9 第9回 利益管理会計(技法) 利益管理が、経営意思決定にどのように寄与するかを説明する。
10 第10回 投資意思決定会計(論理) 投資を決定するために考慮すべき要因について説明する。
11 第11回 投資意思決定会計(計算) 投資意思決定における計算法について説明する。
12 第12回 投資意思決定会計(技法) 投資意思決定と管理会計の有機性について説明する。
13 第13回 価格決定(論理) 価格決定の管理会計への利用法について説明する。
14 第14回 価格決定(計算) 価格決定とと管理会計の連関性について説明する。
15 第15回 総括 講義内容の再確認と理解度チェックを行う。

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