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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
原価計算論Ⅱ/原価会計Ⅱ/Cost Accounting Ⅱ
授業コード
/Class Code
B600403001
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACc406/DSCg411
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火4(後期)/TUE4(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
吉田 康久/YOSHIDA YASUHISA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
吉田 康久/YOSHIDA YASUHISA 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
対面式で授業を実施します。しかし、状況が変わった場合は、オンライン授業になることがあります。
授業の目的
/Class Purpose
(主題)
 原価会計Ⅱは、社会で製造(生産・提供)される財(製品やサービス)の価値を測定する方法論として欠かせない総合原価会計を取り扱う。原価会計は、貨幣流通社会では、不可避の知識である。原価会計を理解するためには、基本となる計算構造を構築している計算技法の理解が不可欠であり、その理解は十分に可能である。本講義は、原価会計Ⅰと連関性があり、先んじて原価会計Ⅰを理解していることが望ましい。原価会計Ⅰと同様に、実際に計算技法を活用して計算し、原価会計における総合原価計算の計算技法について修学する。
 講義形式は、計算技法の説明と、計算の実践を組み合わせることが定型となり、計算技法のなかでも必要不可欠な内容に焦点を当て、計算結果を導きだすことに主眼を置く。
(目標)
 基礎的な計算を実践でき、その計算過程の思想を併せて理解し、実態の経済社会で活用されている原価会計(総合原価計算)における認識観を習得することである。
到 達 目 標
/Class Objectives
 原価会計Ⅱでの到達目標は、総合原価会計を中心とした、複雑な計算技法を習得し、自ら計算問題を解ける能力を身に付けることである。それぞれの単元には、連続性があるため、理解が分断されていると、問題が解けなくなる。一連の計算体系を、網羅することが最大の目標である。
授業のキーワード
/Keywords
工程別・組別・等級別原価計算・標準原価計算・直接原価計算
授業の進め方
/Method of Instruction
 講義の前半から中盤までは、計算の解法説明が中心となる。終盤は、課題を与え、自ら問題を解く作業を実施する。実施する課題解答は、講義での解法の解説を理解していれば、自力で解けるものが殆どである。講義では、図解を用いた説明を多く取り入れる。
履修するにあたって
/Instruction to Students
テキスト、電卓、ノートの携帯が必須。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
復習には、教科書を熟読すること。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
適時に課題を課す。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験等の評価による。
テキスト
/Required Texts
吉田康久『原価計算基礎論』  中央経済社。
参考図書
/Reference Books
指定しない。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 講義(総合原価計算)の進め方や学習方法について説明する。
2 第2回 月末仕掛品原価の計算(平均法) 月末仕掛品原価および完成品総合原価を平均法により算出する方法を説明する。
3 第3回 月末仕掛品原価の計算(先入先出法) 月末仕掛品原価および完成品総合原価を先入先出法により算出する方法を説明する。
4 第4回 月末仕掛品原価の計算(後入先出法) 月末仕掛品原価および完成品総合原価を後入先出法により算出する方法を説明する。
5 第5回 工程別総合原価計算(累加法の概要) 複数工程を‘ころがし’計算(累加法)する考え方を説明する。
6 第6回 工程別総合原価計算(累加法の計算) 累加法により計算する方法を説明する。
7 第7回 組別総合原価計算 組共通費の配賦を経由して計算する方法を説明する。
8 第8回 等級別総合原価計算 等価係数を用いて計算する方法を説明する。
9 第9回 標準原価計算の体系 標準原価計算制度の考え方や計算の仕組みについて説明する。
10 第10回 標準原価計算(材料費差異分析) 材料費の原価差異を分析する方法を説明する。
11 第11回 標準原価計算(労務費差異分析) 労務費の原価差異を分析する方法を説明する。
12 第12回 標準原価計算(製造間接費差異分析) 製造間接費の原価差異を分析する方法を説明する。
13 第13回 直接原価計算(限界利益・公式の導出) 直接原価計算に必要な公式を導出する方法を説明する。
14 第14回 直接原価計算(計算) 損益分岐点分析(CVP分析)の計算方法を説明する。
15 第15回 総括 (課題)講義内容の再確認と問題演習を行う。

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