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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
演習ⅠA/Seminar ⅠA
授業コード
/Class Code
B600011001
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACa508/DSCa508
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水2(前期)/WED2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
赤坂 義浩/AKASAKA YOSHIHIRO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
赤坂 義浩/AKASAKA YOSHIHIRO 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
対面講義(演習)で開講します。
授業の目的
/Class Purpose
 本科目は、3年次配当のコア科目・選択必修科目であり、経営学部ディプロマ・ポリシー「5.経営の問題を総合的に分析・解析できる知識・技能を修得する」ことが出来るようになることが目的である。
 受講者は、近世から現代に至る日本の企業経営諸制度の歴史を学ぶことにより、今日、日本企業が直面している経営上の諸課題について、自律的に分析、考察することが出来るようになる。
到 達 目 標
/Class Objectives
 日本における経営諸制度の歴史を学ぶことにより、企業経営の仕組みや成り立ち、あるいは、日本企業が直面している様々な問題に関する理解を深め、解決策を自律的に考察出来るようになることが目的である。
授業のキーワード
/Keywords
経営史、経済史、株式会社制度、企業家、企業者史
授業の進め方
/Method of Instruction
 毎回講義前に、チームごとに予習、報告資料づくり、質疑応答の準備を行う。講義中では、内容についてプレゼンテーションをしてもらい、質問に応えてもらう。このような形式で、テキストを講読する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
 プレゼンテーションを担当するチームのメンバーはもちろん、それ以外の受講者も、事前にテキストを読んでおかなければならない。積極的に質疑応答、ディスカッションに参加しなければ、ただ出席しているだけでは単位を付与しない。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
 テキスト内容の予習、専門用語の調査、当該時期の日本経済の状況に関する調査などの予習が必要である。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
特になし。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
 プレゼンテーションを担当するチームのメンバーは、準備作業と当日のプレゼンテーションに関するメンバーの貢献度を相互評価する「貢献点」と、質疑応答の状況について「発言点」、さらに、プレゼンテーションを聞いた受講者が、その内容がどれくらい明瞭に伝わったかを査定する「プレゼンテーション評価点」(A~Cの3段階)を加算する。それ以外の受講者は、質疑応答に参加した分だけ「発言点」を加算する。
 それらの合計点数から、欠席回数、遅刻回数に応じて減点を行う。それらの結果を成績評価とする。
テキスト
/Required Texts
宮本又郎・岡部桂史・平野恭平編著『1からの経営史』(碩学舎、2014年)
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンスと準備 本ゼミの進め方に関するガイダンスと、プレゼンテーションのチーム分け、順番の決定等、テキスト講読の準備を行う。
2 第2回 第1章 江戸時代の経営 この回では、江戸時代の商家経営の諸制度について学ぶ。
3 第3回 第2章 明治の企業家たち  この回では、明治の企業家の起源やタイプ、企業家精神について学ぶ。
4 第4回 第3章 近代産業経営の成立  この回では、近代紡績業を事例に、近代産業分野の企業の経営について学ぶ。
5 第5回 第4章 財閥の多角化と組織  この回では、三菱を事例に、財閥の誕生と発展、コンツェルン体制の整備など、財閥の経営について学ぶ。
6 第6回 第5章 重化学工業化と新興財閥 この回では、既成財閥が進出しなかった化学工業を手がけた新興財閥の経営について学ぶ。
7 第7回 第6章 技術経営の誕生  この回では、電気機器メーカーを事例に、企業の技術開発について学ぶ。
8 第8回 第7章 [日本的]人事管理とサラリーマンの誕生 この回では、日立製作所を事例に、企業の人的資源管理、人事管理について学ぶ。
9 第9回 第8章 都市型ビジネスの成立  この回では、戦間期の都市化の進展にともなって成立した電鉄業や都市型産業の経営について学ぶ。
10 第10回 第9章 経済民主化と企業変革 この回では、第2次大戦後の占領期における企業経営の変化について学ぶ。
11 第11回 第10章 大衆消費社会の到来と家電メーカーの発展 この回では、高度成長期における家電メーカーを事例に、企業者活動、技術革新と大量生産体制の確立、販売網の構築について学ぶ。
12 第12回 第11章 企業集団とメインバンク この回では、財閥が変化して形成された企業集団の経営と、メインバンク・システムについて学ぶ。
13 第13回 第12章 日本的生産システムの形成 この回では、トヨタ自動車のトヨタ生産システムを事例に、戦後の日本的生産システムの形成過程について学ぶ。
14 第14回 第13章 流通のイノベーション この回では、総合スーパー、コンビニエンス・ストアの登場と発展など、高度成長期における流通の革新について学ぶ。
15 第15回 第14章 変貌する総合商社 この回では、明治以来日本の貿易を担ってきた総合商社の経営変革について学ぶ。

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