シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
演習ⅠB/Seminar ⅠB
授業コード
/Class Code
B600021007
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACa609/DSCa609
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水2(後期)/WED2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
小澤 優子/OZAWA YUKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小澤 優子/OZAWA YUKO 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
対面授業「演習」
授業の目的
/Class Purpose
<主題>
この科目は、学部のDPにある経営の問題を総合的に分析・解析できる知識・技能を修得することを目指すものである。企業経営に関する基本的な理解や、実際の企業経営に関する理解を必要とします。
今日の企業において、近年、比較的新しい問題領域が重要視されている。企業が我々ステークホルダーに与える影響が大きくなっているために、企業の果たすべき責任を明らかにしようとする企業の社会的責任(CSR)に関するものがそれである。そして、その中でも、誰のために企業経営がなされるべきであるのか、如何に経営者をチェックするのか、などといったコーポレート・ガバナンス(企業統治)の問題がとりわけ重要な課題として指摘される。本研究演習ではこれらの問題を実践と理論の両側面から学習し、企業のあるべき姿を考えていく。演習ⅠBにおいては、前期の演習ⅠAの理論的な理解に基づいて、実際の企業の取組を検討することにより、それらの実践的な側面について理解を深めていく。
<目的>
・企業経営の全体像を理解することができる。
・「企業の社会的責任(CSR)」と「コーポレート・ガバナンス」という問題について、理論と実践とを関連付けて説明することができる。
到 達 目 標
/Class Objectives
・近年話題になっている問題について説明することができる。
・企業が取り組むべき課題に関心を持ち、自分なりの見解を明らかにできるようになる。
・実際の企業経営について、そこで生じる問題についてより深く理解し、対応策や展望などを提示できるようになる。
授業のキーワード
/Keywords
株式会社、CSR、ESG、環境、人権、コーポレート・ガバナンス、ステークホルダー、サステナビリティレポート
授業の進め方
/Method of Instruction
少人数のグループワークが中心となります。
履修するにあたって
/Instruction to Students
積極的に授業やゼミ活動に参加することを望みます。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業時間内に報告準備の時間はあまりとれないため、授業時間外にグループで集まって報告の準備をする必要があります。必ずグループ毎に相談をし、報告のための準備を主体的に行いましょう。また、報告が始まってからは、その内容の振り返りを2時間程度行うことが不可欠となります。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
報告の際には、報告者に対する意見や疑問点に関する積極的な発言を求めます。また、報告の際に、報告グループの内容に対してコメントシートを提出してもらいます。そして、この内容全体を報告グループにフィードバックし、より良い内容のために役立てていきます。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
3分の2以上の出席が必要となる。そのうえで、発表(30%)や質疑応答への参加状況(40%)を中心に、授業毎の課題や期末レポートの提出状況(30%)をあわせて総合的に判断する。
テキスト
/Required Texts
特定のものは使用しない。
参考図書
/Reference Books
伊丹敬之『日本型コーポレートガバナンス』日本経済新聞社、2000年。
佐久間信夫 編著『現代経営学』学文社、2005年。
吉田和夫・大橋昭一監修『基本経営学用語辞典』同文館出版、2015年。
これ以外に、必要に応じて授業中に指示します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション 演習ⅠBの進め方などについて説明する。
2 第2・3回 理論的な内容の確認 演習ⅠAで学習したCSR(企業の社会的責任)とコーポレート・ガバナンス(企業統治)に関する基本的な見解を再度、確認しておく。そのうえで、この回以降の報告に向けて、グループ分けしたり担当個所を決定したりしていく。
3 第4・5・6回 報告の準備 報告に向けて、グループ毎に準備を進めていく。理論的な内容の分析をより深く進めると同時に、実際の企業の取組を検討していく。
4 第7回 中間報告 全ての報告グループの中間報告を行い、報告の全体像の確認をしていく。
5 第8・9回 報告の準備(最終報告に向けて) 中間報告での意見をもとに構成や内容の修正を行い、最終報告のための準備を進めていく。
6 第10~13回 報告会 毎回1グループ毎の報告会を実施し、その内容に関して演習Ⅰのメンバー全員でディスカッションをしていく。その際、報告者以外のメンバーには、報告内容に関するコメントシートの提出を求める。
7 第14回 報告の反省 グループ毎に、ディスカッションの内容やフロア側から出されたコメントシートを基に、報告内容を振り返る。
8 第15回 演習Ⅰ全体のまとめ これまで学んだことに関する全体内容の確認を行う。また、演習Ⅱや卒業論文の作成に向けてのガイダンスを行う。

科目一覧へ戻る