シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
演習ⅠB/Seminar ⅠB
授業コード
/Class Code
B600021016
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACa609/DSCa609
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水2(後期)/WED2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
宮本 幸平/MIYAMOTO KOHEI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
宮本 幸平/MIYAMOTO KOHEI 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
演習(対面)

授業の目的
/Class Purpose
本ゼミは、経営学部のDPに示す、経営の問題を総合的に分析・解析できる知識と技能の習得のために、経済学及び会計学の基礎理論理解を主題とする。我々が暮らす社会は「経済社会」としての一、経済学及び会計学の基礎理論理解を主題とする。面があり、これは「商品」の流通・消費によって生活が維持されることからも伺える。こうした商品流通には「貨幣」が必要であり、したがって我々の暮らしにおいて貨幣が重要な意味を持ってくる。後期のゼミでは、貨幣をコントロールする「金融」の機能を理解することを目標とする。具体的には、経済活動における「金融」の流れを理解し(経済学の基礎理論を含む)、併せて「金融」の流れを計算・記録する会計の基本的な枠組み(会計学の基礎理論を含む)などの理解を目標とする。
  なお、この授業の担当者は、企業の経理業務を経験している、実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から、演習の運営を行うものとする。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.経済の基本的な仕組みが理解できる。
2.金融商品について理解できる。
授業のキーワード
/Keywords
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を中心として、知識の習得を図る。また、経済に関する新聞記事のプレゼンテーションを行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前学習として、自身が調査した新聞記事と関連する記事を読んでおくこと。(目安として1時間) 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回、新聞記事をまとめたレポートを課す。プレゼンテーションの後にコメントを返す。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポート・プレゼンテーション80%、討論参加度20%として評価する。
テキスト
/Required Texts
毎回、配布する。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 経済のしくみ① 我々の暮らしのなかで経済がどのように動いているか、「貨幣」がどのような役割を果たしているかについて理解する。
2 第2回 経済のしくみ② 我々の暮らしにおいて「貨幣」のコントロールがどのように行なわれているか、それによって暮らしがどのように変化するかについて説明する。
3 第3回 経済のしくみ③ 不況、インフレ、失業などがどのようなプロセスで生じるかについて、基本的な経済理論によって理解する。
4 第4回 経済のしくみ④ 今般の経済動向として世界同時不況(リーマン・ショック)がなぜ起こったか、その理由を経済学および会計学の視点から理論的に説明する。
5 第5回 金融機関のしくみ① 金融機関の中心である「銀行」が我々の生活において果たす役割について説明する。
6 第6回 金融機関のしくみ② 「銀行」が取り扱う金融商品の種類と内容を説明する。また、証券会社の基本的な機能についても触れる。
7 第7回 金融政策のしくみ① 不況、インフレ、失業に対する処方箋としての「金融政策」はどのようなものであるかについて基礎的な理論を説明する。
8 第8回 金融政策のしくみ② 「金融政策」について、やや発展的な経済理論(マクロ経済学)を説明する。
9 第9回 財政政策のしくみ 今般のような不況時において政府が発動する「財政政策」について基礎的な理論を説明する。
10 第10回 経済活動と会計の関係 我々が行なう経済活動は「取引」単位に集約され、「会計」によって計算・記録する。そこで、日々の経済活動がどの様に「会計」によってまとめられるかについて説明する。
11 第11回 会計学の基礎理論 経済活動が「取引」単位に集約される「会計」がいかにして計算されるか(会計の計算構造)について、その概略を説明する。
12 第12回 金融派生商品の取引(先物取引) 金融派生商品(デリバティブ)のうち、「先物取引」の具体的な取引内容と会計上の計算の方法を説明する。
13 第13回 金融派生商品の取引(オプション取引) 金融派生商品(デリバティブ)のうち、「オプション取引」の具体的な取引内容と会計上の計算の方法を説明する。
14 第14回 金融派生商品の取引(金利スワップ取引) 金融派生商品(デリバティブ)のうち、「金利スワップ取引」の具体的な取引内容と会計上の計算の方法を説明する。
15 第15回 学習内容の討論 演習で学んだ内容に基づき、討論を行う。

科目一覧へ戻る