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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
演習ⅠA/Seminar ⅠA
授業コード
/Class Code
B600011007
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACa508/DSCa508
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水2(前期)/WED2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
小澤 優子/OZAWA YUKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小澤 優子/OZAWA YUKO 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
対面授業「演習」
授業の目的
/Class Purpose
<主題>
この科目は、学部のDPにある経営の問題を総合的に分析・解析できる知識・技能を修得することを目指すものである。経営学に関する基礎知識を必要とします。
今日の企業において、近年、比較的新しい問題領域が重要視されている。企業が我々ステークホルダーに与える影響が大きくなっているために、企業の果たすべき責任を明らかにしようとする企業の社会的責任(CSR)に関するものがそれである。そして、その中でも、誰のために企業経営がなされるべきであるのか、如何に経営者をチェックするのか、などといったコーポレート・ガバナンス(企業統治)の問題がとりわけ重要な課題として指摘される。本研究演習ではこれらの問題を実践と理論の両側面から学習し、企業のあるべき姿を考えていく。まず、演習ⅠAにおいては、それらの理論的な側面について検討していく。
<目的>
・企業経営の全体像を理解することができる。
・「企業の社会的責任(CSR)」と「コーポレート・ガバナンス」という問題について、説明することができる。
到 達 目 標
/Class Objectives
・近年話題になっている問題について説明することができる。
・企業が取り組むべき課題に関心を持ち、自分なりの見解を明らかにできるようになる。
・実際の企業経営について、そこで生じる問題について理解し、対応策などを提示できるようになる。
授業のキーワード
/Keywords
株式会社、CSR、コーポレート・ガバナンス、ステークホルダー
授業の進め方
/Method of Instruction
少人数のグループワークが中心となります。
履修するにあたって
/Instruction to Students
積極的に授業やゼミ活動に参加することを望みます。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業時間内に報告準備の時間はあまりとれないため、授業時間外にグループで集まって報告の準備をする必要があります。必ずグループ毎に相談をし、報告のための準備を主体的に行いましょう。また、報告が始まってからは、その日の報告内容の復習を事後学習として2時間程度行うことが不可欠となります。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
報告の際や期末にレポートなどの提出を求めます。報告の際のレポートは、次の演習の際にいくつかの回答をサンプルとしてあげ、理解を深めるようにします。また、期末のレポートに関しては、一人ずつ添削をしたうえで、提出の翌週に返却します。
演習科目ということを考え、報告の際に意見や疑問点を積極的に発言するようにしましょう。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
3分の2以上の出席が必要となる。そのうえで、発表(30%)や質疑応答への参加状況(40%)を中心に、授業毎の課題や期末レポートの提出状況(30%)をあわせて総合的に判断する。
テキスト
/Required Texts
特定のものは使用しない。
参考図書
/Reference Books
伊丹敬之『日本型コーポレートガバナンス』日本経済新聞社、2000年。
佐久間信夫 編著『現代経営学』学文社、2005年。
吉田和夫・大橋昭一監修『基本経営学用語辞典』同文館出版、2015年。
これ以外に、必要に応じて授業中に指示します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション 演習Ⅰの進め方などについて説明する。
2 第2・3回 コーポレート・ガバナンスとCSRに関する基本的な見解 CSR(企業の社会的責任)とコーポレート・ガバナンス(企業統治)に関する基本的な見解を学習する。そのうえで、この回以降の報告に向けて、グループ分けしたり担当個所を決定したりしていく。
3 第4・5・6回 報告の準備 報告に向けて、グループ毎に準備を進めていく。その過程で、図書館の利用方法や、日経テレコンの使い方、また、有価証券報告書やCSRレポートなどの見方を学習していく。
4 第7回 中間報告 報告に向けての内容確認や進捗状況などについて、中間報告をグループごとに行う。
5 第8・9・10回 企業形態の発展、ならびに、CSRとコーポレートガバナンス まずは株式会社に至るまで企業がどのように発展したのか、それによって、どのような問題が企業にとって重要になったのかを学習する(1グループ目)。また、CSRとコーポレートガバナンスの理論的な内容に関して、2・3グループ目の報告を基に議論をしていく。
6 第11・12回 事例研究 前回までの学修内容をもとに、CSRとコーポレートガバナンスに関して、実際の企業が公表しているそれらのレポートを検討していく。
7 第13・14回 レポート作成 演習ⅠAで学んだ内容について、各自レポートを作成することを通じて、その内容の確認を行う。
8 第15回 演習ⅠAのまとめ これまで学んだことに関する内容の確認を行う。また、レポートを返却する。

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