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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
経営管理総論Ⅰ/Management Ⅰ
授業コード
/Class Code
B600051001
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACa306/DSCa306
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金2(前期)/FRI2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
田中 康介/TANAKA KOSUKE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
田中 康介/TANAKA KOSUKE 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
本講義科目では、経営学部のDPに示す、現代の企業経営に関する基本的知識、及びビジネス全般にわたって活用するために有用な知識を総合的に学修します。また本講義科目は、経営・商学コースの選択必修科目に属し、経営学の基礎を学ぶための重要な科目です。現在、私たちの周りには、数多くの企業(例えばコンビニエンス・ストア、自動車会社、運輸会社など)が存在しています。本講義では、そのような企業における経営や管理、いわゆるマネジメントの理論や手法が、どのようにして生まれ、どのような意味があるのかを検証、理解することを目的としています。そのため、まず経営(学)とは何か、企業とは何かを理解し、そして企業の組織は、どのように構築され運営されているのか、どのような目的や責任、どのような戦略を持って活動しているのか、などについて理解します。
到 達 目 標
/Class Objectives
1. 経営管理の様々な理論や手法を説明できる。
2. 経営戦略とは何かを説明できる。
3. 市場競争に打ち勝つ方法を説明できる。
4. 企業の社会的責任や新しいマネジメントについて説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
マネジメント、経営管理、経営組織、経営戦略、企業統治、社会的責任
授業の進め方
/Method of Instruction
講義中心の授業ですが、より実践的な理解を促進するため、様々な映像や事例を用いて解説します。 
履修するにあたって
/Instruction to Students
当該科目(講義)は原則、対面方式で行います。対面授業に出る人は、指定の講義室に来て下さい。対面授業の場合、授業中の私語や飲食、授業に関係ないことは慎んで下さい。感染症その他の理由で、対面授業に出られない人は(欠席を含む)、後述の「遠隔授業情報」欄をよく読んで、オンデマンドで各自、学習して下さい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業計画の各回で示されている教材(プリント)の個所を、丹念に繰り返し読むこと。
事前学習として、講義の対象となる教材(プリント・レジュメ)の個所を読み込んでおくこと。(目安として1時間程度)
事後学修として、講義の対象であった教材(プリント・レジュメ)とビデオ教材等の内容を再確認すること。(目安として1時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
dotCampusを通じて、講義期間中に、小テスト(レポート)を実施します。また、講義期間の最終段階で、「定期試験に代わる」レポート課題を提示します。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
「定期試験に代わる」レポート 60%、小テスト(レポート)40%の割合で、成績評価します。フィードバックに関しては、小テストは、必要(質問等)に応じて、実施した後(以降)の授業で行い、「定期試験に代わる」レポートに関しては、疑義や質問があれば適宜、行います。 
テキスト
/Required Texts
オリジナル教材(プリント)を使用。対面授業では、教材や資料は適宜配布します。尚、授業で使用する教材(動画・録画)等は、Office365 OneDriveの次のURLに保存しています。 URLをコピー&ペーストして、必要に応じて、ダウンロード・プリントアウト等して下さい。予習・復習にも利用して下さい。
https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/bk131224_ba_kobegakuin_ac_jp/EuyzD26gB4RCoqR341NU8a4BvFbtugUqfdts5XltcoWj8Q?e=f954Jg
参考図書
/Reference Books
特になし
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 経営(学)とは何か(1) 企業の組織や管理(マネジメント)の仕組みが、どのように生まれ、どのような戦略が生み出されたのかなど、企業経営と経営学について理解します。 以下、進捗状況によっては、変更する場合もあります。
2 第2回 経営(学)とは何か(2) 引き続き、企業経営と経営学について、理解を深めます。
3 第3回 企業とは何か  企業を「市場経済において財やサービスの生産と販売を行う経済主体」として捉え、その基本的な役割や行動について理解します。 
4 第4回 企業の特色 引き続き企業について、理解を深めます。ここでは、特に現代企業の特色について理解します。 
5 第5回 マネジメントの意義  近代企業が成立した早くから、様々な管理手法や組織形態が生まれて来ました。ここでは、今日の企業経営に通じる、様々な管理(マネジメント)の理論や手法について理解します。 
6 第6回 組織とは何か  社会では企業も組織として活動していますが、ここでは、まず組織とは何かを理解し、そして組織の構造や形態などについて、具体的に理解します。 
7 第7回 戦略と組織の関係  企業の組織では、人々は共通の経営目的を持ち、それを達成するために協力しています。そして組織は、より効率的・効果的に目的を達成しようと、そのための適切な経営戦略を策定、実行しようとします。ここでは、そのような組織と戦略の関係について理解します。 
8 第8回 人的資源管理  人(ヒト)が企業の重要な経営資源であることは多くの経営者が認識し、早くから経営(学)の重要なテーマとして扱われて来ました。ここでは、人(ヒト)をいかに企業経営に活かすかという、人的資源管理の発展経緯について理解します。 
9 第9回 意思決定と生産管理  1960年代~80年代の、日本の高度成長の要因は、生産管理を特長とする日本型経営にあると言われています。一方、米国では、意思決定システムを中心に、経営管理の手法や理論が発展して来ました。ここでは、意思決定や生産管理など、オペレーション・マネジメントについて理解します。 
10 第10回 経営戦略とは  経営戦略は、その良し悪しが企業の収益を左右するため、重要な経営課題と認識されています。ここでは、環境に適応することにより企業が存続・成長するための、経営戦略について理解します。 
11 第11回 競争戦略とは  企業は、市場で勝ち残るために、他社と競争しています。その中から、より望ましい商品やサービスが生まれています。ここでは、競争に勝つための戦略、すなわち競争戦略について理解します。 
12 第12回 マーケティング戦略  従来から「商品をいかに販売するか」は、重要な経営課題でした。しかし現在、このような供給者の視点だけでなく、消費者の視点からも求められる商品・サービスを開発・販売することが重要になっています。ここでは、売れる商品・サービスのための、マーケティング戦略について理解します。 
13 第13回 財務管理とロジスティクス  人(ヒト)とともに、金(カネ)や物(モノ)も重要な経営資源です。金(カネ)や物(モノ)の流れが、企業経営を左右します。それらをどのように管理するかということも、重要な経営課題となっています。ここでは、財務管理や物流管理(ロジスティクス)について理解します。 
14 第14回 バリュー・チェーンとブランド価値  近年、急成長をとげた企業は、今までにないビジネスの仕組みを創り出し、その一連の業務の流れ(バリュー・チェーン)の中で、新しい価値を創造することで成功しています。また、価値に基づくブランドの確立も成功要因になっています。ここでは、ビジネスの中で価値を生み出す仕組みについて理解します。
15 第15回 CSRとコーポレート・ガバナンス  企業は、利益を出すためだけに経営されるべきではなく、また経営者や所有者だけのものではありません。企業には、適切な統治と社会的責任を果たすことが求められています。ここでは、企業の統治(コーポレート・ガバナンス)や社会的責任について理解します。 

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