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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2026/07/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
演習ⅠB/Seminar ⅠB
授業コード
/Class Code
B600021020
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACa609/DSCa609
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2026年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水2(後期)/WED2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
山田 耕/YAMADA KO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山田 耕/YAMADA KO 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
対面講義(演習)
授業の目的
/Class Purpose
朝日新聞「(月刊安心新聞plus)遅れた台風被害の把握 「仮想現実」だけ頼る脆弱さ 神里達博」(2019/9/20)に次のような文章があいます:「私たちのほとんどは、現場を見ることなく、メディアを通じて、ものごとを認識する。つまり、メディアが作り出したイメージを、現実として捉えているのだ。(省略)実は社会学者の藤竹暁が、半世紀以上前にすでに、この状況を『擬似環境の環境化』と名付けている。この概念は、当時のマスメディアの分析から得られたものだが、現代のテクノロジーは周知の通り、さらに精緻な『仮想現実化』を推進している。」
上述のように、我々は日々メディア(テレビや新聞だけでなく、SNSに代表されるインターネットも含む)という窓を通して社会の動きを把握しています。基本的に、メディアは自分たちの主義主張に従って情報を取捨選択して報じています(これらの一部は広告やプロパガンダと言われます)。一方で、現代の我々が考えていること、すなわち世論を敏感に感じ取って、それに合わせた報道をすることもあります。このような性質を持つメディアから発信されるメッセージの特徴や傾向を分析することで、情報化社会の在り様を理解することができます。このゼミでは、メディア・ジャーナリズム、もっと言えば情報というものに対するクリティカルな視点を養い、情報を活用するためのリテラシーを獲得することを目指したいと思います。
演習ⅠAで学んだメディアの性質をもう少し勉強して、それを自ら分析していきます。ここで使う手法は内容分析の方法です。この手法は企業の広報部門が自社に対する報道内容を分析したり、マーケティング部門が消費者の声を定量的に把握したりする場面でも使われています。ここでは、一つのテーマを複数の受講者が共有し、チームで議論しながら協調的に作業する形で進めていきます。この活動を通じて専門性を深めるだけでなく、目標の共有、問題解決に向けた責任の分担、困難な問題への対処といったチーム作業に関する経験を積んでほしいと思います。この経験は卒業研究だけでなく、社会人として仲間と協調して仕事をする際に役に立ちます。本講義は一部輪読形式で進めます。担当者は報告資料を準備してから参加してください。
到 達 目 標
/Class Objectives
以下の3つが到達目標となります:
・ヒューマン・コーディングによる分析法を習得します。
・内容分析を使ってなんらかの社会/ビジネスの課題に建設的に言及します。
・グループ内でコミュニケーションをとりながら分析内容や研究テーマについて発表、討論し、プレゼン資料を作成することができます。
授業のキーワード
/Keywords
内容分析、ヒューマンコーディング、メディア研究
授業の進め方
/Method of Instruction
グループワークまたは個人でのレジュメによる報告を中心に進めていきます。必要に応じてグループワークを行い、その理解を深める。履修者の数や関心に応じて、内容や輪読するテキストを(どこを重点的に行うかという意味で)柔軟に変更していきます。受講生は少なくとも2回は発表をしてもらいます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
全講義数の3分の1以上欠席した場合、単位を取得することはできません。また、大学が認めていない事由による遅刻は減点の対象とします。この講義はPCを使う場合があります。その時はノートPCをお持ちください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業で取り扱うテーマに関する配布資料以外の文献や、新聞記事やニュース等に目を通し、提示されたテーマに関して事前に論点を把握しておいてください(少なくとも60分)。その際には、インターネットや図書館を活用して、重要なキーワードの意味をまとめ(30分程度)、わからない部分について調べておいてください。また、社会で起こっている様々なことに関心を持ち、視野を広げるようにしてください(少なくとも60分)。授業内で伝えた課題に取り組むことはもちろんだが、それに関連した事項についての学習にも積極的に取り組んでください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
提出課題を出す場合は、講義内でその内容を指定します。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
講義では、文献・調査の結果あるいはその進捗状況をレポートおよび発表資料にまとめたうえで発表してもらいます。その際の提出物、発表内容、貢献度で評価します(40%)。
授業への参加態度(30%)、課題・分析への取り組み、グループワークへの貢献(30%)をもとに評価します。各自が目的を持ち、主体的・協調的に作業することを重視します。
テキスト
/Required Texts
資料は講義内で必要に応じて指示、もしくはその一部を配布します。一応、参考図書(一部)を使う予定である。
参考図書
/Reference Books
李光鎬・渋谷明子・鈴木万希枝・李津娥・志岐裕子、メディア・オーディエンスの社会心理学(改訂版)、新曜社、2021
ダニエル・リフ・スティーヴン・レイシー・フレデリク・フィコ・日野愛郎、内容分析の進め方 メディア・メッセージを読み解く、勁草書房、2018
有馬明恵、内容分析の方法[第2版]、ナカニシヤ出版、2021
稲田豊史、映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ―コンテンツ消費の現在形、光文社、2022
樋口耕一、社会調査のための計量テキスト分析 第2版、ナカニシヤ出版、2020
上記の資料以外の資料は講義内で必要に応じて指示、もしくはその一部を配布します。参考図書も一部使用する予定です。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 ガイダンス 演習IBの進め方について説明する。
2 2 グループワーク1 自分のことを他者に説明してみましょう。
3 3 グループワーク2 資料を読み解いて他者に説明してもらいます。
4 4 グループワーク3 資料を読み解いて他者に説明してもらいます。
5 5 メディア論1 メディアが青少年に与える影響と消費者行動における口コミの役割について理解していきましょう。
6 6 メディア論2 有権者の政治意識形成におけるメディアの役割と政治報道の影響について理解します。
7 7 メディア論3 生活者としての環境・健康意識とファン心理の構造について理解します。
8 8 メディア論4 ソーシャルメディアにおける情報共有とモバイル時代のコミュニケーションの特性について理解します。
9 9 内容分析とは1 内容分析の定義と特徴を理解し、メディア研究における量的分析手法の意義を学びます。
10 10 内容分析とは2 内容分析の研究デザイン、測定、サンプリング、信頼性と妥当性について理解します。
11 11 内容分析演習1 内容分析を行っている実際の論文を読んで、その分析を再現してみましょう。
12 12 内容分析演習2 内容分析に関する課題を説明します。
13 13 内容分析演習3 グループで課題に対して議論して、分析を進めていきましょう。
14 14 内容分析演習4 分析した結果をまとめていきましょう。
15 15 課題の発表 分析した結果をプレゼンしてもらいます。

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